ついに高速道路でETC専用が当たり前に? 2026年春から35か所で未搭載車は利用不可
東名・新東名・中央道などNEXCO中日本の主要路線で2026年3月から5月に切替、IC選びと事前確認が重要NEXCO中日本は高速道路の料金所運用を見直し、35か所の料金所を新たに「ETC専用料金所」として運用開始すると発表した。2026年3月から5月にかけて順次行われ、対象となる料金所ではETC車載器を搭載していない車両は通行できなくなる。これまで現金でも利用できていたICの運用が切り替わる形だ。
ETC専用料金所とは? 2026年春から運用拡大
ETC専用料金所IC付近の高速道路本線および一般道の案内標識にはETC専用の標示板が設置される(画像=NEXCO中日本)
高速道路料金所の一部が2026年春から「ETC専用料金所」となる。ETC未搭載車では利用できないICが増える。対象はNEXCO中日本管内の35か所に及び、主要高速道路のICも含まれている。普段利用しているICが現金では通行できなくなる可能性もあるため、事前の把握が重要だ。
ETC専用料金所は、ETC車載器を搭載し、ETCカードが正しく挿入された車両のみが利用できる料金所である。一般レーンや係員対応レーンは設けられず、ETC未搭載車やカード未挿入、通信不良などでETCが機能しない状態では通行できない。
対象は35か所、東名・中央道など主要高速道路のICが含まれる
NEXCO中日本管内では、2026年3月から5月にかけて35か所の料金所がETC専用料金所として運用を開始する(画像=NEXCO中日本)
今回のETC専用化の対象は、東名、中央道、新東名、伊勢湾岸道、東名阪道、東海北陸道、東海環状道、名二環など、中部圏を中心とした主要路線だ。運用開始日時は路線ごとに異なり、2026年3月から5月にかけて段階的に導入される予定。利用予定のICがETC専用料金所に該当するかどうかは、事前にNEXCO中日本の公式ウェブサイト で確認しておきたい。
ETC未搭載車は通行不可、誤って進入した場合の対応は?
ETCが利用できない状態で誤進入した場合はサポートレーンを通過し係員の指示にしたがう(画像=NEXCO中日本)
ETC専用料金所では、ETCを搭載していない車両は通行できない。料金所手前には「ETC専用」と明記された案内標識や路面表示が設置され、事前に判別できるよう配慮される予定だ。ETC未搭載車は、こうした表示を見落とさないよう注意したい。
万が一、誤ってETC専用レーンに進入してしまった場合は、無理に後退せず、「サポート」と表示されたレーンを通行して一旦停止し、現地の案内表示や係員の指示に従う必要がある。特に夜間や交通量の多い時間帯では、事前確認の重要性が高まる。
なぜETC専用化が進むのか? 渋滞対策とキャッシュレス化の流れ
ETC専用料金所の拡大には、料金所付近の渋滞緩和や通過時間の短縮、料金所で働く人手を減らし、少ない人員でも安定して運営できる体制を整える狙いがある。キャッシュレス化を前提とした高速道路運用への移行が進むなかで、ETCは事実上の標準装備になりつつある。
一方で、ETC未搭載車にとっては利用できるICが制限される可能性があり、これまで以上にルート選択や事前準備が求められる。
高速道路利用前に確認したいポイントとETC専用化への備え
今後、高速道路を利用する際は、ETC車載器が正しく装着されているか、ETCカードの有効期限や差し込み忘れがないかを事前に確認しておきたい。また、目的地周辺のICがETC専用料金所になっていないか、公式ウェブサイト でチェックしておくことが、安全でスムーズなドライブにつながる。ETC専用料金所の拡大は、今後も段階的に進む見通しだ。
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