レシピ

桜の下で広げたい!「お花見弁当」BEST4

川津幸子さんの「これ、作ってみて!」
川津幸子
2023.03.27

撮影=岡本真直/スタイリング=綾部恵美子/料理・文=川津幸子

2023.03.27

撮影=岡本真直/スタイリング=綾部恵美子/料理・文=川津幸子

この記事のキーワード
この記事をシェア
1年点検を受けると、だれにでもチャンス

桜の便りが届くようになると、「お花見弁当」の文字も、あちこちの店で見かけるようになります。子供の頃、明日は家族でお花見となると、お弁当の準備をする母親のそばをチョロチョロしながら、気持ちが浮き立つのを感じました。お花見の楽しさはもうこのときから、始まっていた気がします。市販のお弁当を買うのも手っ取り早いけれど、今年はお花見弁当を作ってみませんか。ごちそうの必要はなく、ふだんのおかずを詰めるだけでも十分。あとは、紅白かまぼこの力を借りれば、なんとか絵になってくれます。現地で、わーっとみんなの歓声が上がれば、挑戦してよかったと、努力も報われますよ。

じゃこごはんおむすび三種

桜の花と三種のおむすび

技あり! と自画自賛できるおむすび三種。ちりめんじゃこを入れて炊いたごはんに、赤い梅干し、緑のクレソン、紫のしば漬けとたくあんを混ぜました。小ぶりに丸くにぎったら、なんとも可愛らしい姿に。もちろん味も保証つき。ひょいとつまんで、パクパク食べられます。

肉だんごと野菜のうま煮

お皿に盛られた肉だんごと野菜のうま煮

肉だんごがお弁当に入っているとうれしいのは、わたしだけ? 肉だねを焼いたり、揚げたりする手間がないよう、煮汁にポトンポトンと落として煮るだけの気楽な肉だんごです。さらに、その肉のうまみの出た煮汁で、野菜や油揚げを「あと炊き」にすれば、無駄なく、バランスのよいおかずが調って、一石二鳥!

明太子入り卵焼き

桜の花びらと明太子入り卵焼き

お弁当の定番、卵焼きにひと工夫。明太子とねぎを入れて焼きました。写真のように巻くのが難しければ、最初から、卵に明太子とねぎを混ぜて、スクランブルエッグにしてもよし。明太子のおいしさが加わった卵焼きは、ひと味違って、お弁当のおかずにぴったりなので、形にとらわれずに作ってみてください。

菜の花のからしあえ

お皿に盛られた菜の花のからしあえ

彩りに、緑の野菜も一品ほしいところ。この季節なら、菜の花がおすすめです。ちょっと大人のからしあえにしてみませんか。きりっときかせたからしの風味が、花見酒派に喜ばれるつまみになります。子供には、ごまあえにする手もあり。ポイントは、ただ一つ。菜の花のゆですぎに、ご用心を!

本連載のウェブ掲載は今月が最終回となります。次回からは、冊子版『JAF Mate』(1月・4月・7月・10月発行)に掲載されますので、冊子版にて引き続きお楽しみ下さい。

川津幸子

かわつ・ゆきこ 料理編集者、料理研究家。雑誌『オレンジページ』創刊や、栗原はるみさんの『ごちそうさまが、ききたくて。』など数々のヒット作を手掛けた後、1995年から1年間エコールキュリネール国立(現エコール辻東京)でフランス料理を学ぶ。以後は、料理研究家と編集者を兼ねながら、料理の楽しさを伝えている。作る人の視点に立った、簡単でおいしい料理が好評で、『100文字レシピ』シリーズをはじめ、『いつもキッチンからいいにおい』(オレンジページ)、『ごはんよ、急げ!』『さあ、腕まくり』(幻冬舎)、『そろそろ大人のおいしい暮らし』(マガジンハウス)、『100円100品100文字レシピ』(文藝春秋)、『しゃばけごはん』(新潮社)など著書多数。新潮文庫「100文字レシピ」の全シリーズが、電子書籍になって好評配信中。

この記事のキーワード
この記事をシェア

この記事はいかがでしたか?