【阪神高速】2025-2026年末年始渋滞情報。3号神戸線で20km超の渋滞予測! ピークは1月2日

1月2日は京橋〜武庫川（下り）、深江〜第二神明接続部（上り）で渋滞20km超。代替ルートや割引制度で回避を!

阪神高速道路株式会社は、2025年12月26日から2026年1月4日までの年末年始期間中の渋滞予測を発表。3号神戸線では最大21kmの渋滞が予測されるほか、11号池田線や4号湾岸線など各主要路線でも渋滞が見込まれている。ピークを避けた計画的な利用と、代替ルートの活用の検討が必要だ。

1月2日は要注意! 阪神高速3号神戸線で上下線ともに20km級の渋滞

大阪〜神戸間をつなぐ重要路線「3号神戸線」では、年末年始期間中の交通量増加により、激しい渋滞が発生する見込みだ。

兵庫地区と大阪地区における地区別の渋滞予測を示したカレンダー

兵庫地区と大阪地区の地区別渋滞予測カレンダー（画像＝阪神高速）

同社が発表している「日別の渋滞予測」は期間中の渋滞発生日時や区間が色分けで示されているため、計画に役立てたい。

阪神高速3号神戸線で2026年1月2日に渋滞がピークとなる見込みを示す図

3号神戸線は、2026年1月2日が渋滞のピークと予測されている（画像＝阪神高速）

3号神戸線は、2026年1月2日が渋滞のピークと予測されており、西行、東行ともに20km前後の渋滞が発生する可能性がある。

・【西行（姫路方面）】：京橋付近を先頭に、武庫川付近まで最大約19kmの渋滞を予測

・【東行（大阪方面）】：深江付近を先頭に第二神明道路接続部まで最大約20kmの渋滞を予測

長時間にわたる交通集中が見込まれており、ピーク時間を避けた出発や、7号北神戸線などの迂回路の活用が強く推奨されている。

阪神高速の年末年始渋滞一覧｜最大21km! ピーク時間と区間まとめ

阪神高速では、3号神戸線や11号池田線を中心に最大21kmの渋滞が予測されている。1月2日には上下線とも大規模な混雑が見込まれる。下りは西宮IC〜柳原付近、武庫川〜柳原付近で10km以上の渋滞が連日発生する見込み、上りは第二神明接続部〜芦屋付近（最大21km）が最長だ。

下り

月　日	渋滞時間帯　（ピーク時間）	該当道路	渋滞発生箇所	最大渋滞長
12月26日	午前8時～午後7時	3号神戸線	西宮IC付近⇒柳原付近	16km
	（午前10時がピーク）
12月26日	午前11時～午後1時、	4号湾岸線	南港JCT付近⇒三宝付近	11km
	午後6時～午後7時
	（午後6時がピーク）
12月26日	午前8時～午後2時	11号池田線	平野付近⇒豊中南付近	19km
	（午前8時がピーク）
12月28日	午前10時～午後2時	3号神戸線	西宮IC付近⇒京橋付近	15km
	（正午がピーク）
12月29日	午前10時～午後1時	3号神戸線	西宮IC付近⇒柳原付近	18km
	（午前10時がピーク）
12月30日	午前10時～午後1時	3号神戸線	西宮IC付近⇒柳原付近	18km
	（午前10時がピーク）
1月1日	午前11時～午後1時	3号神戸線	西宮IC付近⇒京橋付近	17km
	（午前11時がピーク）
1月2日	午前10時～午後3時、	3号神戸線	武庫川付近⇒柳原付近	19km
	午後5時～午後6時
	（午前11時がピーク）
1月3日	午前10時～午後1時、	3号神戸線	西宮IC付近⇒柳原付近	18km
	午後5時～午後6時
	（午前11時がピーク）

上り

月　日	渋滞時間帯（ピーク時間）	該当道路	渋滞発生箇所	最大渋滞長
12月26日	午前7時～午後8時ク）	3号神戸線	第二神明接続部付近⇒芦屋付近	21km
12月26日	午前7時～午前9時、午前10時～正午（午前7時がピーク）	4号湾岸線	泉大津付近⇒大浜付近先頭	10km
12月26日	午前7時～午前11時、午後2時～午後4時、午後5時～午後7時（午後3時がピーク）	12号守口線	守口付近⇒西長堀付近	10km
12月26日	午前7時～午前9時、午前11時～正午（午前8時がピーク）	13号東大阪線	東大阪JCT付近⇒西船場JCT付近	10km
12月26日	午前8時～午前9時、午後5時～午後7時（午前8時がピーク）	14号松原線	平野付近⇒中之島JCT付近	13km
12月26日	午前10時～午後7時（正午がピーク）	16号大阪港線	天保山付近⇒高井田付近	10km
1月2日	午後1時～午後2時、午後4時～午後11時（午後8時がピーク）	3号神戸線	第二神明接続部付近⇒深江付近	20km
1月3日	午前11時～午後11時（午後5時がピーク）	3号神戸線	第二神明接続部付近⇒深江付近	18km

【年末年始ドライブ対策】阪神高速の混雑を避けるルート・時間帯・割引を解説

3号神戸線の渋滞を避ける手段として、7号北神戸線の利用が推奨されている。兵庫地区への移動には中国自動車道や新名神高速道路といった他の幹線道路も選択肢となる。最新の渋滞情報は、道路交通情報「JARTIC 」や阪神高速公式ウェブサイトなどで確認して、渋滞の少ない経路の利用も検討したい。

また、阪神高速では深夜割引や都心迂回割引などの各種割引制度を拡充中。「深夜割引」は午前0～4時にETCで阪神高速の料金所を通行すると20％割引が適用される。「都心迂回割引」は、指定区間を対象に通行料金の一部が割引となる仕組みだ。詳しくは阪神高速の割引情報ページで確認しよう。

ETC休日割引は年末年始は対象外

年末年始期間の2025年12月27日～2026年1月4日はETCの休日割引が適用されない。観光需要の平準化や交通分散を目的とした措置だ。一方で、深夜割引は期間中も適用されるため、出発時間を深夜帯にずらすことで負担を抑えられる場合がある。渋滞予測や交通情報を活用してピークを避け、代替ルートや割引制度を使って安全かつ快適なドライブを実現しよう。