四国の危ない交差点のイメージイラスト

四国の「危ない交差点」徳島・香川・愛媛・高知のワースト1は?

損保協会が最新の全国交通事故多発交差点マップを公開

一般社団法人 日本損害保険協会(損保協会)は2025年9月16日、最新版となる「全国交通事故多発交差点マップ」を公表した。
2024年の交通事故データをもとに、人身事故の半数以上が交差点・交差点付近で発生していることを受け、同マップでは都道府県ごとに事故件数が多い交差点を紹介。
今回は四国(徳島・香川・愛媛・高知)の交通事故多発交差点ワースト1をそれぞれ紹介する。


目次

徳島県の交通事故多発交差点ワースト1

大野交差点(徳島市八万町大野158-1)

【人身事故件数】
8件

【事故要因】
見通しの良い交差点であるが複数の通行帯があり、東西道路には右折レーンが2車線があることから通行には十分注意が必要。
赤色右折可矢印信号の見落とし。
南北には橋があるため交差点に向かい下り勾配となっており、渋滞中の脇見や漫然運転、ブレーキ操作不適による事故も多い。

【予防方策】
交差点に入る時は信号の確認を確実に行い、交差点内で対向車線が見通せない場合は安全が確認できるまで進入しない。
停止するときは確実なブレーキ操作を行い、脇見等はしない。

香川県の交通事故多発交差点ワースト1

上天神町交差点(高松市上天神町547番地1)

【人身事故件数】
9件

【事故要因】
人的要因の主なものは発見の遅れで、事故類型は追突事故が最多。

【予防方策】
交通量が多く渋滞が発生する交差点のため、前方をよく見て安全な速度に減速する。
運転に集中し、車間距離を十分とる。

愛媛県の交通事故多発交差点ワースト1

天山交差点(松山市天山1丁目4番16号)

【人身事故件数】
6件

【事故要因】
漫然運転による前方不注意。
交差点右折時において、右折先に設置されている自転車横断帯付近の安全確認が不十分。

【予防方策】
交通量が非常に多い道路であることから、常に緊張感を持った運転を心掛け、前方を注意して見る。
交差点の右左折時には後方左右の安全確認を徹底するとともに、徐行・減速するなどして、歩行者や自転車にも反応できるよう注意する。

高知県の交通事故多発交差点ワースト1

はりまや橋交差点(高知市はりまや町1丁目5番1号)

【人身事故件数】
3件

【事故要因】
横断歩行者、横断自転車との事故が発生しており、いずれも人的要因が事故の要因。
人的要因として、進行先にある横断歩道等の安全不確認、確認不十分があげられる。

【予防方策】
横断歩道上やその周辺の安全確認を徹底し、横断しようとする者を早期に発見する。
横断者がいた場合には、横断歩道手前で停止をした後、安全に横断歩道上を通過できるようになったことを確認してから通過する。

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