“食欲の秋”を車中泊旅で満喫! 関東近郊の「グルメ三昧」できるRVパーク5選
旬のフルーツ、海の幸、ご当地グルメ! 食を目的に楽しむ秋の車中泊旅秋は旬の味覚やご当地グルメを目当てに、車中泊の旅へ! リンゴ狩りから信州そば、焼肉、海鮮、宇都宮餃子、ブドウやワインまで、食欲の秋をRVパーク敷地内や周辺で満喫できる関東近郊の5か所を紹介します。
ご当地グルメを目指してRVパークへ!
秋といえば行楽の秋、芸術の秋、スポーツの秋などさまざまありますが、何といっても楽しみたいのは「食欲の秋」。
車中泊の旅なら、お目当てのご当地グルメを目指してクルマを走らせ、食事やお酒などを楽しんだら、そのままRVパークで車中泊……なんてことも可能です。
そこで今回は、キャンピングカーオーナーや車中泊旅を楽しむ人のための会員制クラブ「くるま旅クラブ」の事務局長・山縣麻人さんに、この秋、「食」を目的に訪れたい関東近郊のRVパークを教えてもらいました。
キャンピングカーで日本全国を旅する山縣さんならではの目線で、その土地、そのRVパークで、どんな“おいしい体験”ができるか紹介。秋の車中泊旅の参考にしてみてくださいね。
【茨城県】Fukuroda Forest RVパーク&オートキャンプ場
秋のリンゴ狩りと奥久慈グルメを堪能! 観光農園RVパーク
茨城県の北部、豊かな自然に囲まれた大子町(だいごまち)に位置する「Fukuroda Forest RVパーク&オートキャンプ場」はリンゴ農園が運営するRVパーク。約100種類・5,000本以上のリンゴを育てる豊田りんご園の敷地内にあります。
サイト内では焚き火(焚き火台を使用のこと)、BBQ、調理が可能。サイドオーニング、2人用小型テント(宿泊不可)の設営もOK
さらにこちらの施設は2026年6月に大幅に整備され、約1万6000坪の広大な敷地にRVパーク、オートキャンプ場、ドッグランなどを備え、自然のなかでアウトドアを楽しめる施設へと生まれ変わりました。
秋はリンゴ狩りを楽しめます。リンゴを使った加工品は年間を通して販売
秋(9月中旬~11月下旬ごろ)には観光果樹園がオープンし、リンゴ狩りを体験できます。もぎたてリンゴにそのままかぶりつくのもいいですし、お土産コーナーの名物「奥久慈 豊田園アップルパイ」をはじめ、ジュースやジャムなどの加工品を購入するのもおすすめ。
さらに、RVパーク周辺の茨城&奥久慈グルメにも注目。
「茨城名物の常陸(ひたち)秋そばの名店や、地元ブランド肉である奥久慈しゃもを使った料理を味わえるお店が周辺に点在しています。奥久慈しゃも肉を購入できる店舗もあるので、新鮮な秋野菜とともにRVパークで自炊するのもいいですよね。秋が深まれば周辺の紅葉も楽しめますし、昼は紅葉を愛でて常陸秋そばを味わい、夜は焚き火とともに奥久慈のご当地グルメを楽しむといった、秋ならではの車中泊旅が満喫できるRVパークです」(山縣さん)
RVパークから徒歩約8分にある「月居温泉 滝見の湯」。RVパーク内にはシャワーもあります
【施設データ】
・所在地:茨城県久慈郡大子町小生瀬3964
・利用料金(1泊):電源なし3,500円、電源付き4,000円
・利用可能台数:64台
・電源設備 〇、ゴミ処理 〇(200円)、入浴施設 〇(施設内にシャワー、温浴施設は徒歩圏)
Fukuroda Forest RVパーク&オートキャンプ場
【長野県】RVパーク飯田さるくら
フルーツ狩り、信州そば、焼肉まで! 飯田ご当地グルメの拠点
