菜の花のからしあえ
川津幸子さんの「これ、作ってみて!」川津幸子
彩りに、緑の野菜も一品ほしいところ。この季節なら、菜の花がおすすめです。ちょっと大人のからしあえにしてみませんか。きりっときかせたからしの風味が、花見酒派に喜ばれるつまみになります。子どもには、ごまあえにする手もあり。ポイントは、ただ一つ。菜の花のゆですぎに、ご用心を!
材料(4人分)
- 菜の花
- 1束
- 粉からし
- 小さじ1
- しょうゆ
- 大さじ1〜1と1/2
- 砂糖
- 小さじ1
- 塩
- 小さじ2
作り方
- 1.菜の花は根元を薄く切り落とし、水につけてピンとさせる。熱湯5カップに塩を加えてさっとゆで、ざるに広げて冷ます。
- 2.粉からしは水小さじ1で溶いて5分ほどおき、しょうゆと砂糖を加えて混ぜる。
- 3.(1)の水気を絞って、長さを2〜3等分し、(2)に加えてあえる。
菜の花は、ゆでる前に、根元を薄く切って、水につけておきます。30分もすれば、みずみずしさを取り戻して、ご覧のように元気になります。これをゆでるから、おいしい。
川津幸子
かわつ・ゆきこ 料理編集者、料理研究家。雑誌『オレンジページ』創刊や、栗原はるみさんの『ごちそうさまが、ききたくて。』など数々のヒット作を手掛けた後、1995年から1年間エコールキュリネール国立(現エコール辻東京)でフランス料理を学ぶ。以後は、料理研究家と編集者を兼ねながら、料理の楽しさを伝えている。作る人の視点に立った、簡単でおいしい料理が好評で、『100文字レシピ』シリーズをはじめ、『いつもキッチンからいいにおい』(オレンジページ)、『ごはんよ、急げ!』『さあ、腕まくり』(幻冬舎)、『そろそろ大人のおいしい暮らし』(マガジンハウス)、『100円100品100文字レシピ』(文藝春秋)、『しゃばけごはん』(新潮社)など著書多数。新潮文庫「100文字レシピ」の全シリーズが、電子書籍になって好評配信中。
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