NEXCO西日本、関西・中四国・九州エリアのGW後半の高速道路は上下線とも激しい渋滞に
上り線では5月3~5日にそれぞれ13~14回の渋滞が発生するおそれ4月29日から2023年のゴールデンウィークが本格的に始まるが、NEXCO西日本ではGW期間中の交通集中による10km以上の渋滞予測についてアナウンスしている。
それによると4月28日から5月7日までの10日間で、10km以上の渋滞が下り線で39回、上り線で56回発生すると予測。
とくに下り線では5月3日に18回、4日に10回とピークとなる一方で、上り線は5月3日から5日の3日間、いずれも13回から14回と激しい渋滞が発生するとしている。
NEXCO西日本管内のピーク時10km以上の日別渋滞回数
九州道鳥栖JCT付近から下りで最大40kmの渋滞
こうした渋滞の中でも、3日の明け方から昼過ぎにかけては、九州道下り線の鳥栖JCT付近を先頭に最大40kmの渋滞が発生。10時頃をピークに佐賀県鳥栖市の鳥栖JCTから、福岡県古賀市の古賀ICまで伸びるとされ、通常25分の所要時間が約2時間30分かかると予測している。
また、同じく3日の夕方から夜にかけて、名神高速下り線の旧山科バス停付近を先頭に、名神高速竜王IC付近および、新名神高速信楽IC付近まで、いずれも18時頃をピークに最大25kmの渋滞が発生し、所要時間は通常約20分のところが約2時間5分かかるとしている。
5月3日(水)九州・中国・四国エリアの渋滞予測(NEXCO西日本「渋滞予測ガイド」から)
一方、上り線は5月3日5時から18時頃にかけて、名神高速大津ICを先頭に、茨木IC付近まで最大35kmの渋滞が発生。ピーク時の9時頃には通常なら30分の所要時間が約2時間20分になると予測している。
このほか上り線では、3日11時頃をピークに、京滋バイパス宇治トンネル付近から第二京阪道路の交野南IC付近まで最大25km程度の渋滞が発生し、所要時間は通常より1時間20分程度かかる。
4日10時頃には名神高速大津IC付近を先頭に高槻JCTまで、ピーク時には最大25kmの渋滞が発生すると予測している。
5月3日(水)近畿・中部エリアの渋滞予測(NEXCO西日本「渋滞予測ガイド」から)
GW期間中は中国道中国池田IC~神戸JCTを6車線運用に一時拡大
こうした激しい渋滞予測に対して、NEXCO西日本では4月22日より、中国道中国池田IC~神戸JCT間の終日車線規制を解除し、5月8日夜まで6車線運用に戻して対応すると発表。また、5月3日~5日を中心に、休憩施設で駐車場整理員の配置、臨時トイレの設置、大型車駐車ますを確保するなどの混雑対策を実施する予定という。
NEXCO西日本ではこうした渋滞の予測情報を同社のウェブサイトと高速道路情報サイト「i Highway(アイハイウェイ)」上で「渋滞予測ガイド」として公開。また、同社のウェブサイト内「渋滞予測カレンダー」でも、交通集中が予測される日の渋滞情報を確認することができる。
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