森の中に作られたRVパークのサイト風景
協力=くるま旅クラブ / 編集=後藤ちり

【関東近郊】2026年オープンの新設RVパーク5選! “泊まるだけじゃない”最新の車中泊スポット

温泉・海辺・キャンプ場併設など目的地として楽しめる注目のRVパークを厳選

2026年も全国各地で新しいRVパークが続々オープン。今回は関東近郊に新設されたRVパークの中から、設備や体験、快適さを兼ね備えた注目スポットを厳選。温泉やアウトドア、海辺など旅の目的地にもなる5施設を紹介します。

目次

いま選ぶなら"目的地型"RVパークがおすすめ!

RVパークのサイト全景

テント設営もOKの「RVパーク鹿沼 Vamo Field -鹿陽の森-」(栃木県)

車中泊ユーザーが“快適に安心して車中泊できる”スポットとして、全国に広がっている「RVパーク」。24時間利用可能なトイレや電源設備、入浴施設など、快適な車中泊環境が整った施設として、日本RV協会が認定しています。

その数は年々増加しており、2025年12月1日時点で589か所だったRVパークは、2026年6月末時点で全国650か所まで拡大。車中泊旅の選択肢はますます広がりを見せています。

「ここ数年の新規RVパークは、単に『駐車スペース+電源』を提供するだけでなく、既存施設の魅力と組み合わせた『目的地型』が増えている印象です」と話すのは、キャンピングカーのオーナーズクラブ「くるま旅クラブ」事務局長の山縣麻人さん。

山縣さんによると、焚き火やアクティビティーなど滞在そのものを楽しめるキャンプ場・アウトドア施設併設型、館内設備が使えて初心者にも安心感がある温浴施設やリゾート施設併設型、ドッグランやトレーラー対応の広い区画を備えるなど利用者層を明確にした施設などが増えているそう。全体的に“泊まれる駐車場”から“車中泊を含めて楽しめる滞在拠点”へ進化しているそうです。

そこで今回は、2026年に新規開設したRVパークのなかから、設備・体験・安心感がそろった“目的地型RVパーク”に注目。山縣さんが厳選した5か所を紹介します。

【茨城県】RVパーク Water Garden Resort キャンプ&マリーナ

RVパーク Water Garden Resort キャンプ&マリーナのサイト風景

屋根付き専用スペースで楽しむ、水辺の滞在型RVパーク

2026年6月、常陸利根川沿いの小さなマリーナ内にオープンした「RVパーク Water Garden Resort キャンプ&マリーナ」

RVパークのサイトに設置された屋根付きスペースの下の写真

雨の日でも安心な屋根付きサイト

最大の特徴は、駐車エリアのすぐ隣に屋根と風よけビニール付きの専用スペースが用意されていること。スペース内にはテーブル、BBQグリル、焚き火台、温水シンクが備えられていて、到着後すぐにアウトドア時間を楽しめます。

売店の売り場写真

管理棟には食品や飲料を販売する売店があり便利。営業時間は8時〜17時(繁忙期は18時まで)

さらにマリーナではカヤック(持ち込み無料)など、水辺のアクティビティーも楽しめ、車中泊+遊びを組み合わせられるRVパークとなっています。

「屋根付きスペースがあるので、雨の日でも安心。管理人が24時間常駐というのも心強いですね。泊まるだけでなく遊びもセットにできるRVパークなので、ファミリーや仲間たちと滞在型車中泊をするのに向いていると思います」(山縣さん)

女性用洗面所の内観

女性専用の洗面所があるのも高ポイント

【施設データ】
・所在地:茨城県神栖市日川3631-1
・利用料金(1泊):7,150円〜1万1550円(大人2名まで+車1台で利用の場合。人数や車の台数によりプラス料金。季節により料金変動)
・利用可能台数:2台
・電源設備 〇(無料)、ゴミ処理 〇(無料)、入浴施設 〇(クルマ移動)
RVパーク Water Garden Resort キャンプ&マリーナウェブサイト

【山梨県】RVパーク HAKUSHU BASE by bigland

RVパークの林間サイトの風景

自然の木々を生かしたサイト

豊かな自然と充実設備を兼ね備えた林間RVパーク

30年以上の歴史をもつ人気キャンプ場「オートリゾートパーク・ビッグランド」内に2026年4月にオープン。山梨県北杜市白州町の自然に囲まれながら、中央自動車道・須玉ICからクルマで約20分とアクセスも良好です。

