宮古島のグルメ完全攻略! 【前編】すべて実食! 島を一周して網羅した厳選3店
地産のシマダコグルメに、冬が旬の限定メロンパフェ……宮古島でしか味わえない名店をすべて実食レポート宮古島観光は、宮古ブルーの海を眺めてマリンスポーツ……だけじゃない! 宮古島と池間・来間(くりま)・伊良部の各離島を結ぶ美しい橋を渡り、その土地ならではの食材を生かした食を堪能することも旅の醍醐味。 特に限られた旅行日程の中では、失敗のない店選びをしたいという方は多いのではないでしょうか。
今回は、宮古島を一周して現地調査を実施。そして見つけた「絶対外さない」お店をご紹介します。前編となる本稿では、島北部の池間大橋周辺で30年以上愛されるシマダコ料理の名店、来間島で展開される農家直営の絶品フルーツパフェに、西平安名崎(にしへんなざき)近くの絶景が楽しめる、オープンエアーなガーリックシュリンプのお店をご紹介します。
ロードサイドの名店「すむばり食堂」
むちむち食感“シマダコ”満載の絶品タコ丼
驚くほどたっぷりのシマダコが入っているタコ丼(1,350円)。野菜も、タコも味が濃く、まさにここでしか食べられない逸品
池間島へと続く一本道の途中で、懐かしい印象の佇まいを見せる「すむばり食堂」。ここの名物が、宮古島で長年愛されているシマダコと呼ばれるタコを使用した料理の数々。
アットホームな雰囲気の店内で、一番人気という「タコ丼」を注文。登場したのは、なんともたっぷりのタコとたっぷりの野菜が卵でとじられているという、ほかでは見たことのない丼。タコはむちむちとやわらかく、野菜はしゃっきりとした食感で、甘辛いタレが香ばしい! 「うまっ!!」とストレートな言葉がこぼれてしまった。
「タコ丼は、宮古産の野菜とシマダコをチャンプルーにして乗せているんです。おばぁがこの店を始めた30年以上前から、付き合いがある地元の漁師さんからシマダコを仕入れています」
と話してくださったのは店主の神里さん。タコ丼はこちらのオリジナル料理として長年地元の方からも愛されているとのことで、まさに宮古島に根付いた美味を心ゆくまで堪能。ここだけの話、あまりのおいしさに、たくさんの料理を食べるのが宿命の旅取材中ながら、テイクアウトで「タコ丼」を追加注文。夜食としてもいただいたことは秘密にしておきたい。
こちらもシマダコがふんだんに使用された「塩ダレタコ焼きそば」。ストレートな麺を使用するのが宮古島の特徴だそう
シマダコを堪能できる、タコのから揚げ(550円)。濃いタコの旨みと、むちむちむちむち……が続く食感の至福を満喫できる贅沢
地元の方からも長年愛される「すむばり食堂」。ちなみに「すむばり」は、お店の所在地周辺を示す、地元の言葉なのだそう
●すむばり食堂 /宮古島市平良狩俣768-4 Tel.0980-72-5813
「農家れすとらん 楽園の果実」で知る宮古島の新常識
冬こそ旬の“クリスマスメロン”と圧倒的標高の絶品パフェ
季節ごとに、旬のフルーツを使用したパフェが絶大な人気を誇る。宮古島産メロンパフェ(左/2,200円)、ドラゴンフルーツパフェ(右/2,000円)
宮古島の西部に位置するひたすらに真っすぐな来間大橋を渡り、来間島へ。そこでスイーツを求め名前も麗しい「農家れすとらん 楽園の果実」を訪れた。
ここは来間島で果物等を有機栽培していた夫妻が2023年にオープン。素材そのものの「本物の味」を大切にしているという。
メニューを眺めていると、お店の方曰く「実は、宮古島には『クリスマスメロン』という言葉があって、メロンは冬が旬なんです!」とのこと。「宮古島でメロン?」と意外性に驚きつつオーダーすると、登場したのはド迫力の標高を誇るメロンパフェ!
