ツナのトマトソースパスタ
川津幸子さんの「これ、作ってみて!」川津幸子
その昔、ツナはイタリアでも人気と聞いて、きっと現地には、日本人が大好きなメニューがあるはずと、いろいろ試しました。サラダはもちろん、ツナソースにしたり、クリームで煮たり。これは、ツナを使ったパスタソースのなかでも、簡単でおいしい、一押しの一品です。
材料(4人分)
- ペンネ
- 250g
- ツナ缶詰(大)
- 1缶
- 玉ねぎ
- 1/4個
- にんにく
- 1片
- トマト水煮缶詰(カットタイプ。400g)
- 1缶
- 塩、こしょう
- 各適量
- オリーブ油
- 大さじ3
作り方
- 1.玉ねぎ、にんにくは、みじん切りにする。
- 2.鍋にオリーブ油とにんにくを入れて火にかけ、香りが立ったら、(1)の玉ねぎを入れて10分ほど弱火で炒める。
- 3.トマト水煮を缶汁ごと加え、塩小さじ3/4、こしょうをふって、ときどき混ぜながら10分ほど煮る。
- 4.仕上げに、缶汁をきったツナを混ぜ合わせる。
- 5.熱湯2Lに塩小さじ4を加えてペンネをゆで、ゆで汁をきったら、(4)のソースに加えてあえる。
みじん切りのにんにくを熱い油に入れると、一瞬で焦げてしまいます。にんにくを炒めるときは、冷たいオリーブ油と合わせてから火にかけ、ゆっくりと香りを油に移すのがこつです。
川津幸子
かわつ・ゆきこ 料理編集者、料理研究家。雑誌『オレンジページ』創刊や、栗原はるみさんの『ごちそうさまが、ききたくて。』など数々のヒット作を手掛けた後、1995年から1年間エコールキュリネール国立(現エコール辻東京)でフランス料理を学ぶ。以後は、料理研究家と編集者を兼ねながら、料理の楽しさを伝えている。作る人の視点に立った、簡単でおいしい料理が好評で、『100文字レシピ』シリーズをはじめ、『いつもキッチンからいいにおい』(オレンジページ)、『ごはんよ、急げ!』『さあ、腕まくり』(幻冬舎)、『そろそろ大人のおいしい暮らし』(マガジンハウス)、『100円100品100文字レシピ』(文藝春秋)、『しゃばけごはん』(新潮社)など著書多数。新潮文庫「100文字レシピ」の全シリーズが、電子書籍になって好評配信中。
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