えびのアヒージョ
川津幸子さんの「これ、作ってみて!」川津幸子
スペインの小皿料理として、すっかり日本でもおなじみになった一品。にんにくの香りの移ったたっぷりのオリーブ油で、えびを炒め煮にするだけ。小さなえびなら、殻つきのまま焼くと、ぐんと香ばしくなります。えびはもちろん、焼いたあとのオリーブ油がまた格別で、パンにつけると、止まらないおいしさです。
材料(4人分)
- えび(バナメイえび)
- 16~20尾
- にんにく
- 2片
- 赤唐辛子
- 1本
- 塩
- 適量
- オリーブ油
- 大さじ3
- 好みでバゲット
- 適量
作り方
- 1.えびは背わたを抜いて殻を取り、塩少々をまぶしてもむ。さっと洗い、水気を拭き取る。
- 2.にんにくはみじん切りにする。薄切りにしてもよい。赤唐辛子は2つに切って、種を除く。
- 3.鍋にオリーブ油とにんにく、塩少々を入れて火にかけ、にんにくが薄く色づいたら、えび、赤唐辛子を入れて、上下を返しながら2分ほど炒め煮にする。好みで、炒めたオリーブ油に、バゲットをつけて食べる。
川津幸子
かわつ・ゆきこ 料理編集者、料理研究家。雑誌『オレンジページ』創刊や、栗原はるみさんの『ごちそうさまが、ききたくて。』など数々のヒット作を手掛けた後、1995年から1年間エコールキュリネール国立(現エコール辻東京)でフランス料理を学ぶ。以後は、料理研究家と編集者を兼ねながら、料理の楽しさを伝えている。作る人の視点に立った、簡単でおいしい料理が好評で、『100文字レシピ』シリーズをはじめ、『いつもキッチンからいいにおい』(オレンジページ)、『ごはんよ、急げ!』『さあ、腕まくり』(幻冬舎)、『そろそろ大人のおいしい暮らし』(マガジンハウス)、『100円100品100文字レシピ』(文藝春秋)、『しゃばけごはん』(新潮社)など著書多数。新潮文庫「100文字レシピ」の全シリーズが、電子書籍になって好評配信中。
この記事はいかがでしたか?
この記事のキーワード
あなたのSNSでこの記事をシェア!