さっそく食してみると、なんとも香り高く、クリーミーな甘さ! パフェグラスの中には、自家製のジェラートやフルーツゼリーもたっぷり。ビビッドな色のドラゴンフルーツパフェは、パフェの中にもドラゴンフルーツがたっぷり。やさしい甘みの果実とさっぱりとしたソルベ、そして生クリームが相乗し食べるごとに気分が盛り上がる。夢見心地でスプーンが進み、まさに「楽園」な幸せ体験だった。
食事メニューも充実。「宮古島産マンゴーカレースープ・季節の前菜付き」(2,100円)は、マンゴーの甘みがカレーのスパイシーさを引き立てる。添えられた色とりどりのサラダを自家製にんじんドレッシングが彩る
実は宮古島は、日本最南端のメロン生産地。琉球石灰岩というミネラル豊富な土壌がメロン栽培に適しているのだそう
フルーツを使用したお土産スイーツも豊富。マンゴーやシークワーサーのゼリーが人気
緑に囲まれた「農家れすとらん 楽園の果実」。異国情緒ある外観に、旅気分も盛り上がる
●農家れすとらん 楽園の果実 /宮古島市下地来間476-1 Tel.0980-76-2991
絶景に映えるイエローバス
HARRY'Sで、本格ガーリックシュリンプを
たっぷりのガーリックが本場ハワイ流の「ガーリックシュリンプ バターガーリック」(1,595円)。添えられたレモンを絞ると、まさに南国の味! 缶もかわいらしいドリンク「ハワイアンサン」(385円)とともに
宮古島の最北端、西平安名崎へと続く一本道を進むと、なんとも“映え”るビビッドなイエローのスクールバスが目に入る。ここで提供されているのが、ハワイ・ノースショアの味をイメージして作ったという「HARRY'S Shrimp Truck(ハリーズ シュリンプ トラック)」のガーリックシュリンプ。あっさり味の「プレーン」(1,320円)、辛みのある「スパイシーホット」(1,370円)など多様なメニューがあるが、今回は一番人気という、「バターガーリック」をいただいた。
宮古島の泡盛や塩を使用して仕込んでいるという大ぶりの海老は、殻身を揚げてから焼かれており、香ばしくがっつりとパンチの利いたガーリック風味。その海老が、彩りの良い野菜とともにご飯に盛り付けられた贅沢な一皿! バターベースのコクを感じるリッチな味わいとハーブの香りは、日本の文脈ではないこっくりとした調味で、まさにハワイを感じる逸品だ。
「宮古島の北にあるこの場所へ向かう道が、ハワイのノースショアに向かう感じとリンクしていたので、この場所にオープンすることを決めました」と話すのは、同店の関口さん。
かつては観光地という印象が強い場所ではなかったものの、2020年に開店してから6年目の今では、ハイシーズンには交通整理が必要なほどの賑わいを見せるという。オープンエアーのハイセンスな客席は、スタッフが土台からすべて手作りしたそう。そのかいあってか、宮古島随一のロケーションを誇る店として絶大な人気で、この日も来店者が途切れることはなかった。
島の北端をひたすらに目指すと、左手にアメリカから移設したという黄色いスクールバスが目に留まる。「映えスポット」としても人気というのが納得の華やかさ
商品のオーダーと共に渡される、商品引き換えプレートも大人気!この日も多くの人が、このプレートを記念写真に収めていた
このかわいすぎるお食事スペースを、店舗の仲間たちですべて手作りしたというから驚き。2階には絶景のテラス席も!
香ばしく焼き上げられた海老は、殻ごと食べるのが本場流。エネルギッシュな味に、気分もアガる! 添えられた野菜はすべて宮古島産のものだ
海を臨む席で実食。リゾート感ある屋外でゆったりと食事できるのは、気温が上がりすぎないオフシーズンの醍醐味かも
●HARRY'S Shrimp Truck /宮古島市平良狩俣358−1 西平安名岬展望台前 Tel.0980-72-5610
いかがでしたか? 前編では、池間橋周辺と来間島に位置する、宮古島の風土を象徴する料理とスイーツをご紹介しました。しかし、宮古島のグルメ体験はこれだけでは終わらない! 続く後編では、島を象徴する3.5km超の伊良部大橋を渡った先にある伊良部島のグルメをご紹介。
伊良部大橋を一望する絶景が楽しめる施設での正統派宮古そば、さらには伊良部島の入り江に潜む「幻のマングローブ蟹」を求め、マングローブ林を探検した衝撃の出会いをお伝え。島民が愛するローカルパンについてもご紹介する
「宮古島のグルメ完全攻略!【後編】 幻のマングローブ蟹を求め、伊良部島エリアへ!全実食レポート」
を、ぜひ旅の計画の続きとして参照ください。
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