9月26日は台風襲来の日。異常気象により台風による被害も増えている?
【9月15日~30日】知っているとちょっと自慢できる自動車関連の記念日今日は何の日?……何げなく過ごしている今日という日も、「何かの記念日」になっていることをご存じですか? 9月後半は、26日の「台風襲来の日」に注目。毎年9月は台風による被害も多いが、なぜ26日なのか? その理由は実は……
9月15日 関ケ原合戦の日
日付は関ケ原合戦が行われた慶長5年9月15日(新暦では1600年10月21日)に由来。記念日を通して関ケ原合戦を広く知ってもらい、地域の活性化につなげたいと一般社団法人関ケ原観光協会が制定した。関ケ原合戦は、美濃国不破郡関ケ原(岐阜県南部)を主戦場にした戦い。徳川家康が率いる東軍が、石田三成が率いる西軍に勝利し、天下分け目の戦いとして日本の行く末を決定した。歴史を深く学ぶには、現地を訪ねるのが早道。歴史ロマンを感じるドライブに出かけよう。
※一般社団法人日本記念日協会認定日
関ケ原合戦で、徳川家康の最後の陣地となった床几場(しょうぎば)。岐阜県は史跡が多く、歴史スポットを巡るドライブも楽しめる
9月20日 バスの日
日本でバス事業がスタートしたのは1903(明治36)年9月20日。京都市の堀川中立売(なかたちうり)~七条~祗園の区間で、二井(にい)商会が運行した。これを記念して、地域の足となるバスを見直してほしいと1987(昭和62)年に日本バス協会が制定。毎年9月20日前後には各地でバスに関連するイベントが開催され、車両の展示、小学生や園児を対象とした絵画・写真・作文コンクール、廃車したバス部品の即売会などが行われる。
日本でバス事業が開始されて120年以上がたつ。当初はバスの専用車両がなく、蒸気自動車を改造した乗客6人乗りの幌なし車両が使われた(写真提供=公益社団法人日本バス協会)
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9月22日 夕陽の日
夕陽を眺めながら大切な人と語り合い、自らと自らを取り巻く人々を思う日にしてほしい。そんな願いを込めて、全国の夕陽を媒介とした思い出づくりを目指す旅館・ホテルで構成する「夕陽と語らいの宿ネットワーク」が制定。秋分の日(9月22日頃)が「先祖を敬い、亡くなった人をしのぶ日」であり、沈む太陽を見てその美しさや奥深さを心に留めるのにふさわしい日であることから、この日が記念日に選ばれた。
※一般社団法人日本記念日協会認定日
夕陽の絶景スポットとして知られる神奈川県鎌倉市の稲村ヶ崎周辺。あかね色の空に富士山がくっきりと美しい。大切な人と語らいながら、夕陽の名所を訪ねるドライブも悪くない
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9月23日 不眠の日(毎月23日、2月3日)
睡眠改善薬などを手がけるエスエス製薬株式会社が制定。日付は2と3で「ふ(2)み(3)ん」と読む語呂合わせ。厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、睡眠で休養がとれている成人の割合は約8割程度。20歳以上は約7割と低く、年々減少傾向にある。なかなか寝つけない入眠困難や、夜中に何度も目を覚ます中途覚醒などの症状に悩む人もいる。睡眠不足は運転中の集中力や注意力を低下させ、居眠り運転につながることもあるので注意しよう。
※一般社団法人日本記念日協会認定日
不眠による居眠り運転で、事故を起こしてしまうこともある。日中に強い眠気を感じる、睡眠中に手足が痙攣(けいれん)するなど、眠りに違和感があれば専門医に相談しよう
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9月24日 みんなでつくろう再エネの日
気候変動問題を解決するには、太陽光や風力など再エネ(再生可能エネルギー)による電力の自給が必要との思いから、気候変動についての報道をさまざまな形でサポートしている一般社団法人Media is Hope(メディア イズ ホープ)が制定。9月に国連気象サミットが開かれること、秋分の日に近く、自然の恵みに感謝する時期であることから日付は9月24日になった。当日は再エネの普及に尽力する人々のトークショーなど、各種のイベントが開催される。
※一般社団法人日本記念日協会認定日
再エネから作り出した電力でBEV(電気自動車)に急速充電できる設備の拡充など、クリーンな移動社会の実現に向けて自動車業界が果たす役割は大きい
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9月26日 台風襲来の日
台風襲来の回数が多い特異日であることが日付の由来。1954年の「洞爺丸台風」、1958年の「狩野川台風」はいずれも9月26日に上陸している。1959年の同日には、明治以降最多となる死者・行方不明者数5,000人以上の被害が生じた「伊勢湾台風」が和歌山県潮岬付近に上陸した。台風接近時の運転は、高波や河川の氾濫に注意。高架下や立体交差のアンダーパスなど周囲より低い場所が冠水しているときは、絶対に進入せず、迂回を心がけよう。
台風による大雨で路面に雨水が溜まると、走行速度が高い高速道路ではハイドロプレーニング現象が起こる可能性が高まる。風圧による影響も受けやすいので、速度を落とし、ハンドルをしっかり握って慎重に運転しよう
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9月27日 女性ドライバーの日
1917(大正6)年9月27日に、栃木県の渡辺はま氏(当時23歳)が日本の女性として初めて運転免許を取得。この日が「女性ドライバーの日」になった。警察庁の調べによると、2023年の運転免許保有者数は約8186万人。このうち男性は54%(約4424万人)、女性は46%(約3762万人)で、女性の割合が徐々に増えている。バス、タクシー、トラックなどのプロドライバーとして活躍する女性の姿も、今では当たり前の光景になった。
国土交通省が運送業や自動車整備業で「女性が働きやすい職場づくり」を推進したこともあり、これまで体力勝負の「男の職場」だったプロドライバーや整備士などで女性の採用が増えることが期待される
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