レシピ

タイ風フライドチキン

川津幸子さんの「これ、作ってみて!」

川津幸子
2022.08.09

撮影=岡本真直 スタイリング=綾部恵美子 料理・文=川津幸子

2022.08.09

撮影=岡本真直 スタイリング=綾部恵美子 料理・文=川津幸子

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今や、鶏のから揚げは、日本各地の自慢のから揚げのほか、韓国風、台湾風など、選ぶのに迷うほど。そんな百花繚乱のから揚げ界に、名乗りを上げたいのが、このタイ風フライドチキン。ナンプラーとにんにく、こしょうで下味をつけ、あとは小麦粉をまぶして揚げるだけと、いたってシンプルですが、揚げ立てに、甘いスイートチリソースをつけると、から揚げの香ばしさと塩味がぐんと引き立って、止まらなくなります。鶏肉は、骨つきの手羽元のほか、鶏スペアリブもおすすめですが、手軽に鶏もも肉でもかまいません。

材料(4人分)

作り方

ハサミで鶏手羽元を切り開く

手羽元は肉を開いておくと、火の通りがよくて揚げやすくなります。膨らみのある方を手前におき、表面に切り込みを入れてから、骨に沿って、両側をハサミで切って開きます。この方法、煮込みのときも応用してみてください。骨からだしが出ておいしくなります。

切り目を入れて開いた鳥の手羽元と調味料

下味の材料は、おろしたにんにく、ナンプラー、砂糖、こしょう。ナンプラーならではの濃厚なうまみと塩味が主役です。

川津幸子

かわつ・ゆきこ 料理編集者、料理研究家。雑誌『オレンジページ』創刊や、栗原はるみさんの『ごちそうさまが、ききたくて。』など数々のヒット作を手掛けた後、1995年から1年間エコールキュリネール国立(現エコール辻東京)でフランス料理を学ぶ。以後は、料理研究家と編集者を兼ねながら、料理の楽しさを伝えている。作る人の視点に立った、簡単でおいしい料理が好評で、『100文字レシピ』シリーズをはじめ、『いつもキッチンからいいにおい』(オレンジページ)、『ごはんよ、急げ!』『さあ、腕まくり』(幻冬舎)、『そろそろ大人のおいしい暮らし』(マガジンハウス)、『100円100品100文字レシピ』(文藝春秋)、『しゃばけごはん』(新潮社)など著書多数。新潮文庫「100文字レシピ」の全シリーズが、電子書籍になって好評配信中。

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