川遊びの風景

徒歩2~3分のところには透明度の高い大武川が流れていて、水遊びも楽しめます

RVパークはキャンプ場内の林間エリアにあるため木陰が多く、日差しが強い夏でも比較的涼しく過ごしやすい環境。区画内ではサイドオーニングの展開やテーブル&チェアを出してくつろぐこともでき、キャンプ場ならではの自然を満喫できます。ただし、車外での火気使用はNGなのでご注意を。

パウダールーム内観と風呂内観の2枚写真

ドライヤー備え付けのパウダールーム(写真左)や貸切家族風呂(写真右)も完備。貸切風呂は1人350円~

場内には貸切家族風呂やシャワー、自動開閉式の温水洗浄便座、パウダールームなどが備わっていて、快適に過ごせる設備も充実。

「白州エリアは水も空気も良く、クルマ旅との相性がとても良い場所です。お湯の出る炊事場やパウダールームがあるのは、女性やファミリーにも安心感がありますね。自然の中で過ごしながら、不便すぎないバランスが魅力です」(山縣さん)

【施設データ】
・所在地:山梨県北杜市白州町大坊1131
・利用料金(1泊):2,800円
・利用可能台数:5台
・電源設備 〇(500円)、ゴミ処理 〇(350円)、入浴施設 〇
RVパーク HAKUSHU BASE by biglandウェブサイト

【長野県】RVパーク ゆーぷる木崎湖畔の駅

ゆーぷる木崎湖畔の駅の航空写真

温泉も木崎湖も徒歩圏。観光拠点にも最適

「長野の車中泊旅は、日中しっかり遊んだあとに温泉で体を休められるかどうかで満足度が変わります。木崎湖温泉に隣接する『RVパーク ゆーぷる木崎湖畔の駅』もおすすめしたいRVパークのひとつですね」と山縣さん。

RVパーク ゆーぷる木崎湖畔の駅は2026年3月にオープン。北アルプスの雄大な自然を望む木崎湖エリアにあり、白馬、安曇野、松本方面への観光拠点としても使いやすいスポットです。

RVパークのアスファルト地面のサイト写真

サイトのサイズは約7×7m

本格的な日帰り温泉施設へも木崎湖へも歩いてすぐ。RVパークのサイトは通常の駐車スペースの2台分ほどの広さがあり、サイドオーニングや車外でのテーブル&チェア展開も可能。電子レンジやポットを使用できる屋内休憩スペースも用意されています。

温浴施設の露天風呂とフードコートの写真

ゆーぷる木崎湖には露天風呂、大浴場、サウナのほかプールも併設。また「小木曽製粉所」も併設し、本格的な信州そばを味わえます

「木崎湖周辺は水辺の景色も良く、白馬方面にも移動しやすいので、連泊の拠点としてもおすすめです。RVパークの場所も、明るく見通しの良い配置。女性の一人旅でも安心して利用できるのではないでしょうか。ここで車中泊すれば、温泉もアウトドアも両方同時に楽しめますよ」(山縣さん)

【施設データ】
・所在地:長野県大町市平10639-1
・利用料金(1泊):5,000円
・利用可能台数:8台
・電源設備 〇(500円)、ゴミ処理 〇(有料)、入浴施設 〇(徒歩圏)
RVパーク ゆーぷる木崎湖畔の駅ウェブサイト

【栃木県】RVパーク鹿沼 Vamo Field -鹿陽の森-

森の中に作られたRVパークのサイト風景

車中泊歴25年以上のオーナーが作った充実のRVパーク

2026年5月に誕生した「RVパーク鹿沼 Vamo Field -鹿陽(ろくよう)の森-」は、車中泊やキャンピングカー歴25年以上のオーナーが手がけるRVパーク。全サイト電源付き、水場やダンプステーション、Wi-Fiを完備するなど、長年のクルマ旅経験を生かした設備が魅力です。

「設備が整っているだけでなく、“クルマ旅をわかっている人が作っている”という安心感がありますね。セルフチェックイン方式なので、気兼ねなく入出庫できるのも便利。初心者にもベテランにも、ちょうどいい距離感で過ごせるRVパークだと思います」(山縣さん)

森の中に作られたRVパークのサイト風景

フルコンやトレーラーでも利用しやすいレイアウト。テントもOK

森の中に作られたRVパークのサイト風景

全サイト電源付き

約6×10mのゆとりのあるサイトでは、追加料金不要でタープ1張とテント1張の設営が可能。サイト内では焚き火も楽しめるので、車中泊だけでなくキャンプ気分も満喫できます。

