肉だんごと野菜のうま煮
肉だんごがお弁当に入っているとうれしいのは、わたしだけ? 肉だねを焼いたり、揚げたりする手間がないよう、煮汁にポトンポトンと落として煮るだけの気楽な肉だんごです。さらに、その肉のうまみの出た煮汁で、野菜や油揚げを「あと炊き」にすれば、無駄なく、バランスのよいおかずが調って、一石二鳥!
肉だんごがお弁当に入っているとうれしいのは、わたしだけ? 肉だねを焼いたり、揚げたりする手間がないよう、煮汁にポトンポトンと落として煮るだけの気楽な肉だんごです。さらに、その肉のうまみの出た煮汁で、野菜や油揚げを「あと炊き」にすれば、無駄なく、バランスのよいおかずが調って、一石二鳥!
調味料は、塩とバターだけ。だけど、これににんにくが加わると、こんなにも食欲をそそる風味になるのかと、作るたびに感心します。わが家でのごはん会でもよく登場するのですが、あっという間に骨の山ができるのが、いちばんの励みです。何をかくそう、わが家では、残った煮汁で味つけした炒飯も、人気。手羽元の代わりに、手羽先や、鶏スペアリブでもおいしく、Aの塩をしょうゆ大さじ2に代えたバージョンも、格好のごはんのおかずになります。
大人も子供も楽しみなクリスマス。家族や友人と家でパーティーという方へ、今年のメニューは、決まっていますか。料理担当者としては、いちばん頭を悩ませるところ。そこで今回は、こんなクリスマスレシピを考えました。まずはディップを2種、とりあえずテーブルに出しておいて、パンやクラッカーにのせて、適当につまんでもらいます。みんながそろったところで、熱々のえびのアヒージョを出し、宴たけなわで、メインのチキンクリームシチュー登場というのは、いかがでしょうか。大変そうに見えるかもしれませんが、あらかじめ準備をしておけるものも多々あるので、当日そんなに慌てることはありません。さあ、腕まくりして、始めましょう!
フランス料理をベースにした本格クリームシチューをご紹介します。というと、手が込んでいそうですが、まずは、肉を焼き、野菜を炒めてスープで煮るのは、おなじみの手順。ポイントは、牛乳を加えてからのとろみのつけ方で、ここでは、小麦粉とバターを炒めたルウを作りました。焦がさないよう、さらさらになるまで炒めるのがコツですが、初めての方は、動画があるので、こちらを参考にしてください。ただ、ルウが難しければ、玉ねぎを炒めたところに小麦粉大さじ2をふり入れて炒めておく、さらにこれも難しければ、仕上げに水溶き片栗粉でとろみをつけるなど、簡単な方法はあるので、諦めないで。何より、手作りのクリームシチューならではの、優しくクリーミィなおいしさを体験していただきたいと願っています。市販のルウ派も、一度ぜひお試しください。
炒めた鶏ひき肉を調味して、ごはんにのせたのが、ガパオライス。難しそうに思えるのが、その味つけですが、なんのことはない、ナンプラー、オイスターソース、しょうゆで簡単に作れます。「ガパオ」を意味するホーリーバジルは手に入りにくいので、香菜(パクチー)を使いましたが、ごはんにかけたおいしさは同じ。ぜひ、目玉焼きを添えてどうぞ! あなたはカリカリ目玉焼き派、それとも、しっとり派?
今や、鶏のから揚げは、日本各地の自慢のから揚げのほか、韓国風、台湾風など、選ぶのに迷うほど。そんな百花繚乱のから揚げ界に、名乗りを上げたいのが、このタイ風フライドチキン。ナンプラーとにんにく、こしょうで下味をつけ、あとは小麦粉をまぶして揚げるだけと、いたってシンプルですが、揚げ立てに、甘いスイートチリソースをつけると、から揚げの香ばしさと塩味がぐんと引き立って、止まらなくなります。鶏肉は、骨つきの手羽元のほか、鶏スペアリブもおすすめですが、手軽に鶏もも肉でもかまいません。
まぎれもないフランス料理。だから、作り方を明かすと、「本当にそれだけ?」と驚かれるのが愉快です。ポイントは、鶏肉を皮目から香ばしく焼くこと。フライパンに肉を入れたら、3分間は、肉もフライパンも動かさずに、じっと我慢!
関連するキーワード