伊豆スカイライン(静岡県)。伊豆半島の尾根を縦走する、天空のワインディングロード
絶景写真の専門家が、厳選したドライブコースをお届け
伊豆半島の尾根を縦走する、天空のワインディングロード・伊豆スカイラインを走ります。四季折々で輝く絶景に出会えるドライブコースを、日本の隅々まで走り尽くした写真家の須藤英一さんが紹介。
熱海峠から天城高原までを縦走する展望抜群の観光有料道路
伊豆スカイラインは、熱海峠から天城高原まで伊豆半島の尾根を縦走する観光有料道路だ。週末になると伊豆東海岸の国道135号が渋滞するため、熱海~伊豆高原間のバイパス的なルートとしても利用できる。直線がほとんどないワインディングロードで、相模湾や富士山を眺めながら小さなアップダウンを繰り返す。路面状態は大変良く、所々にパーキングが用意されていて、西の駿河湾と東の相模湾の展望が良いため、日の出や夕日が楽しめる。
写真2 稜線を縫うように走る伊豆スカイライン(撮影エリアは地図2を参照)
熱海峠から玄岳(くろたけ)に進むと滝知山(たきちやま)園地がある。ここからは富士山、相模湾から房総半島、駿河湾から御前崎、伊豆諸島までもが眺められ、すぐ下に熱海の市街を一望。玄岳を越えると玄岳駐車場があり、展望デッキからは富士山をはじめ、三島や沼津方面の眺めも楽しめる。また亀石峠までにはいくつかのパーキングがあり、それぞれで異なる展望を楽しむことができる。
写真3 富士山麓を眼前に気持ちよく走りを楽しめる(撮影エリアは地図3を参照)
山中での走りを楽しみ亀石峠で休憩を
亀石峠は伊豆スカイラインのほぼ中間にある。トイレや自動販売機を備えており、休憩にちょうどよい。スカイラインの南側は谷あいを走るためにあまり眺めはよくないが、走りは楽しめる。終点は天城高原ICで、ここを出るとお椀をふせたような形の大室山(おおむろやま)はすぐ。伊豆高原や城ヶ崎(じょうがさき)海岸も近くにある。料金は区間ごとに別れているため、入った料金所で目的地を告げて料金を支払うことになる。
ドライブルート 伊豆スカイライン(静岡県)
伊豆半島の尾根を縦走する、熱海峠から天城高原までを結ぶ延長40.6kmの有料観光道路。駿河湾、霊峰富士、相模湾などを眺めながら開放感満点のドライブが楽しめる山岳道路で、各所に展望の良い駐車場が設けられている。小田原厚木道路・小田原西ICから国道1号、県道20号を熱海峠方面へ約21km。営業時間は通年6:00~22:00(時期により異なる)。
本内容は、須藤氏が撮影したときの情報を基に編集しています。詳細については、お出かけ前に最新の情報をご確認ください。
伊豆エリアの絶景ドライブルート

須藤英一
1956年東京生まれ。アバコ撮影スタジオを経て1981年フリーカメラマンに。1985年から雑誌『アウトライダー』でツーリング写真の撮影を開始。以来、日本の道や風景をテーマにした写真を撮り続けている。『秋冬色の風景ドライブ―絶景の道を求めて』(2009年/JAF出版社)、『新・日本百名道』(2014年/大泉書店)など著書多数。 日本の絶景・Japan Beautiful Landscape
日本の絶景ドライブルートの記事一覧
大佐渡スカイライン(新潟県)。日本海を背に駆け上がる、佐渡のすべてを凝縮したダイナミックルート
2026.07.13
国道252号田子倉湖(福島県、新潟県)。新緑と湖光が織り成す大パノラマと濃碧の湖、奥会津・只見の秘境ドライブコース
2026.07.06
上信スカイライン(群馬県、長野県)。荒々しい岩肌と吹き抜ける風、空にいちばん近い荒野が広がる雲上ルート
2026.06.27
県道32号、45号祖谷渓道路(徳島県)。日本三大秘境を駆け抜ける、息をのむV字谷の絶景ドライブ ルート
2026.06.20
国道342号栗駒山北(秋田県)。ブナの緑と神の絨毯が広がる、栗駒山を貫く山岳ルート
2026.06.13
国道229号積丹半島(北海道)。荒ぶる岩肌と、鮮烈な積丹ブルーに出会う絶景シーサイドライン
2026.06.06
磐梯山ゴールドライン(福島県)。色彩の噴火。新緑から黄金色に表情を変える、磐梯の森を抜ける極上のドライブコース
2026.05.27