新千歳空港の北海道最新お土産ガイド。空港限定品にも注目！

2022年４月に大丸札幌店に誕生したスノーチーズ。通販がなく、実店舗でしか購入できない希少性のため開店から３年経過した今でも行列が絶えないお店と話題です。その２店舗目が2024年６月オープンの新千歳空港店。こちらも連日、スゴイ行列なんですが、８時と15時の販売開始時間があるので、タイミングがよければ大丸札幌店よりも購入しやすいかも。

看板商品の「スノーホワイトチーズ」は、北海道チーズのおいしさを凝縮した生食感のチョコレートを薄焼きのクッキーで包んだ個性派スイーツ。４人の北海道チーズ先駆者が監修した、チーズの濃厚＆芳醇（ほうじゅん）なおいしさが堪能できるクッキーです。

札幌農学校は、北海道大学（旧札幌農学校）の認定商品である「北海道ミルククッキー」で知られる北海道土産の定番ブランドです。2024年7月に厨房併設の新千歳空港ファクトリー店ができ、出来たての焼き菓子を空港で購入できるように。

なかでも人気なのが「焼きたて酪農チーズケーキ」。北海道・日高町にある自社牧場で搾った放牧牛乳と卵に、北海道産クリームチーズを混ぜ合わせ、メレンゲの気泡をつぶさぬように混ぜ、低温でじっくり蒸し焼きしたフワッフワでエアリーな食感。厨房から焼き立てが運ばれるたびにあっという間に売れちゃうんですよ。

昭和５年に発売されて90年以上も北海道土産の定番として愛されているのが、札幌千秋庵の「山親爺（やまおやじ）」。その「山親爺」をベースにしたクッキー生地にエアインホワイトチョコレートをのせたのが「ゆきだるま」です。

たっぷり空気を含ませたフワフワ食感のチョコレートがまるでパウダースノーのようだと評判です。スキーで転んでゆきだるまのようになった子熊が描かれたパッケージもかわいいでしょ。

「白い恋人」でおなじみの石屋製菓が新千歳空港限定で発売しているあんこスイーツをご存じですか？ 北海道十勝産のあずきで作ったあんこのお菓子で、ブランド名は「あんボヤージュ！」。ラインアップはどらやきとガレット。どちらも空港内でも取り扱うお店が少ないので、見つけたら即買いです！

どらやきは皮がしっとりもちもちとしていて、中のあんこは練乳クリーム入り。ホイップクリームのような重さがなく、ミルキーでやさしい甘さがなんとも味わい深い。和と洋のいいとこ取りの新感覚のどらやきです。

2025年４月にリニューアルオープンしたルタオ新千歳空港店。人気のドゥーブルフロマージュをはじめとしたお土産品や、クレームグラッセ（ソフトクリーム）やパルフェなど、テイクアウトしてその場で楽しめるスイーツも豊富にそろいます。

そんなルタオにも新千歳空港店限定のスイーツが。北海道産全粉乳を使用した甘さ控えめのホワイトチョコレートにフィアンティーヌ（※）とナッツを加えた、ミルクのコクとキャンディングナッツの香ばしさが主役のクランチチョコレートです。フィアンティーヌのザクザク食感にナッツのパリポリ食感が加わった、食べ応えバツグンのスイーツなんです。

※薄く焼いたクレープ生地を細かくクラッシュしたもの

北海道美瑛の約15haの広大な敷地に、菓子・パンの製造、販売、レストラン、カフェを展開するフェルム ラ・テール美瑛。北海道をはじめとした国産の食材にこだわって作られたスイーツが人気です。

３枚のサブレで２層のクリームをサンドした「バターチーズサンドプチ」は、美瑛本店で人気の「バターチーズサンド」のプチバージョンで新千歳空港など道内のお土産店での限定商品です。北海道産バターに北海道産クリームチーズパウダー、美瑛産のオリジナルブレンド小麦粉「美瑛の風」を使い、隠し味にはオホーツクの塩を加えた、まさしく北海道三昧のスイーツ。いつもとは違う北海道土産を探している人におすすめですよ。

森彦とは1996年に札幌円山の路地裏の古い木造家屋で創業した人気の自社焙煎珈琲店。札幌市内に10店舗あり、2025年2月には新千歳空港の国内線旅客ターミナルビル３階に「森彦 AIRPORT」がオープンしました。茶室をイメージしたモダンな空間で、コーヒーだけでなく、日本茶、和の調味料を使ったホットケーキや蜜芋のスイーツなどが楽しめるおしゃれなカフェです。

こちらで購入できるのが、森彦の代表的ブレンド・森の雫を名水百選に選ばれた「羊蹄（ようてい）のふきだし湧水」で丁寧にネルドリップ抽出したリキッドタイプのコーヒー。深煎りならではの濃厚な味わいと深みのあるコク、自然な甘みが特徴。瓶入りだから淹れたてのおいしさが長持ちするので、お土産にピッタリです。

新千歳空港を隅から隅までチェックして、最新お土産をご紹介しました。北海道旅行の際は、空港で過ごす時間に少し余裕を持って計画すると、お土産もゆっくり選べて、旅の充実度が爆上がりすること間違いなしです。