東海地方の危ない交差点のイメージイラスト

東海エリアの「危ない交差点」愛知・岐阜・静岡・三重のワースト1は?

損保協会が最新の全国交通事故多発交差点マップを公開

一般社団法人 日本損害保険協会(損保協会)は2025年9月16日、最新版となる「全国交通事故多発交差点マップ」を公表した。
2024年の交通事故データをもとに、人身事故の半数以上が交差点・交差点付近で発生していることを受け、同マップでは都道府県ごとに事故件数が多い交差点を紹介。
今回は東海エリア(愛知・岐阜・静岡・三重)の交通事故多発交差点ワースト1をそれぞれ紹介する。

目次

愛知県の交通事故多発交差点ワースト1

高岳交差点(名古屋市東区泉一丁目20番19号先)

【人身事故件数】
13件

【事故要因】
停止状態から発進した際や交差点を右・左折する際に前をよく見ておらず、前車が未発進であったり横断者のために停止したりする動静に気が付かないことが原因で追突事故が発生。

【予防方策】
進路前方を注視し、前車の動きに注意。
前車に続き右・左折時する際は、前車の動きと横断者等の有無に注意。

名古屋駅交差点(名古屋市中村区名駅一丁目1番2号先)

【人身事故件数】
13件

【事故要因】
脇見運転等により前方不注視での追突事故が発生。
漫然と運転し、左右後方の安全確認不十分のまま進路変更した際に接触事故が発生。

【予防方策】
前車の急な動きや、ブレーキに対応できるよう、安全な速度と車間距離をとった運転を心がける。
運転に集中し前方の確認を確実に行い、脇見運転をしない。
常に危険を予測した運転に努める。
見込みで発進することなく、信号表示をしっかり確認して走行。

岐阜県の交通事故多発交差点ワースト1

弁天町交差点(多治見市弁天町2丁目16番地)

【人身事故件数】
5件

【事故要因】
脇見や漫然運転での追突事故等が発生。

【予防方策】
運転に集中し、前方の安全をしっかり確認して前車とは十分な距離をとって進行する。
左右の安全をしっかりと確認してから進行する。

静岡県の交通事故多発交差点ワースト1

同心橋東交差点(掛川市梅橋424番地の1)

【人身事故件数】
13件

【事故要因】
この交差点の道路形状は交差点を中心にしてすり鉢状になっているため、交差点に差し掛かるにあたり直近ではなく交差点の先の方に目が行きやすくなり、信号待ちのために減速しまたは停止した前車の発見が遅れて追突する交通事故が多発している。
大型貨物車の通行も多く、前方に大型貨物車がいる場合には逆に前方の見通しが悪くなって漫然と進行しやすくなるため、減速する前車に即応できずに追突する交通事故も多い。

【予防方策】
上り下りの勾配を繰り返す場所であり、交通状況によっては前方の見通しが大きく変わる場所でもあるため、前車との車間距離を十分に保った上で前方の安全確認を怠らないよう運転に集中する。

三重県の交通事故多発交差点ワースト1

四日市市西浜田町11番18号付近交差点(四日市市西浜田町11番18号)

【人身事故件数】
4件

【事故要因】
人的要因として、脇見運転、漫然運転や安全不確認が考えられる。

【予防方策】
脇見運転、漫然運転をしないことはもとより、前方左右の安全確認をしっかり行う。

その他の交通事故多発交差点はこちらから

最新の全国「危ない交差点」ワースト1・2について紹介

全国ワースト1となった東京・池袋六ツ又交差点をJAF Mate Online編集部が現地調査!

この記事はいかがでしたか?
この記事のキーワード
あなたのSNSでこの記事をシェア!