丹沢湖周回ルートは、エメラルドグリーンの湖面と緑の山々、青い空とのコントラストが楽しめる
写真1 丹沢湖周回ルートでは、エメラルドグリーンの湖面と緑の山々、青い空とのコントラストが楽しめる

丹沢湖周回ルート(神奈川県)。富士山とエメラルドグリーンの湖面を楽しむ周回コース

絶景写真の専門家が、厳選したドライブコースをお届け
須藤英一

神奈川県の丹沢山地にある丹沢湖周回ルートは、湖を一周するワインディングロードで、富士山が眺められるほか、春は桜、秋は紅葉が車窓に広がります。四季折々で輝く絶景に出会えるドライブコースを、日本の隅々まで走り尽くした写真家の須藤英一さんが紹介。

目次

神奈川県の「水がめ」丹沢湖と、富士山と四季の彩りを楽しむ

エメラルドグリーンの湖面と山並みのグリーンが目に付く丹沢湖。北岸は一方通行となっている。

写真2 山並みの緑が美しい丹沢湖。秋には、エメラルドグリーンの湖面と、色づき始めた山々のコントラストが楽しめる

神奈川県の西にある丹沢湖は1978(昭和53)年、三保ダムの建設によりできた人造湖で丹沢水系の豊かな水を集めて神奈川県の水がめとして重要な機能を果たしている。周辺は丹沢大山国定公園に指定されていて、湖畔からは富士山の眺望が楽しめる。また周囲の自然ともよく調和していて春の桜、秋の紅葉など四季を通じて多くの観光客や釣り客が訪れる。

反時計回りの一方通行規制に注意が必要な周回ルート

丹沢湖の巨大なダムの堤体。コンクリート製の堤体にはゲートや放流設備が見え、その手前には湖水が貯えられている。周囲は山々に囲まれている。

写真3 丹沢湖の水をせき止める三保ダム。巨大な堤体が、その役割の大きさを物語っている

丹沢湖は、国道246号の清水橋交差点から県道76号を北上すると約15分で到着する。この周回ルートは湖の北側に西向きの一方通行があるために、トンネルの手前で玄倉方面へ左折して県道710号で湖の東側へ向かわなくてはならない。湖畔に沿った道は、静かで落ち着いた雰囲気があり、都市部からそれほど遠くないのに自然の奥深さを感じられるのが魅力だ。

エメラルドグリーンの湖面と絶景展望台は、北側ルートのハイライト

左に橋が見えたら、その橋を通って湖の北側のルートを進む。ここから千代の沢園地まで一方通行となる。湖畔を走る道は交通量も少なく、クルマをゆったり走らせることができる。驚くのは湖面の色で、思わず息をのむ深い青やエメラルドグリーンの輝きが印象的だ。冬でもその美しさはまるで絵画のような風景を生み出している。千代の沢園地では歩いて展望台に上ると、湖の向こうに富士山を眺める絶景が楽しめる。


丹沢湖周回ルート・データ

丹沢湖周回ルートへのアクセスは、東名高速道路・大井松田ICから国道246号、県道76号を経由して約17.6km、約30分で到着する。そこから丹沢湖を一周するルートは約16kmの道のり。

本内容は、須藤氏が撮影したときの情報を基に編集しています。詳細については、お出かけ前に最新の情報をご確認ください。

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須藤英一

1956年東京生まれ。アバコ撮影スタジオを経て1981年フリーカメラマンに。1985年から雑誌『アウトライダー』でツーリング写真の撮影を開始。以来、日本の道や風景をテーマにした写真を撮り続けている。『秋冬色の風景ドライブ―絶景の道を求めて』(2009年/JAF出版社)、『新・日本百名道』(2014年/大泉書店)など著書多数。 日本の絶景・Japan Beautiful Landscape

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