レシピ

チキンソテー粒マスタードソース

川津幸子さんの「これ、作ってみて!」
川津幸子
2022.04.14

撮影=岡本真直 スタイリング=綾部恵美子 料理・文=川津幸子

2022.04.14

撮影=岡本真直 スタイリング=綾部恵美子 料理・文=川津幸子

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1年点検を受けると、だれにでもチャンス

まぎれもないフランス料理。だから、作り方を明かすと、「本当にそれだけ?」と驚かれるのが愉快です。ポイントは、鶏肉を皮目から香ばしく焼くこと。フライパンに肉を入れたら、3分間は、肉もフライパンも動かさずに、じっと我慢!

材料(4人分)

作り方

鶏肉の皮目を焼く

鶏肉を皮目を下にして3分焼いた状態。こんなふうにこんがり香ばしい焼き色がつきます。

油をふきとる

余分な脂は、ペーパータオルで吸い取ります。フライパンについた茶色い焦げはうまみなのでそのままに。

ソースをすくってかけながら焼く

白ワインを入れて4、5分煮たあと、生クリームを入れ、スプーンですくってかけながら、ひと煮します。煮過ぎないこと。

仕上げに固いバターを入れる

仕上げに、粒マスタードと固いバターを入れます。フライパンを揺すりながら溶かして、ソースにコクととろみをつけるのがコツです。

川津幸子

かわつ・ゆきこ 料理編集者、料理研究家。雑誌『オレンジページ』創刊や、栗原はるみさんの『ごちそうさまが、ききたくて。』など数々のヒット作を手掛けた後、1995年から1年間エコールキュリネール国立(現エコール辻東京)でフランス料理を学ぶ。以後は、料理研究家と編集者を兼ねながら、料理の楽しさを伝えている。作る人の視点に立った、簡単でおいしい料理が好評で、『100文字レシピ』シリーズをはじめ、『いつもキッチンからいいにおい』(オレンジページ)、『ごはんよ、急げ!』『さあ、腕まくり』(幻冬舎)、『そろそろ大人のおいしい暮らし』(マガジンハウス)、『100円100品100文字レシピ』(文藝春秋)、『しゃばけごはん』(新潮社)など著書多数。新潮文庫「100文字レシピ」の全シリーズが、電子書籍になって好評配信中。

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