青空をバックに日傘をさしている男性
文=大森弘恵 / 編集=後藤ちり

日陰を持ち歩ける! アウトドアブランドの高機能日傘5選。遮光・遮熱で涼しい軽量折りたたみモデル

モンベルやコールマンなど人気ブランドが勢ぞろい! 軽量でタフな晴雨兼用モデルを厳選

夏の強烈な日差しをブロックしてくれる日傘は、暑さ対策に欠かせないアイテムです。なかでも注目したいのが、アウトドアブランドが展開する高機能モデル。キャンプ用品や登山用品を手がけるブランドならではのノウハウを生かし、遮光性はもちろん、優れた遮熱性や軽量性を備えたモデルがそろっています。今回は晴雨兼用の折りたたみタイプを中心に、日常使いから旅行まで活躍する日傘を厳選。おすすめの5モデルを紹介します。

目次

なぜいまアウトドアブランドの日傘が人気なの?

登山中に日傘をさす男性の後ろ姿

駐車場から建物までのほんの数分でも日傘が必要な季節になりました。

パッと広げられる長傘も便利ですが、夏の車中泊旅ではクルマから降りて街中をそぞろ歩きするのも楽しみですから、建物内で気軽に持ち運べる折りたたみ傘がベスト。小さくまとめられるので人数分を車内に保管しても邪魔にならないこともメリットです。

市場にはいろいろな折りたたみ傘がありますが、いま注目したいのは、厳しい暑さを見据えたテントやウェアを開発しているアウトドアブランドの晴雨兼用傘。

UVカット機能・遮光性・撥水性は申し分なし。なかにはジリジリした日差しを遮って涼しい空間を作り出す人気テントの生地を採用したものもあるのです。

それに低山ハイクやキャンプ場で使うことを想定しているので、持ち運びやすい軽さとタフさをギリギリのラインで融合させるなど、その技術力の高さが光ります。ユニセックスなデザインで持つ人を選ばないため、家族みんなで共有できることも人気の理由と言えるでしょう。

モンベル トラベル サンブロックアンブレラ 55

モンベルの日傘を開いた写真

シルバーカラーコーティングが日差しを反射

登山から旅行、農林水産業まで50年にわたって“屋外での活動”を支えているモンベルは、いち早く登山での雨傘利用を提案しています。

「トラベル サンブロックアンブレラ 55」は、表面は日差しを反射するシルバーカラーコーティング、裏面は地面の照り返しを吸収するブラックカラーを採用。涼しさはもちろん、まぶしさを抑えて周囲をしっかり確認できるよう安全面への配慮がなされています。

モンベルの日傘を開き、内側も見えるように置いた写真

優れた遮熱効果と視界を確保し、暑い日でも安全に活動できる

シルバーカラーコーティングとはいってもギラッとしたいかにもなカラーではなく、落ち着いたライトグレーなので、都市部でも自然の中でも違和感なく使えます。

モンベルの日傘をさしている女性と収納状態

日傘の標準的な大きさ。雨の日はバックパックにカバーをかけたほうが安心。収納ケース付きで常にバッグに入れても邪魔にならない軽さ

サイズ:(約)直径98×骨長55cm
収納サイズ:(約)25cm(折りたたみ時本体)
重量:約135g
性能:UPF50+、紫外線遮へい率99%以上
価格:6,200円
モンベルウェブサイト

コールマン モバイルシェード 55DR オート(ライトネイビー)

コールマン・モバイルシェードを広げて斜めに置いた写真

自動開閉と耐風性構造が使いやすさの秘密

太陽光を90%以上遮断してテント内の温度上昇を抑える「ダークルームテクノロジー」を搭載したテントやタープが人気のコールマンは、この技術を晴雨兼用傘に転用しています。

コールマン日傘の収納状態

持ち運びに便利な収納ケースとカラビナ付き

うれしいことに折りたたみ傘には自動開閉機能も搭載されていて、ワンプッシュで手早く準備完了。一部の骨がたたまれたまま開かれたり、たたむときに布がからまったりというような “イラッ”がなく、片手に鍵やバッグを持ったままで操作できるのが便利です。

閉じるときは最後に両手を使って縮めますが、車内に持ち込めるサイズになっているので落ち着いて操作できるでしょう。

開いた日傘の真上撮影写真、2カラーの斜め置き写真

バランスのよい直径100cm。耐風性構造で折れにくいこともポイント。写真左のライトネイビーは一部店舗限定カラー。写真中央のネイビー、写真右のアイスグレーを含めて3色展開

サイズ:(約)直径100×56cm
収納サイズ:(約)直径6×28cm
重量:約290g
性能:耐水圧2000mm以上、遮光率90%以上、UVカット率99.9%以上
価格:3,960円
コールマン カスタマーサービスウェブサイト

ロゴス ソーラーブロック日傘・コンパクト(晴雨兼用)

