明太子入り卵焼き
お弁当の定番、卵焼きにひと工夫。明太子とねぎを入れて焼きました。写真のように巻くのが難しければ、最初から、卵に明太子とねぎを混ぜて、スクランブルエッグにしてもよし。明太子のおいしさが加わった卵焼きは、ひと味違って、お弁当のおかずにぴったりなので、形にとらわれずに作ってみてください。
お弁当の定番、卵焼きにひと工夫。明太子とねぎを入れて焼きました。写真のように巻くのが難しければ、最初から、卵に明太子とねぎを混ぜて、スクランブルエッグにしてもよし。明太子のおいしさが加わった卵焼きは、ひと味違って、お弁当のおかずにぴったりなので、形にとらわれずに作ってみてください。
技あり! と自画自賛できるおむすび三種。ちりめんじゃこを入れて炊いたごはんに、赤い梅干し、緑のクレソン、紫のしば漬けとたくあんを混ぜました。小ぶりに丸くにぎったら、なんとも可愛らしい姿に。もちろん味も保証つき。ひょいとつまんで、パクパク食べられます。
チヂミは、今や冷凍品もあるので、説明は不要かもしれませんが、いわば韓国のお好み焼き。小麦粉の生地に、野菜や魚介を入れて焼いたものです。これはシンプルに、にらといかで作ったもので、思い立ったときにできるのが気に入っています。生地を裏返したあと、まわりにごま油を流しながら焼くと、表面がカリッと仕上がります。
大人も子供も楽しみなクリスマス。家族や友人と家でパーティーという方へ、今年のメニューは、決まっていますか。料理担当者としては、いちばん頭を悩ませるところ。そこで今回は、こんなクリスマスレシピを考えました。まずはディップを2種、とりあえずテーブルに出しておいて、パンやクラッカーにのせて、適当につまんでもらいます。みんながそろったところで、熱々のえびのアヒージョを出し、宴たけなわで、メインのチキンクリームシチュー登場というのは、いかがでしょうか。大変そうに見えるかもしれませんが、あらかじめ準備をしておけるものも多々あるので、当日そんなに慌てることはありません。さあ、腕まくりして、始めましょう!
人が来るとき、いつも重宝しているのが、ディップの類い。たいてい、材料をビューンとフードプロセッサーにかければでき上がりなので、楽チンというのもありますが、これがあると、パーティーの始まりから終わりまで、みんなちょいちょいつまんでくれて、とても座持ちがいいのです。ご紹介したこの2つは、わが家の定番。黒パンやメルバトーストのほか、カラフルな野菜スティックも添えて、「お好みでどうぞ」とすすめています。
スペインの小皿料理として、すっかり日本でもおなじみになった一品。にんにくの香りの移ったたっぷりのオリーブ油で、えびを炒め煮にするだけ。小さなえびなら、殻つきのまま焼くと、ぐんと香ばしくなります。えびはもちろん、焼いたあとのオリーブ油がまた格別で、パンにつけると、止まらないおいしさです。
ご存じ、北海道自慢の鍋料理。地元の人に作り方を聞くと、「味つけは、みそで」とか、「いやいや、酒粕がおいしいよ」など、いろいろなアドバイスが返ってきて、石狩鍋がいかに愛されているかがわかります。これは、函館の居酒屋のおかみさんに習ったもので、にんにくをコロン、コロンと丸ごと入れるのがポイント。にんにくが鮭特有のくせを上手に消してくれて、さらに煮上がったときはほくほくという、うれしいおまけつきです。みそは、お手持ちのものでかまいません。個人的には、白みそで作ってもおいしいと思うと言ったら、北海道の人は驚くかな?
