東京駅地下で見つけたワンハンドグルメお土産
文=白鳥紀久子

お土産にも最適! 東京駅で手軽に買える絶品ワンハンドグルメ8選

新幹線ランチや帰省に! 移動中も楽しい話題の最新店
白鳥紀久子

東京駅で手軽に買える絶品グルメ「ワンハンド土産」8選はココ! 片手でOK、腹持ち抜群なので新幹線の車内で食べる用にもおすすめです。神戸牛パイ、限定いなり、LA発祥ドーナツなど、スイーツ・惣菜系を網羅。フードライターの白鳥紀久子氏が厳選した旅のお供・自分お土産7選をご紹介します。

※2025年12月現在の情報です。内容は変更になる可能性があります。
※価格は税込みです。

旅のお供に、自分土産に! 東京駅限定の「片手でいける」話題のグルメ8選

1. ドイツ菓子の老舗が作る「神戸牛のミートパイ」

ゆーパイむ「神戸牛のミートパイ」1個500円

ゆーパイむ「神戸牛のミートパイ」 1個500円
グランスタ東京地下1階

ドイツ菓子の老舗「ユーハイム」が手掛けるパイ専門店「ゆーパイむ」。マーガリンなどの代替油脂ではなく、バターを100%使用して作るパイは、コクや香りが豊かで食感はサクサク!

「神戸牛のミートパイ」は、432層にも織り込んだパイ生地に神戸牛とよく炒めた玉ねぎ、ゆで卵を合わせたフィリングを包んで香ばしく焼き上げた、この店の看板メニュー。サクサクのパイ生地に肉の旨みが染み込み、おいしさがさらに倍増。腹持ちもよく、旅の途中に頬張ると元気100倍になりますよ!

2. 手のひらサイズのおしゃれなクレープ「ソバープ」

SOBAP「〇〇〇〇〇〇」1個〇〇円~

SOBAP 「シュガーバター」1個 190円、「ショートケーキ」1個 480円、「ピスタチオクリーム」1個 390円など
グランスタ東京1階

SOBAP(ソバープ)は、そば粉クレープの専門店。 通常のガレット(そば粉のクレープ)は、そば粉と水、塩で作られますが、ソバープは卵や牛乳、バターを加えてよりリッチでしっとりとした食感に。さらに、手のひらサイズに焼き上げるので、 持ち歩きや手土産に最適なんです。

プロデュースを手掛けるのは、「I'm donut ?」や「アマムダコタン」で知られる人気シェフ・平子良太氏。スイーツ系から惣菜系(セイボリー系)まで種類が豊富。季節限定品も多いので、アレコレ選ぶのが楽しくなるお店ですよ。

3. 常に作り立てが店頭に並ぶ「豆狸のおいなり」

豆狸「東京駅限定まぐろ時雨煮いなり」1個 280円

豆狸「東京駅限定まぐろ時雨煮いなり」 1個 280円
グランスタ東京地下1階

豆狸(まめだ)は大阪発祥のいなり寿司専門店。定番から変わり種までそろう、圧倒的な種類の豊富さが魅力です。甘辛くふっくらと煮上げられた油揚げは、一度食べたら忘れられないおいしさ。常時7種類以上並ぶいなり寿司は、すべて店内の厨房(ちゅうぼう)で一つひとつ丁寧に手握りされており、常に作りたてが提供されています。

なかでも、東京駅を象徴する赤レンガ模様の焼き印が目を引く「まぐろ時雨煮いなり」は東京駅限定の逸品。お揚げの中には、酢飯とまぐろの時雨煮がぎっしりと詰まっています。しょうがを利かせた濃いめの味付けは酢飯との相性も抜群。一口サイズで食べやすく、世代を問わず喜ばれる「気の利いた手土産」として重宝します。

4. すべてにこだわり抜いた最高の「おにぎり」

TARO TOKYO ONIGIRI「静岡県産うなぎ 奈良漬添え」1個 720円

TARO TOKYO ONIGIRI「静岡県産うなぎ 奈良漬添え」 1個 720円
グランスタ東京地下1階

TARO TOKYO ONIGIRI(タロウ トウキョウ オニギリ)は、意外性のある具材を組み合わせたビジュアル最強のおにぎり専門店です。見た目の華やかさだけでなく、米(白米・黒米・玄米)、塩、海苔(のり)の「三種の神器」へのこだわりも一級品。米は大粒で弾力があって食べ応えがある「山形県産雪若丸」。具材の持ち味を最大限に引き出せるように、塩はまろやかでうまみが強い宮城県石巻産「伊達の旨塩」を炒ってから使用。海苔も国産にこだわり、別添えしているので、食べる直前に巻けば、磯の香りが香り立つようです。

定番の「炙(あぶ)り生たらこ」や「いぶりがっこ味噌チーズ」に加え、東京駅限定の「静岡県産うなぎ 奈良漬添え」といった、ユニークで贅沢なメニューも話題。おにぎり単品はもちろん、彩り豊かな「TARO日替わり弁当」など、シーンを選ばない使い勝手の良さも魅力です。

