RVパークsmart 天空の牧場 スクーデリアステラin八百津にクルマが駐車している写真
協力=くるま旅クラブ / 編集=後藤ちり

岐阜で涼しい車中泊! 標高1,000mの避暑地から名水の町まで夏に行きたいRVパーク4選

標高だけじゃない、さまざまな“涼”を味方につけて快適車中泊

夏の車中泊で気になるのが暑さ対策。岐阜県には標高約1,000mの高原リゾートをはじめ、名水の町、温泉や漫画施設で涼めるスポット、市街地より3℃低い牧場など、さまざまな“涼”を味方にできるRVパークがあります。今回は、くるま旅クラブ事務局長・山縣麻人さんおすすめの4か所を紹介します。

目次

夏の車中泊で注目したい“涼”の条件とは

キャンピングカーのサイドオーニングの下でリラックスチェアに座りくつろぐ女性

夏の車中泊で悩ましいのが暑さ対策。夜になっても気温が下がらず、寝苦しい夜を経験した人も多いはず。

「夏でも涼しい車中泊をするなら、標高の高いRVパークに行くのがおすすめです。一般的に標高が100m上がるごとに気温が0.6℃ほど下がるといわれています。たとえば平地で30℃の日なら、標高800mでは約25℃。体感的にも過ごしやすいはずですよ」と話すのは、くるま旅クラブ事務局長の山縣麻人さん。

年間を通して車中泊旅を楽しんでいる山縣さんによると、夏の車中泊スポット選びには、特に気を使うそうです。

「標高の高さや高原の爽やかさ、館内施設で涼めるなど、暑さを軽減できる環境選びが重要です。それと私の場合は、日中かいた汗を流してからさっぱりとした状態で就寝したいので、夏こそ入浴施設のあるRVパークを推したいですね」(山縣さん)

今回は岐阜県内にあるRVパークの中から、夏でも比較的快適に過ごしやすい4か所を紹介します。

RVパーク ウイングヒルズ 満天の湯

RVパークの駐車サイトの写真

標高約1,000m! 真夏でも涼しい高原で星空車中泊

夏の車中泊で暑さを避けたいなら、大注目の車中泊スポット。標高約1,000mの高原リゾート内に位置するRVパークで、真夏でも過ごしやすい環境です。

「ウイングヒルズ白鳥リゾートの駐車場がRVパークになっていて、夏は避暑地、冬はウインタースポーツの拠点として一年中楽しめます。真夏でも夜は涼しく、温浴施設・満天の湯が隣接しているので、リフレッシュもばっちりです」(山縣さん)

満天の湯の露天風呂

満天の湯には季節の風景を眺めながら入れる露天風呂やサウナも完備。泉質は炭酸水素塩温泉

車中泊しながら、美しい星空を眺められるのもこのスポットの魅力のひとつ。さらにナイトゴンドラに乗って標高1,350mの山頂を目指せば、星空の大パノラマが目の前に広がります。2026年は7月18日~10月24日の毎週土曜と特設日に開催される「宇宙ナイトツアー」で、涼しさ&別世界の景色を体感するのも、夏の車中泊旅の楽しみです。

【施設情報】
・所在地:岐阜県郡上市白鳥町石徹白136-1-1
・電話:080-5811-9030
・利用可能台数:5台
・利用料金(1泊):2,500円〜4,000円
・チェックイン / アウト:IN 14時~17時/ OUT ~11時
・オプション・設備など:電源 〇(無料)、ゴミ処理 〇(無料)、入浴施設 〇、サイドオーニング展開 ×、車外でのイス・テーブル展開 〇、ペット 〇
RVパーク ウイングヒルズ 満天の湯ウェブサイト

RVパーク郡上八幡

策に囲まれてプライベート感のあるRVパークの1区画

名水の町で涼やかな気分に! シャワー付きサイトで夏も快適

夏の車中泊旅で気になるのが、日中にかいた汗。この悩みを解消してくれるのが「RVパーク郡上八幡(ぐじょうはちまん)」です。

このRVパークの特筆すべき点は、5サイト中4サイトにプライベートシャワー・シンク・電源・照明を完備していること(1サイトはシンク・電源・照明のみ)。汗をかく夏でも好きなタイミングでシャワーを利用できるのは、かなり助かります。

RVパークのサイトに付属するシャワー室と芝生スペース&キャンピングカーの2枚組写真

サイトにシャワーが付いているのは夏の時期にかなりうれしい! 車外でゆったりできる芝生スペースも

サイトは高さ2mのフェンスに囲まれたプライベート空間になっており、天然芝のスペースも付属。周囲を気にせず、のんびりゆったり過ごせます。

さらに涼を感じたいなら、町の散策へ。

郡上八幡は名水と郡上おどりで知られる城下町。町なかには湧水スポットや水舟、用水路が点在し、水を身近に感じられる涼し気な風景が広がっています。夏の散策も涼やかな気分になれ、立ち寄りスポットとしても魅力的です。

郡上八幡の町なかの用水路風景

水の町として知られる郡上八幡。町なかには用水路の涼やかな光景が

「東海北陸自動車道・郡上八幡ICからクルマで15分ほどとアクセスも良好。市街地にも出やすく、観光の拠点としても便利です。日本三大盆踊りのひとつとされる『郡上おどり』の開催時期(2026年は7月11日~9月5日)には、お祭りを楽しむための拠点として重宝しますよ」(山縣さん)