RVパークのキッチンカーとドッグランの2枚組写真

キッチンカーやドッグランがあるのがうれしい

営業日にはオーナーが運営するキッチンカーでスペシャルティコーヒーや軽食を味わえたり、隣接するカフェギャラリー「鹿陽(ろくよう)の森」のドッグランで愛犬と楽しんだりと楽しみ方もさまざま。充実した設備と里山ならではのゆったりとした雰囲気の両方を楽しめるRVパークです。

【施設データ】
・所在地:栃木県鹿沼市磯町927
・利用料金(1泊):3,500円〜5,500円
・利用可能台数:5台
・電源設備 〇(無料)、ゴミ処理 〇(500円)、入浴施設 〇(クルマ移動)
RVパーク鹿沼 Vamo Field -鹿陽の森-ウェブサイト

【茨城県】RVパークA-VILLAGE

RVパークA-VILLAGEの全景

利用者特典が充実! 海辺で快適な車中泊

カフェとドッグランを備え、利用者特典も充実した複合施設型のRVパーク。茨城県のなかでも毎夏、多くの観光客でにぎわう海沿いの阿字ヶ浦エリアに2026年5月にオープンしました。

RVパークのドッグランと炊事場の2枚写真

ドッグランの利用は8時~18時まで。水場では温水が出るので助かります

魅力のひとつが充実した利用者特典。施設内のドッグランを無料で利用できるほか、徒歩2分の提携施設「イバフォルニア・ベース」のコワーキングスペースも無料で利用可能です。こちらは休憩スペースとして使えるのもうれしいポイント。また、敷地内のカフェでは割引特典も。

RVパークA-VILLAGE航空写真

RVパークから各施設まで歩いてすぐ。海までも徒歩約2分です

サイトは約5×5mのライトサイトから、約10×6mのプレミアムサイトまで、4種類・全15区画を用意。クルマのサイズや旅のスタイルに合わせて選べるのが魅力です。

「電源、ゴミ処理、水道も無料。RVパーク内に入浴施設はありませんが、イバフォルニア・ベースでシャワーも使えますし(500円)、徒歩5分のところには温泉施設もあります。設備が充実しているので、長期滞在でも快適に過ごせると思いますよ。阿字ヶ浦の海風を感じながら、のんびり過ごすのがおすすめです」(山縣さん)

無人チェックイン・チェックアウト方式を採用しているので、到着・出発時間の自由度が高いのも便利です。

【施設データ】
・所在地:茨城県ひたちなか市阿字ケ浦町44-1
・利用料金(1泊):3,300円〜
・利用可能台数:15台
・電源設備 〇(無料)、ゴミ処理 〇(無料)、入浴施設 〇(徒歩圏)
RVパークA-VILLAGEウェブサイト

新しいRVパークは"設備"と"目的地"で選ぶ時代

「新規開設のRVパークは設備が新しいのはもちろん、昨今の車中泊ユーザーのニーズに合わせて作られているのが大きな魅力。電源や水道だけでなく、Wi-Fi、温水シンク、屋根付きスペースなどが最初から完備されている施設も増えています。またRVパーク側も開設理由が明確な場合が多いですね。たとえばアウトドア体験重視とか、愛犬との旅など、目的がはっきりしているので、選びやすいのではないかと思います」と山縣さん。

その一方で、開設直後は運用方針が固まり切っていない場合も。

「現地案内看板、夜間のトイレ動線、ゴミ処理方法、大型車の進入経路、ペットルールなどは、利用前に公式ページや電話などで最新情報を確認したほうが安心です」(山縣さん)

山縣麻人さんプロフィール

ピースサインする男性

やまがた・あさと / くるま旅クラブ 事務局長。ピクセルドライブ株式会社 代表取締役。2018年よりカムロードベースのキャブコン「オルビスユーロ」で日本一周の旅を開始。現在も新しい場所への探訪を続けている。キャンピングカー歴7年の経験を生かし、2022年からはくるま旅クラブの事務局長としてキャンピングカーユーザーのサポートに日々奮闘。「キャンピングカーは行楽にも防災にも使える万能な存在」という信念のもと、実体験に基づいた情報発信を心がけている。

「くるま旅クラブ」とは

一般社団法人日本RV協会の子会社・くるま旅クラブ株式会社が運営する有料の会員制クラブ。キャンピングカーオーナーや車中泊旅を楽しむユーザーに向け、車中泊ができる提携施設や割引特典などを提供。2026年1月現在の会員は約2万1000人。
くるま旅クラブウェブサイト

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