【東名高速】袋井IC~磐田IC太田川橋でリニューアル工事開始へ! 2026年1月から約3年間の大規模改修

【東名高速】袋井IC~磐田IC太田川橋でリニューアル工事開始へ! 2026年1月から約3年間の大規模改修

2026年1月13日から2026年2月6日まで片側1車線規制 最大35分の渋滞予測

NEXCO中日本は、東名高速道路の袋井IC~磐田IC間にある太田川橋で、大規模なリニューアル工事を実施する。工期は2026年1月13日から2028年9月下旬までの約3年間。太田川橋は1969年2月に開通し、橋長は246m。開通から56年が経過し、従来の補修では対応が難しくなったため、今回、橋の路面部(床版)を取り替える全面更新に踏み切る。これにより耐久性と安全性の向上を図る。工事期間中は、区間内の車線幅が狭くなるほか、渋滞の発生が予想されている。

目次

東名・袋井IC~磐田IC間でリニューアル工事開始へ! 初期は片側1車線規制で渋滞最大15kmも

東名リニューアル工事区間と迂回ルート(画像=NEXCO中日本)

東名リニューアル工事区間と迂回ルート(画像=NEXCO中日本)

リニューアル工事は6段階で実施され、上下線を交互に切り替えながら進められる。初期(2026年1月13~2月6日)は片側1車線規制に。上り(東京方面)では、平日朝と夕方を中心に最大5kmの渋滞が予測されており、通常よりも20分程度通過に時間がかかる見込み。下り(名古屋方面)では夕方を中心に最大15kmの渋滞予測で、通過には通常よりも最大35分所要時間が増える見込みだ。

東名リニューアル工事位置図(画像=NEXCO中日本)

東名リニューアル工事位置図(画像=NEXCO中日本)

おおまかな時期と通行の影響は下記の通り。

工事スケジュールと交通影響まとめ

工事スケジュールと交通影響まとめ

工事は昼夜を問わず実施され、土日祝も規制が継続される。また、工事の進行に合わせて車線の位置が何度も切り替わる(車線シフト)ため、標識や路面標示を確認して走行したい。

迂回ルートは新東名経由で! 最大38分の時間短縮も可能

工事個所と迂回ルート(画像=NEXCO中日本)

工事個所と迂回ルート(画像=NEXCO中日本)

渋滞緩和のため、新東名を経由する広域迂回ルートの利用が推奨されている。たとえば、東京23区内から豊川市内まで通常ルート(東名)を利用すると3時間7分(通常よりも約20分増)かかるが、新東名経由の迂回ルートでは2時間29分で到着でき、約38分短縮できるという。静岡IC~浜松IC間でも、通常ルートでは1時間16分(通常よりも約35分増)かかるが、迂回ルートでは57分と、約19分の時間短縮が期待できる。一般道も含むため混雑状況によって所要時間は変わるが、広域的なルート変更で渋滞を避けられる可能性が高い。

東名各地でリニューアル工事ラッシュ! 今後3年間は各地で車線規制も

東名では、今回の太田川橋に加え、焼津IC~吉田IC間(大井川橋)で進行中の工事や、大井松田IC~足柄スマートIC間など、複数のリニューアル工事が行われている。太田川橋の工事は、これらの中でも最長期間に及ぶ大規模改修のひとつで、3年間を通して段階的に施工が続く予定だ。今後も各地で工事に伴う車線変更や混雑が発生するため、出発前に最新情報を確認し、ゆとりを持った計画を立てたい。

東名軸大規模工事サイト 」では、渋滞予測や所要時間、迂回ルートの案内などを提供しており、渋滞回避に役立つ情報がまとめられている。お出かけ前に「東名工事」で検索して確認してほしい。また、最新の交通情報は、NEXCO中日本「公式ウェブサイト 」や「アイハイウェイ中日本 」で確認できる。長期工事期間中は、周囲の流れに注意しながら安全運転を心がけよう。

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