5. 連日飛ぶように売れる「クラフトフィナンシェ」

Brick bake bakers by Pâtisserie ease

Brick bake bakers by Pâtisserie ease 「クラフトフィナンシェ」 1個 300円~
グランスタ東京地下1階

いつ見ても行列なのが、Brick bake bakers by Pâtisserie ease(ブリック ベイク ベイカーズ バイ パティスリー イーズ)。日本橋兜町の人気パティスリーeaseが手掛けるベイクショップです。商品が飛ぶように売れていきますが、駅構内の厨房から焼き立てがすぐに運ばれてくるので安心して。

こちらのフィナンシェは、東京駅のレンガをイメージした、少し大きめの四角いフォルムが特徴。定番のプレーンに加え、ラズベリー、レモン、ショコラ、大納言、マロンなど、多様なフレーバーがあり、好みでセレクトして詰め合わせてもらえますよ。

6. フランスパン製法で作るリッチな「東京百両あんぱん」

元祖木村焼き 百両屋「東京百両あんぱん(こしあん)」1個250円

元祖木村焼き 百両屋 「東京百両あんぱん(こしあん)」1個 250円
グランスタ東京1階

「東京百両あんぱん」は、明治のあんぱん創製から続く木村屋の精神的系譜を背景に、メゾンカイザーの日本展開を担った木村周一郎氏が手がけた、注目のあんぱんです。
高級バターと卵を贅沢に使ったパン生地はふっくらとした食感で、中にはなめらかなこしあんがたっぷり。楕円形のフォルムは、まるで小判が積み重なったよう。片手で食べやすいサイズ感に加え、和洋折衷のレトロモダンな趣もあり、お土産としても喜ばれそうです。

7. 販売2時間で完売する人気商品「プチアップルパイ」

マミーズ・アン・スリール大丸東京店「プチアップルパイ」1個 〇〇円 ※12時から販売開始。完売次第終了。

マミーズ・アン・スリール大丸東京店 「プチアップルパイ」 100g 690円 ※12時から販売開始。完売次第終了
大丸東京店地下1階

東京駅に数あるスイーツ店の中でも、懐かしさと安心感で魅了するのがパイ菓子専門店マミーズ・アン・スリール。アップルパイが人気ですが、主役であるりんごは季節ごとにそのときに一番おいしい国産りんごを使い分けています。そして、余計な添加物を使わず、家で焼いたような素朴でやさしい味わいにこだわっています。

定番のアップルパイ以外にも、季節のパイやバナナパイなどのラインアップも充実。なかでも、旅のお供や自分土産におすすめなのが、気軽にちょこっとつまめる「プチアップルパイ」。こちらは毎日12時からの時間限定販売。焼き上げられた200個が、わずか2時間ほどで完売してしまうこともあるほどの大丸東京店限定の超人気商品です。

8. LA仕込みの迫力ビジュアルが魅力「ランディーズドーナツ」

ランディーズドーナツ東京ギフトパレット店「チョコレートキャンディ レイズド」1個550円、「グレイズドレイズド」1個 360円、「スモアズレイズド」 550円 https://randysdonuts.jp/ 東京ギフトパレット1階

ランディーズドーナツ東京ギフトパレット店 「チョコレートキャンディ レイズド」1個550円、「グレイズドレイズド」1個 360円、「スモアズレイズド」 550円
東京ギフトパレット1階

ロサンゼルス発祥の人気ドーナツショップの日本国内3号店が2025年12月にオープン。手作りのアメリカンサイズのドーナツが店頭にズラリと並び、その迫力は圧巻です。テイクアウト専門店なので、旅の途中のおやつや手土産に最適ですよ。

伝統的なイーストドーナツで甘くてつややかなシュガーグレイズがかかった「グレイズドレイズド」、アメリカの定番スイーツであるスモア(焼きマシュマロ)をイメージした「スモアズレイズド」、カラフルでキッチュな「チョコレートキャンディ レイズド」。どれも見た目も楽しく、本場LAの味を堪能できるランディーズの定番人気商品です。

いかがでしたか? どれも片手で食べやすく、腹持ちがよいので、旅のお供や自分土産にぜひ! 年末年始の帰省土産にしても喜ばれますよ。

白鳥紀久子

しらとり・きくこ 北海道出身。生活情報誌、女性誌、妊娠出産育児誌などのエディター&ライターを経て、フリーランスに。書籍、雑誌、Webにて主に健康・暮らし・ハンドメイド・料理・グルメ関連のライターとして活躍中。『日本ご当地アイス大全』『日本ご当地おかず大全』(辰巳出版)のリサーチを担当するほか、JMO「もらって嬉しいお土産ランキング」など、お土産関連企画のライターを務める。好きなことは食べることと作ること。

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