「RVパーク飯田さるくら」は、レストランやカフェ、バー、宿泊施設を併設した高規格複合施設。RVパーク内だけでなく、周辺にも信州グルメを堪能できるお店が多く、ご当地グルメめぐりの拠点としても活躍するスポットです。
「秋の信州と言えば、みずみずしいフルーツと香り高いそば。RVパーク周辺にはリンゴ狩りやナシ狩りを満喫できる農園や、おいしいそばの名店がありますよ。それに飯田市は、人口1万人あたりの焼肉店舗数が日本一の“焼肉の街”。飯田を訪れたなら、ぜひ味わってほしいですね」と山縣さん。
南信州産のシカ肉なども味わえるフレンチレストラン「BERGWIND」
秋の味覚を求めて周辺をめぐるだけでなく、施設内で食事を楽しめるのもこのRVパークの魅力。併設のレストランでは、南信州ならではの食材を生かしたフランス料理を提供しており、ランチとディナーを利用できます。さらにバーでは南信州の天然水を使用したオリジナルクラフトビールも。RVパーク宿泊者も利用でき、ドリンクはサイトへテイクアウトもOK。
全サイトに中央アルプスの伏流天然水(殺菌済)、温水が出る洗い場が付属
フルーツ狩りや信州そば、焼肉などのご当地グルメから、施設内のレストラン、バーまで、秋の信州の味覚を幅広く楽しめるRVパークです。
【施設データ】
・所在地:長野県飯田市大休7462-49
・利用料金(1泊):4,400円~7,700円
・利用可能台数:9台
・電源設備 〇(550円)、ゴミ処理 〇(無料。空き瓶は有料。1本300円で引き取り)、入浴施設 〇(施設内シャワー、温浴施設は徒歩圏)
RVパーク飯田さるくら
【静岡県】RVパーク用宗~Mochimune~
しらすに海鮮! 漁港グルメと海辺の温泉を満喫
駿河湾に面する用宗(もちむね)漁港のすぐそばにあり、港町ならではの新鮮な海鮮グルメに期待が高まるRVパーク。水揚げされたばかりのしらすの丼や海鮮丼などを提供する食事処のほか、レストランやカフェなどが軒を連ねる飲食店街「みなと横丁」や、飲食店や雑貨店などがそろう「ハットパーク用宗」も徒歩圏内です。
近隣は住宅があるので、車外でのチェア・テーブル展開やBBQなどは禁止
なかでも注目したいのが、RVパークオーナーが大将を務める「居酒屋ぷん」。RVパークから徒歩10分ほどの場所にあり、11時30分~23時までの通し営業のため、車中泊旅ユーザーにはうれしい存在です。
こちらでは用宗産の「しらすピザ」や、静岡名物の「海つぼ」(バイ貝)、「桜エビのバラ揚」など“静岡っぽい”メニューが楽しめるほか、釣った魚をさばいてくれる有料サービスも。用宗ならではの海鮮グルメを存分に楽しめそうです。
水道やトイレも完備
「徒歩3分にある『用宗みなと温泉』もおすすめです。富士山と潮風を感じながらのんびり温泉につかってリフレッシュ。食事は飲食店を利用するもよし、漁港近くの鮮魚店や直売所で地物海鮮を手に入れて車内で食べるもよし。海辺のリゾートで開放感たっぷりのグルメ旅を満喫するのにぴったりのスポットです」(山縣さん)
【施設データ】
・所在地:静岡県静岡市駿河区用宗3-17-10
・利用料金(1泊):3,500円~4,500円
・利用可能台数:6台
・電源設備 〇(無料)、ゴミ処理 〇(1袋200円)、入浴施設 〇(徒歩圏)
RVパーク用宗~Mochimune~
【栃木県】RVパーク 宇都宮ICくまくま
宇都宮餃子とRVパークのこだわりグルメが味わえる!