スンドゥブは、「純豆腐」と書く韓国のおぼろ豆腐。これを使った鍋が、今やいたるところで人気です。いろいろな作り方がありますが、わが家流は、主役の豆腐に加え、手近な豚肉、あさり、白菜キムチが準主役。特別な韓国材料は必要ないので、みなさんにすすめています。肉、貝、キムチとそれぞれの材料からいいだしが出るおかげで、味つけもしょうゆで決まるのがいいところ。あっさりとしていながら、うまみ豊かな煮汁になります。あとは、お好みしだい。濃厚にしたいときは、コチュジャンや、韓国赤唐辛子、みそなどを加えてみてください。
豚肉に魚介を混ぜたあんは、広東(カントン)風餃子。ぷりっとしたえびのうまみが加わって、ひと味違う餃子になります。友人へのお土産にしたら、「子供たちに大好評でした」とのうれしい反響がありました。えびの代わりに、缶詰の帆立てでもおいしく、ここでは揚げましたが、ゆでる、蒸す、焼くと、どう調理してもかまいません。いざとなったら、ひだをつけずに、ペタンと半分に折って包むのも手。なによりも、自由に楽しんでお作りください。
「しりしり」は沖縄の郷土料理。にんじんを「しりしり器」といわれるスライサーで細切りにするときの音から、その名があるとも言われています。作り方は、家庭ごとに違うと聞きますが、わが家では、大好きな沖縄料理店のおばあが作ってくれた、にんじんしりしりがお手本です。にんじんをバターで炒めるところがポイントで、風味抜群。これに、ツナ、豆腐、卵が入るので、栄養も申し分なし。これは、限りなく主菜に近い小さなおかず、かな。
野菜のきんぴらは、小さなおかずの代表格。ピーマンなら、炒める時間も短いので、作る気力もわいてきます。じゃこ好きなので、つい加えてしまいますが、じゃこなしでもかまいません。ただ、じゃこが入ると、小魚特有のうまみが加わって、格好のごはんの友になります。じゃこの代わりに、仕上げにかつお節をふる手もあり。このしょうゆとみりんが同量の合わせ調味料は、いろいろな野菜のきんぴらに使えるのが、いいところ。小口切りのセロリ、薄切りのれんこんでもおいしくできます。
カルパッチョは、元々は生の薄切り牛肉で作る料理ですが、刺身のおいしい日本で、魚介のカルパッチョとして人気を得ました。鯛、帆立て貝柱、サーモンなど、身近にあるいろいろな魚で楽しめるのがうれしいメニュー。レモン汁とオリーブ油をかけてもおいしいのですが、わが家の最近のヒットは、このヨーグルトソースです。
その昔、ツナはイタリアでも人気と聞いて、きっと現地には、日本人が大好きなメニューがあるはずと、いろいろ試しました。サラダはもちろん、ツナソースにしたり、クリームで煮たり。これは、ツナを使ったパスタソースのなかでも、簡単でおいしい、一押しの一品です。
そもそもは三十数年前に、台湾の友人に習った料理。日本の刺し身と違い、紅白の千切り野菜をたっぷりと器に敷き、刺し身の上に、香ばしく揚げたワンタンの皮や松の実を散らした華やかさに感激しました。さらに、極めつけはたれのおいしさ。オイスターソースとごま油風味のしょうゆだれで、立派な中華のごちそうになります。以来、もてなしに、つまみにと、作り続けています。
あさりといえば、みそ汁や酒蒸しが得意という方も多いのでは? おつまみにしたいときは、少し目先を変えて、こんな中華風の一品はいかがでしょう。にんにくとしょうがを炒め、紹興酒風味のしょうゆだれをかけて蒸し煮するだけ。あつあつに、豆板醤を添えてすすめてみてください。見る見る貝殻の山ができるはず。
一見、見慣れたえびフライ。ですが、口にしたとたん、「あれっ!?」となる人が多数。 ふわっとにんにくやごま油が香って、ひとつまたひとつと手がのびる、くせになる一品です。 立派なえびの必要はありません。むしろ、一口でパクリと食べられるよう、手近なバナメイえびがおすすめなのも二重丸。
わが家では、「たたき」と人気を二分するかつお料理。ごま酢といっても、だしをきかせて飲めるくらいに調えているので、酸っぱいのが苦手という人にもすすめてみてください。 目先が変わるので、最近は、来客のときに、このごま酢かけを出すことが多くなりました。「初めて食べた」「おいしいものですね」という感想が返ってきてうれしくなります。
ゆでてほくほくのじゃが芋と、ほんのりにんにくのきいた明太子ペーストの相性が抜群。 いわば、ギリシャの名物料理タラモサラタの簡単版です。全体をざっくり混ぜ合わせてもおいしく、お酒を飲まない人も、子供たちも、新しいポテトサラダとして楽しめます。お酒派なら、やっぱり白ワインかな。
おすし屋さんでも、一番人気と聞くサーモン。生食用が、スーパーで一年中手に入るので、身近になりました。すりごまたっぷりのごまだれをからめて、簡単サーモン丼はいかがですか。1杯目はあつあつごはんにのせ、2杯目はお茶漬けにする手もあり。そうそう、ごはんをすしめしにするのもおすすめです。
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