雨天時のワイパーとフロントガラスの画像
文/撮影=萩原文博

夜のギラつき・雨の拭きムラを解消! 10分で劇的に変わる「視界」改善術

合計20分でOK! おでかけ前の安全点検 vol.3【視界(ウインドー・ワイパー)編】

クルマの運転に必要な情報の約9割は、視覚から得ていると言われています。しかし、GWの長距離運転では、夜間の対向車のライトによる「ギラつき」や、不意の雨による「拭きムラ」が大きなストレスとなり、事故のリスクや疲労を増大させます。視界不良の主な原因は、ガラスに付着した油膜や内側のホコリ、そしてワイパーの劣化です。本記事では、誰でも簡単にできるガラスクリーニングのコツと、重要保安部品であるワイパーの交換目安について詳しく説明します。

目次

【保存版】点検クイックチェックリスト

10分でチェック! 安全を守る視界の点検

クルマの運転は、その9割が視覚情報に基づいていると言われています。フロントガラスの拭きムラや汚れ、窓の曇りは安全運転の支障になります。安全運転につながるクリアな視界を保ちましょう。

フロントウインドー

安全運転は「きれいな窓」から始まる

まずは、フロントガラスの外側と内側の汚れを除去しましょう。フロントガラスの汚れはクルマの内側と外側に分けられ、それぞれの汚れは水で落としやすい水性の汚れと、水だけでは落とせない油性の汚れに分類できます。

内側と外側で違う!ガラス清掃の使い分け術

フロントウインド―

クリーナーで汚れを落とした後、マイクロファイバーの布でしっかりと吹き上げるのがポイント

フロントウインド―

内側が汚れていると曇りの原因になるので、こちらもクリーナーを使ってきれいにした後にマイクロファイバーの布を使って拭き上げる

フロントガラスの外側に付く汚れのうち、水性の汚れは砂、ホコリ、泥などです。油性の汚れは雨水や経年変化したコーティング剤、運転中にはね上げた路面の油分などが原因。一方、フロントガラスの内側に付く汚れのうち、水性の汚れはホコリ、タバコのヤニ、水分に含まれるミネラルなどです。油性の汚れは手垢などによるものです。

撥水剤とワイパーの合わせ技で雨天対策

ワイパー

スジ跡が残るなどの症状が出る前に、交換したい。雨が増える梅雨のシーズン前に交換するのがベストだ

フロントガラスの外側に油性の汚れが広がると、油膜となってガラス表面がぼんやりとし、対向車や街灯の光が油膜によってギラギラと乱反射するようになります。汚れの具合や天候によっては、前方確認や異常察知が遅れるリスクが高まります。油膜を除去したあとに、撥水剤を塗っておくと雨の日も安心です。

重要保安部品「ワイパー」の交換サインを見逃すな

ワイパーは消耗品なので、“スジ状の跡が残る”、“ワイパーの作動中にビビり音がする”、“拭きムラやにじみが出る”という症状が出たら交換のタイミングです。一般的に、直接ガラス面と接するワイパーゴムは半年~1年ごと、そのゴムを支えるワイパーブレード(金具)は、1~2年ごとの交換が目安なので、先ほど挙げた症状が出たら速やかに交換しましょう。

フロントガラス外側の作業時間は約5分。水拭きを加えると約10分です。内側が3分。そしてワイパーブレードのチェックは1本1分なので2本で2分で点検できます。

シリーズの総括:3つの点検で最高のGWを!

クリアな視界は、運転の疲れを軽減し、とっさの判断を助けてくれます。窓とワイパーを整えて、雨の日も夜道も自信を持ってハンドルを握りましょう。「安全点検3点セッ卜」を味方に、最高の連休を楽しんでください!

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