【施設情報】
・所在地:岐阜県郡上市八幡町初納1430-2
・電話:090-4114-1370
・利用可能台数:5台
・利用料金(1泊):3,000円〜5,000円(別途、施設管理料金1回500円が必要)
・チェックイン / アウト:IN 14時~18時/ OUT ~10時
・オプション・設備など:電源 〇(無料)、ゴミ処理 〇(可燃ゴミ1袋300円・不燃ゴミ1処理200円)、入浴施設 〇(4サイトのみシャワー付き、温浴施設はクルマ移動)、サイドオーニング展開 〇、車外でのイス・テーブル展開 〇、ペット 〇
RVパーク郡上八幡ウェブサイト

RVパーク飛騨まんが王国

RVパーク駐車サイトに止まっているキャンピングカー

漫画4万冊&温泉三昧! 併設施設で涼めるユニークスポット

「RVパーク飛騨まんが王国」は、「宮川温泉 おんり~湯」と約4万冊の漫画がそろう「まんがサミットハウス」を併設したユニークな車中泊スポット。RVパークは13時からチェックインがOKなので、日中の暑い時間は涼しい館内で漫画を満喫、夜は汗を流して就寝できるのが大きな魅力です。

「標高は約360mとそこまで高くありません。暑い時間は空調の効いた施設などで過ごし、夕方以降に車中泊を楽しむのも賢い方法。こちらは漫画と温泉で、日中のんびりと過ごせるのがいいんです」(山縣さん)

2つの施設を利用できる共通券も大人900円とお手頃価格。

宮川温泉 おんり~湯の内湯写真

宮川温泉の泉質は低張性弱アルカリ性低温泉。筋肉痛や神経痛などへの効果が期待できるそう

北アルプスの山々に囲まれ、森林や河川も多く、まさに“自然豊か”を地で行く環境。すぐそばを流れる清流・宮川は人気の渓流釣りスポットとして知られ、日本の原風景を感じる景色もこのRVパークならではです。

【施設情報】
・所在地:岐阜県飛騨市宮川町杉原110
・電話:0577-62-3259(10時~17時・木休)
・利用可能台数:6台
・利用料金(1泊):1,500円
・チェックイン / アウト:IN 13時~18時/ OUT 4時~10時
・オプション・設備など:電源 〇(無料)、ゴミ処理 〇(可燃のみゴミ袋1枚200円)、入浴施設 〇、サイドオーニング展開 〇、車外でのイス・テーブル展開 〇、ペット 〇
RVパーク飛騨まんが王国ウェブサイト

RVパークsmart 天空の牧場 スクーデリアステラin八百津

RVパークに駐車しているバンコン

市街地より3℃涼しい! 馬たちと過ごせる標高約500mの牧場車中泊

「“天空の牧場”の名の通り高台からの見晴らしがよく開放感たっぷり」と山縣さんが話すのが、「RVパークsmart 天空の牧場 スクーデリアステラin八百津(やおつ)」。引退競走馬などが余生を過ごす約3,400坪の牧場内にある車中泊スポットです。

「標高は約500m。岐阜県加茂郡八百津町の山あいに位置していて、市街地よりも気温が3℃ほど低く、過ごしやすいのが特徴。なにより馬たちを眺めながら車中泊できるって、なかなかないですよね」(山縣さん)

芝生スペースが付属するRVパークのサイト

駐車場サイズは長さ6×幅5mで、横に縦5.5×5.5mの芝生スペースが付属。RVパークsmartなので、無人チェックインOK

サイトには芝生スペースが付いており、BBQコンロも付属。区画の一部は木の柵で囲われていて、プライベート感も確保されています。

馬の厩舎写真

スクーデリアステラでは乗馬体験やスクールも行っています

さらに敷地内では馬や動物たちとの触れ合いや乗馬体験も可能。高台ならではの開放的な景色と静かな環境で、非日常感を味わえるRVパークです。

【施設情報】
・所在地:岐阜県加茂郡八百津町久田見166
・電話:092-433-7370(9時~17時30分・土日祝除く)
・利用可能台数:2台
・利用料金(1泊):3,500円
・チェックイン / アウト:IN 13時~/ OUT ~12時
・オプション・設備など:電源 〇(無料)、ゴミ処理 ×、入浴施設 〇(施設内シャワー)、サイドオーニング展開 〇、車外でのイス・テーブル展開 〇、ペット 〇
RVパークsmart 天空の牧場 スクーデリアステラin八百津ウェブサイト

さまざまな“涼”を味方につけ、夏車中泊を楽しもう

夏の車中泊で手っ取り早く涼を求めるなら、標高の高いスポットへ行くのが最適解。ですが、都合のいい場所に高所のRVパークがあるとは限りません。今回は標高の高い場所に加え、プライベートシャワー、涼しい館内、平地より3℃低い立地など、さまざまな涼しい環境を味方につけるスポットを紹介しました。夏休みに出かけてみてはいかがでしょう。

山縣麻人さんプロフィール

キャンピングカーの前でピースサインをする男性

やまがた・あさと / くるま旅クラブ 事務局長。ピクセルドライブ株式会社 代表取締役。2018年よりカムロードベースのキャブコン「オルビスユーロ」で日本一周の旅を開始。現在も新しい場所への探訪を続けている。キャンピングカー歴7年の経験を生かし、2022年からはくるま旅クラブの事務局長としてキャンピングカーユーザーのサポートに日々奮闘。「キャンピングカーは行楽にも防災にも使える万能な存在」という信念のもと、実体験に基づいた情報発信を心がけている。

「くるま旅クラブ」とは

一般社団法人日本RV協会の子会社・くるま旅クラブ株式会社が運営する有料の会員制クラブ。キャンピングカーオーナーや車中泊旅を楽しむユーザーに向け、車中泊ができる提携施設や割引特典などを提供。2026年1月現在の会員は約2万1000人。
くるま旅クラブウェブサイト

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