西伊豆スカイライン(静岡県)。夕陽が美しい西伊豆の山岳観光道路
絶景写真の専門家が、厳選したドライブコースをお届け
西伊豆スカイラインは、伊豆半島西側の稜線を走る南北約10kmの山岳観光道路で、雄大な富士山や駿河湾を望む絶景ドライブが楽しめます。戸田峠(へだとうげ)から船原峠までの区間はアップダウンとカーブが続き、爽快な走りと眺望が魅力。修善寺からのアプローチや達磨山(だるまやま)高原レストハウスの立ち寄りスポットも見どころです。四季折々で輝く絶景に出会えるドライブコースを、日本の隅々まで走り尽くした写真家の須藤英一さんが紹介。
人混みを離れて、静かな西伊豆へ
写真2 稜線を走る西伊豆スカイライン。眼下には駿河湾の眺望が広がっている
人気スポットが多く観光客が多い東伊豆に比べ、西伊豆は人も少なく蒼く澄んだ海と夕陽が美しいのが魅力だ。こんな西伊豆の稜線上を走る約10kmの山岳観光道路が西伊豆スカイラインである。戸田峠から達磨山を通り抜け船原峠までが西伊豆スカイラインだが、その先が西天城高原線につながるため、まるで西伊豆スカイラインが2倍に延びたように仁科峠(にしなとうげ)まで一気に走ることができる。
空と海をつなぐ絶景ロード、西伊豆スカイライン
写真3 駿河湾を見下ろす爽快なドライブコースだ
戸田峠へ向かうには修善寺から県道18号を上るが、途中にある達磨山高原レストハウスから眺める富士山は昔から絶景として有名なので、ちょっと立ち寄ってみたい。戸田峠から船原峠までは全線眺めが良く、駿河湾やその先にある静岡の街並みを見ながらのドライブとなる。道はアップダウンとカーブの連続で走る爽快感が味わえる。まさに「空の上を走るような道」という表現がぴったりだ。
西天城高原線へ入ると、静けさの中を走る時間が訪れる
写真4 夕陽に染まる西伊豆スカイラインと富士山
船原峠を越えると、西天城高原線になる。西伊豆スカイラインが開かれた明るいイメージなのに比べ、こちらは展望があまり良くないが、走ることについては快適なワインディングロードだ。また仁科峠からも遠く富士山を眺められる。仁科峠から西へ下りれば黄金崎や恋人岬方面に出る。また風早峠から東へ下りれば浄蓮の滝や天城峠へ行くことができる。
写真5 西天城高原線の入り口、仁科峠
西伊豆スカイライン データ
本内容は、須藤氏が撮影したときの情報を基に編集しています。詳細については、お出かけ前に最新の情報をご確認ください。
西伊豆スカイライン周辺のドライブルートは、こちらもチェック!
静岡県道17号から大瀬崎(おせざき)へ。富士山を間近に望む、ダイナミックなシーサイドロードをドライブします。
詳細は、画像をクリック!
芦ノ湖スカイライン・箱根スカイラインをドライブし、富士山の雄姿を眺めながらワインディングを堪能しましょう。
詳細は、画像をクリック!
伊豆半島の尾根を縦走する、天空のワインディングロード・伊豆スカイラインのドライブルートです。
詳細は、画像をクリック!
西伊豆スカイライン近くの日本遺産は、こちらをチェック!
日本遺産
とは、文化庁が地域の歴史的魅力や特色を通して、我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として認定する制度です。
西伊豆スカイラインが走る静岡県にも日本遺産があります。ドライブの続きで訪れてみてはいかがでしょうか?

須藤英一
1956年東京生まれ。アバコ撮影スタジオを経て1981年フリーカメラマンに。1985年から雑誌『アウトライダー』でツーリング写真の撮影を開始。以来、日本の道や風景をテーマにした写真を撮り続けている。『秋冬色の風景ドライブ―絶景の道を求めて』(2009年/JAF出版社)、『新・日本百名道』(2014年/大泉書店)など著書多数。 日本の絶景・Japan Beautiful Landscape
日本の絶景ドライブルートの記事一覧
国道229号積丹半島(北海道)。荒ぶる岩肌と、鮮烈な積丹ブルーに出会う絶景シーサイドライン
2026.06.06
磐梯山ゴールドライン(福島県)。色彩の噴火。新緑から黄金色に表情を変える、磐梯の森を抜ける極上のドライブコース
2026.05.27
うみねこライン(青森県)。日本離れした色彩美に包まれる海辺の絶景ルート
2026.05.20
国道186号滝山峡(広島県)。周囲を深い森に囲まれた、鏡のようなダム湖の湖面が魅力の秘境ルート
2026.05.13
県道346号散居村展望台(富山県)。砺波平野に広がる水田と、屋敷林に囲まれた自然と共生してきた絶景を望むエリア
2026.05.06
内海大橋(広島県)。瀬戸内海の沖合の島をつなぐユニークな曲線の離島架橋
2026.04.27
県道39号笹ヶ峰高原(新潟県)。異国情緒にあふれた山麓が広がる山岳ドライブルート
2026.04.20