中国自動車道 宝塚IC周辺の空からの写真
中国自動車道 宝塚IC周辺の様子。都市部を通過する交通量の多い区間で、車線規制による渋滞発生が予測されている

【中国道】宝塚IC~神戸JCT間で終日車線規制、朝夕を中心に大規模渋滞を予測

速度規制や分岐部の混雑に注意、ドライバーが知っておきたい走行ポイント

中国道(吹田JCT~神戸JCT間)で進めているリニューアル工事に伴い、2026年1月から4月末まで宝塚IC~神戸JCT間の一部区間で終日車線規制が実施されている。土日祝日を含めた昼夜連続の規制となり、平日の朝夕や休日の移動時間帯を中心に大規模な渋滞が予測されている。NEXCO西日本関西支社は新名神などへのう回や、混雑時間帯を避けた利用を呼びかけている。

目次

宝塚IC~神戸JCT間の終日車線規制、速度規制と走行環境の変化に注意で通行に大きな影響

中国道リニューアル工事に伴う宝塚IC~神戸JCT間の終日車線規制の期間

中国道では宝塚IC~神戸JCT間では2026年1月~4月末まで終日車線規制が行われ、走行環境が通常と異なる(画像=NEXCO西日本)

中国道の宝塚IC~神戸JCT間で、2026年1月から4月末まで土日祝日を含めて昼夜連続の終日車線規制が実施されている。関西都市圏と神戸方面を結ぶ主要ルートで、終日車線規制が行われることで、車線数の減少や走行速度の低下が発生し、通常とは異なる走行環境となる。

規制期間中は、一部区間で最高速度が50km/hに制限。ゴールデンウイーク期間中は一時的に車線規制を撤去される予定だが、宝塚IC~西宮山口JCT間の一部区間では、路肩幅の縮小に伴う速度規制(最高速度50km/h)が継続される。「規制が解除された」と思い込み、速度を上げてしまうと危険なため、現地の規制標識や情報板の確認を。なお、5月に実施される交通規制の詳細は、決まり次第順次発表される予定だ。

中国道・宝塚IC~神戸JCT周辺で渋滞発生、朝夕の通行時間帯に注意

中国道交通規制期間中の平日の渋滞予測図

中国道交通規制期間中の平日は宝塚IC付近を先頭に午前8時台から12時台まで10km未満の渋滞が発生する見込み(画像=NEXCO西日本)

交通規制期間中は、中国道の規制区間周辺だけでなく、接続する高速道路、一般道で、時間帯によっては通常よりも渋滞が発生しやすくなる。

平日の朝に通行する場合、中国道下りでは宝塚ICを先頭に午前8時頃から午後12時頃まで最大5km以上の渋滞が発生する可能性がある。また、阪神高速神戸線の摩耶付近では上下線ともに午前6時頃から午後10時頃まで最大10km以上の渋滞が予測されている。

中国道交通規制期間中の休日の渋滞予測図

中国道交通規制期間中の休日は宝塚IC付近を先頭に午前6時台から11時台まで5km未満の渋滞が発生する見込み(画像=NEXCO西日本)

休日は、午前6時から午後1時にかけて、中国道下り宝塚ICや阪神高速神戸線上り摩耶付近で、10km未満の混雑が発生しやすい。レジャーや帰省で午前中に移動する場合は、早朝出発やう回ルートの検討が有効。

帰路となる夕方午後2時から午後10時台には、西宮山口JCT周辺を中心に渋滞が発生しやすく、阪神高速神戸線上り摩耶付近、さらに山陽道上り神戸JCTでも混雑が見込まれている。

特に西宮山口JCTでは、新名神への分岐部で車線数が減少するため、う回車両と中国道を直進する車両が集中しやすい。分岐付近では急な速度低下が起こりやすく、前方の動きに注意し、車間距離を十分に確保した走行を心がけたい。このほか、阪神高速東大阪線の高井田付近でも上下線ともに渋滞が予測されており、周辺道路を含めた広い範囲で混雑が広がる可能性がある。

中国道の渋滞回避に新名神へのう回を検討、距離増と時間帯に注意

中国道交通規制時に新名神へう回する推奨ルート図

中国道交通規制時は新名神へのう回が可能だが、走行距離が延びるため時間帯に注意が必要(画像=NEXCO西日本)

交通規制期間中は、渋滞区間を避けて安全に走行するための選択肢として、新名神などへのう回も検討したい。新名神を利用すれば、宝塚IC~神戸JCT間の工事区間を回避できる一方、走行距離が通常より約23km長くなる。

時間帯や交通状況によっては、中国道を直進するよりも移動時間がかかる場合がある。交通量が多い時間帯や、う回車両が集中している場合は、到着時間に余裕をもった行動が必要になる。

また、新名神でも橋梁の建設工事などに伴い、高槻IC~茨木千提寺IC間で夜間通行止めが実施される場合がある。う回ルートとして新名神を利用する際は、通行止めの有無や実施時間帯を事前に確認しておきたい。

う回を選択する場合でも、工事や天候、交通状況によって走行環境は変化する。出発前に最新の交通情報を確認し、必要に応じてルートや出発時間を見直すことが、渋滞回避と事故防止につながる。

工事の先はどう変わる? 中国道リニューアルで期待される安全性

中国道は開通から50年以上が経過し、老朽化への対応が必要な時期を迎えている。今回のリニューアル工事では、橋梁の床版更新や防水性能の向上などが進められており、将来的にはより安全で走りやすい道路環境が期待される。工事期間中は不便もあるが、今後も安心して利用できる道路を維持するための取り組みといえる。

NEXCO西日本では、「中国道リニューアル工事 」専用ウェブサイトで渋滞予測やリアルタイムの所要時間、う回ルート、工事の進捗状況などを提供している。また、日本道路交通情報センター(JARTIC)の「道路交通情報Now! 」でも交通情報を確認できる。出かける際は事前に最新の交通情報を確認し、時間に余裕をもった行動が推奨される。

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