【東京・国立】「昭和100年」谷保天満宮旧車祭2025が12月14日開催! 旧車& クラシックカーが梅林に集結する特別イベント
“交通安全祈願発祥の地”で楽しむ、唯一無二の旧車イベントと歴史ロマン東京都国立市の谷保天満宮境内にて、「谷保天満宮旧車祭」が開催される。開催日は2025年12月14日、午前10時から午後3時まで。日本最古の自動車倶楽部 オートモビル・クラブ・ジャパン(ACJ)が主催。2025年は、昭和が続いていたら「昭和100年」にあたる節目の年。今回は昭和時代のクルマが参道に集結する特別企画が予定されている。旧車と神社、そして「交通安全祈願」が一体となった唯一無二のクラシックカーイベントだ。
3会場に広がる展示──“神社×クラシックカー”の異空間
境内に並ぶ旧車・谷保天満宮旧車祭2024年の様子(画像=オートモビル・クラブ・ジャパン(ACJ))
谷保天満宮旧車祭では、本殿・拝殿が立つ境内を中心に3会場で旧車が展示される。
・第1会場:JA東京みどり富士見台支店駐車場:40台
・第2会場:株式会社遠藤組駐車場:10台
・第3会場:谷保天満宮境内:140台
2004年までに生産された国産車・外国車と、主催者が認めたスーパーカーやカスタムカーが並ぶ。
境内に入る旧車「谷保天満宮旧車祭」2024年の様子(画像=オートモビル・クラブ・ジャパン(ACJ))
谷保天満宮旧車祭2024年の様子(画像=オートモビル・クラブ・ジャパン(ACJ))
会場となっている谷保天満宮の参道や梅林のロケーションも、単なる旧車展示イベントとは一線を画す魅力となっている。
「谷保天満宮旧車祭2025」展示内容と当日の流れ|旧車ファン必見のタイムスケジュール
イベント当日は以下のスケジュールで進行する。
| スケジュール | |
| 午前10時~ | オープニングセレモニー |
| 午前10時15分~午後2時 | 展示 |
| 午後2時~午後3時 | 終了後~国立市内近乗会 |
開始とともにエントリー車両が各会場に整然と並ぶ。境内の参道や梅林を背景にした展示は見応え十分で、来場者は多彩な旧車を間近で楽しめる。会場内には撮影スポットも多く、じっくりと車両を観賞しながら散策できるのが魅力だ。
また参加車両は、"交通安全祈願発祥の地"で神主による交通安全の祈祷を受けられる。展示終了後の午後2時頃からは、国立市内で近乗会を開催。旧車の列が市内を走る光景は、まさに「走る博物館」だ。
谷保天満宮旧車祭のルーツ|1908年・日本初のドライブツアーと交通安全祈願のはじまり
谷保天満宮は、「交通安全祈願発祥の地」として知られている。そのきっかけは、1908年に有栖川威仁親王殿下を先導として行われた、日本初のドライブツアー「遠乗会」だ。
目的地となった谷保天満宮の梅林で、参加者が食事をとりながら初期の自動車産業について語り合った。この場で日本最初の自動車倶楽部 オートモビル・クラブ・ジャパン(ACJ) が誕生した。この日、親王殿下御一行が無事に東京へ帰着したことから、谷保天満宮は「交通安全祈願」文化の源流とされている。
日本のクルマ文化の原点で過ごす“特別な一日”
谷保天満宮の最寄り駅は、JR南武線「谷保駅」で南口から徒歩3分。当日は、大学通スタバ前からJA東京みどり間を2人乗りのトゥクトゥクが無料シャトルとして会場間を運行する。時間は、午前9時半から午後1時45分まで。
谷保天満宮旧車祭は、単なるクラシックカー展示会ではない。1908年のドライブツアーから始まった「日本の自動車文化」と「交通安全祈願」の歴史を、現代に受け継ぐ祭だ。神社の静謐さ、歴史的背景、クラシックカーの存在感が交わる空間は、クルマ好きはもちろん、旅好きにも強く訴えかける。 次のドライブの目的地として、予定に加えておきたい。
自動車交通トピックスの記事一覧
【福岡】「Japan Mobility Show Fukuoka 2025」12月18日から21日まで開催! 九州最大級のモビリティの祭典
2025.12.04
【神奈川県】西湘バイパス・新湘南バイパスで2025年12月7日に一部通行止め「第20回湘南国際マラソン」開催で交通規制
2025.12.03
【東名高速】袋井IC~磐田IC太田川橋でリニューアル工事開始へ! 2026年1月から約3年間の大規模改修
2025.12.01
ガソリン暫定税率廃止に続く「マイカー通勤手当の非課税限度額の引き上げ」が家計に与える影響とは?
2025.11.29
長く丁寧に扱い、心を込めてクルマを手入れするまていなオーナー44人が集合
2025.11.28
【埼玉・国道17号】新大宮バイパス下り線が2025年11月29日に夜間通行止め
2025.11.27
熊との衝突事故急増中! あなたのクルマは大丈夫?
2025.11.25