東北自動車道・宇都宮ICからクルマで約5分。「道の駅うつのみや ろまんちっく村」が目の前にあり、RVパークに隣接するカフェ&レストラン「wild kitchen Kumakuma」が運営するスポットです。
併設のレストランでは、店長こだわりのピザやステーキ、お酒などを提供。テラス席ではペットと一緒に食事を楽しむこともできます。
隣接する「wild kitchen Kumakuma」。ディナーは18時~21時、ランチは土日祝の12時~14時に営業
「レストランのメニューをテイクアウトできるのもポイント。区画は平坦で広々しているので、サイトで落ち着いて食事をとれますよ。必要最小限の火気使用や、器具を使用すれば焚き火もOKなのも魅力です」(山縣さん)
焚き火台を使用すれば焚き火も楽しめる
そして宇都宮と言えば、外せないのが宇都宮餃子。
「近くに宇都宮餃子の名店がありますし、道の駅では宇都宮餃子会に加盟する6店の食べ比べセットも味わえます。さらに餃子店がひしめく『餃子通り』まではクルマで約25分。餃子の食べ歩きも、“食欲の秋”にぴったり(笑)」(山縣さん)
RVパーク内でも周辺へ出かけても、宇都宮の名物グルメを存分に楽しめるスポットです。
【施設データ】
・所在地:栃木県宇都宮市新里町丙357-14
・利用料金(1泊):平日3,500円、金土日祝5,500円
・利用可能台数:10台
・電源設備 〇、ゴミ処理 〇(有料)、入浴施設 〇(徒歩圏)
RVパーク 宇都宮ICくまくま
【山梨県】RVパーク FURI~space桃の里
ブドウ狩りにワイン、山梨の秋の味覚を楽しもう
施設名に“桃の里”と付くように、フルーツ王国・山梨県のなかでも桃の生産量日本一を誇る笛吹市一宮町にあるRVパーク。桃の旬は夏ですが、秋にはブドウが旬を迎えます。
フェンスで囲われ、ドッグランとしても使える人工芝フリースペース付きプライベートサイトも2区画用意
「笛吹市や甲州市、山梨市の果樹園帯を走る、通称『フルーツライン』沿いに位置していて、道沿いには果樹園はもちろん、ワイナリーや直売所などがあるんです。ブドウ狩りやお気に入りの山梨ワインを探しに出かけてみてはいかがでしょう」と山縣さん。お気に入りの一本を見つけて、静かなRVパークで秋の夜長を楽しむのが、山縣さんおすすめの過ごし方です。
こちらはスタンダードサイト。サイト内でテーブル・チェア、サイドオーニングの展開が可能。また、RVパーク内で使用できる熱源は電気とガスのみ。焚き火を含む、炭や薪などを使っての火気類の使用は禁止
さらにRVパーク周辺には、山梨名物・ほうとうを味わえる店も点在しています。また、徒歩約5分のところには、2026年4月にリニューアルオープンした温浴施設「いちのみやももの里温泉」も。ブドウやほうとうを楽しみ、温泉でゆっくり温まったあとはRVパークでワインを片手に静かな夜を過ごせます。
【施設データ】
・所在地:山梨県笛吹市一宮町市之蔵82-1
・利用料金(1泊):3,300円~7,700円、ソロ専用サイトは2,200円~3,300円
・利用可能台数:11台
・電源設備 〇(800円。ソロ専用サイトは電源なし)、ゴミ処理 〇(無料)、入浴施設 〇(徒歩圏)
RVパーク FURI~space桃の里
「おいしい」を目的に、秋の車中泊旅に出かけよう
自由気ままな車中泊の旅もいいですが、おいしいものがそろう秋は「食」を旅の目的にしてみるのもいいものです。クルマでめぐりながら旬の味覚を収穫したり、ご当地グルメを味わったり、手に入れたものをRVパークで調理して食べたり。秋ならではの車中泊旅を楽しみましょう。
山縣麻人さんプロフィール
やまがた・あさと / くるま旅クラブ 事務局長。ピクセルドライブ株式会社 代表取締役。2018年よりカムロードベースのキャブコン「オルビスユーロ」で日本一周の旅を開始。現在も新しい場所への探訪を続けている。キャンピングカー歴7年の経験を生かし、2022年からはくるま旅クラブの事務局長としてキャンピングカーユーザーのサポートに日々奮闘。「キャンピングカーは行楽にも防災にも使える万能な存在」という信念のもと、実体験に基づいた情報発信を心がけている。
「くるま旅クラブ」とは
一般社団法人日本RV協会の子会社・くるま旅クラブ株式会社が運営する有料の会員制クラブ。キャンピングカーオーナーや車中泊旅を楽しむユーザーに向け、車中泊ができる提携施設や割引特典などを提供。2026年1月現在の会員は約2万1000人。
くるま旅クラブウェブサイト
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