誰もが愛する日本人のソウルフード! おにぎりがいつからあるのか、気にならない?
知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日日本人はいつからおにぎりを食べていたのだろう? その手がかりとなるのが、1987(昭和62)年に石川県能登半島の遺跡で発掘された日本最古のおにぎりの化石。能登周辺の遺跡を巡るドライブで、太古の食文化に触れるのも面白い。
6月18日は「おにぎりの日」
クルマ好きならば、おにぎりと聞いてマツダのロータリーエンジンを連想する人がいるかもしれない。おにぎりの形をした三角形のローターが回転して動力を生み出すからだ。しかし、おにぎりの日とロータリーエンジンには、まったく関係がない。
1987(昭和62)年11月、石川県鹿島郡鹿西町(ろくせいまち=現在の中能登町)の杉谷(すぎたに)チャノバタケ遺跡の竪穴式住居跡から日本最古の「おにぎりの化石」が発掘された。この出来事に由来し、当時の鹿西町が「おにぎりの里」として地域おこしのために制定したのが、この記念日だった。
発見場所は約2,000年前の弥生時代の建物。おにぎりは日本型晩稲(おくて)の餅米を使い、蒸されたあと二次的に焼いてある。どちらかといえば、現在の粽(ちまき)に近い。形状から判断して携帯保存食のようだが、霊的なものへの供え物の可能性もあるという。いずれにしても、太古のおにぎりの味はとても気になる。文化史跡や遺跡を巡る能登へのドライブもきっと楽しい。
※一般社団法人日本記念日協会認定日
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約2,000年前といえば、稲作をはじめとする農耕が盛んになり、集落単位での大規模な共同生活が定着した弥生時代。本格的な農耕文化が根付いた時代に、おにぎりが発明されても違和感はない。記念日の日付は鹿西の「ろく(6)」と、毎月18日の「米食の日」を合わせたもの