ロゴスの日傘の斜め置き写真

日なたに比べて最大15℃も涼しくなる

ロゴスのタープでおなじみの特殊加工「ソーラーブロック」は、UVカット率99.9%以上、遮光率99.99%以上! 日なたに比べて最大15℃も涼しくなると話題の生地を使っていて、真夏の強烈な日差しと熱をしっかりブロックしてくれます。

ロゴスの日傘をさす女性

表面は日差しを反射するホワイトカラー、裏面は熱や光を吸収する「ソーラーブロック加工」を採用

こちらのコンパクト(直径90cm)のほか、レギュラー(直径100cm)、ワイド(直径130cm)もラインアップ。

コンパクトは直径5×長さ21.5cmのサイズに重量約165gの軽量モデル。カバンに入れて気軽に持ち歩くことができ、雨への備えに最適です。

ロゴスの日傘を真上から見た写真と収納状態写真

耐水圧は2300mmで一般的な傘の4〜6倍と高機能ながら、スマホよりも軽く、小さなバッグにも入れやすい

日傘の持ち手にあるボタンを押してオートで傘を閉じている写真

6月末には自動開閉モデルの「ソーラーブロック日傘・オートコンパクト」がリリース。こちらも3サイズ展開

サイズ:(約)直径90×50cm
収納サイズ:(約)直径5×21.5cm
重量:約165g
性能:耐水圧2300mm、撥水等級4級、遮光率99.99%以上、UVカット率99.9%以上
価格:3,980円
ロゴスウェブサイト

エバニュー U.L.Raybrella

アイボリーとグレーの2つの日傘の写真

高山のテント場を想定した重量124g!

風にあおられやすく、片手が使えなくなるので登山で傘を使用できる場所は限られていますが、それでもエバニューがトレッキングギアのひとつとして晴雨兼用傘を開発したのは木陰のないテント場での快適さを求めたため。

登山で傘をさしている男性

登山の休憩時や水場とテントの行き来に重宝するサイズ

「U.L.Raybrella」は紫外線遮蔽率99.9%、遮熱率60%でテント前に心地よい日影を作ってくれます。また、水場との行き来を考慮し、開閉の動きはスムーズ。こうした技術は車中泊旅や通勤・通学でも重宝すること間違いなし。

傘の骨の中心部を内側から見た写真。収納状態2本

親骨は5本で軽さとタフさをバランスよく両立。スッキリした収納ケースでバッグに入れても取り出しやすい。グレーとシャンパンの2色展開

サイズ:(約)直径86×47.5cm
収納サイズ:(約)21.5cm
重量:約124g
性能:紫外線遮蔽率 99.9%、UPF 50+、遮熱率 60%
価格:3,960円
エバニューウェブサイト

WAQ Field Umbrella

原っぱに広げた3本の傘

木にこすってもほつれにくい高密度のタフタ生地

新進気鋭のキャンプブランド、WAQは完全遮光ブラックコーティングを施したポリエステルタフタを採用した日傘を開発。

テントと傘をさしている男性

サンシェード「EASE SHADE」と同じ素材を用いており光も水も通しにくい

同社のサンシェードと同じ生地で、すぐれた遮光率・UVカット率、そして摩耗や裂けにも強いタフさが自慢。

雨の中で広げておいている傘

JIS試験をクリアし、雨にも日差しにも耐えうる傘と証明された

アルミとカーボンのハイブリッド骨格は、第三者機関による耐久性テスト(1分間に6回の開閉を500回繰り返す試験)をクリア。また、撥水等級4級を取得しています。

サイズ違いの傘を並べた写真と収納3カラーの写真

ラージ(左)とレギュラー(右)から選べる。コヨーテ、グレー、チャコールの3色展開

サイズはレギュラー(直径98cm)とラージ(直径107cm)の2タイプあり、違いは収納時の長さで2cm、重量は約30g。この差であればラージが狙い目です。

サイズ:(約)レギュラー直径98×56cm、ラージ直径107×61.5cm
収納サイズ:(約)レギュラー直径5×28cm、ラージ直径5×30cm
重量:(約)レギュラー本体234g、ラージ本体265g
性能:耐水圧2000mm、撥水等級4級、UVカット率100%、遮光率100%、UPF50+
価格:レギュラー4,480円、ラージ4,980円
WAQウェブサイト

アウトドアブランド発の日傘はこだわり満載

厳しいフィールドのことを知り尽くしたアウトドアブランドが生んだ折りたたみ傘は、軽くても高機能。車中泊旅でも扱いやすく、頼りになります。ブランドごとに構造や生地、そしてサイズへのこだわりがあるので、ぜひアウトドア専門店で手に取り、見比べてください。

大森弘恵

おおもり・ひろえ フリーランスのライター、編集者。主なテーマはアウトドアと旅で、ときどきキャンピングカーと料理の記事も。身軽なソロキャンプ歴は約40年、愛車はヤマハ・WR250R

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