高齢者の5人に1人が患う認知症! 発症を遠ざけ、運転を長く楽しむためにすべきことは?
知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日高齢者の約5人に1人が患うといわれる認知症。発症すると運転免許の取得や更新が難しくなるので、できるだけ予防に努めたい。効果的なのはウォーキングなどの有酸素運動や筋肉トレーニング。無理なく生活に取り入れて、長く続けよう。
6月14日は「認知症予防の日」
認知症予防の大切さをより多くの人に伝える目的で、一般社団法人日本認知症予防学会が制定。日付は、認知症の原因のひとつといわれるアルツハイマー病を発見したドイツの医学者アロイス・アルツハイマー博士の誕生日(1864年6月14日)に由来する。
認知症は誰もが患う可能性がある身近な病気。厚生労働省の発表によると、2025(令和7)年には65歳以上の高齢者の約5人に1人(約700万人)が認知症を患うと推計されている。認知症患者は運転に必要な能力が低下するので、安全を確保するのが難しい。そのため警察庁は、2009年から75歳以上の高齢者ドライバーが免許を取得・更新する際に、認知機能検査を義務づけた。
また、警察のウェブサイトでは軽度認知障害(MCI)の人が運転時に現れやすい事象をまとめた「運転時認知障害早期発見チェックリスト30」を公開。家族や知人に認知症の不安がある場合は活用するとよいだろう。
※一般社団法人日本記念日協会認定日
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認知症の予防には、バランスの取れた食事、脳を刺激する活動などが大切。ウォーキングなど適度な有酸素運動も実践しよう。免許更新時の検査で認知症の疑いがあると判定されると、免許を取り消されることがある
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