【中国道・山陽道】2025–2026年の年末年始渋滞のピークは1月2日・3日の予測

NEXCO西日本の予測では、中国道・山陽道の渋滞ピークは1月2日・3日。上り（関西方面）で渋滞が集中し、広島〜岡山〜兵庫にかけて10km級の渋滞が複数発生する可能性がある。背景には、帰省とUターンが同じ時間帯に重なる「年末年始特有の交通集中」に加え、道路構造や地形による自然減速ポイントが多いことが挙げられる。

山陽道で渋滞が避けられない場合、北側を並行して走る中国道へのう回で早く目的地に着ける場合がある。山陽道は交通量が非常に多く、一度渋滞すると長時間動きにくくなる。状況によっては多少遠回りでもスムーズに流れている中国道へルートを切り替えたほうが早く目的地に到着できる可能性がある。

う回が必要かどうかは、iHighway でリアルタイムの渋滞・所要時間情報を確認し、最新状況を踏まえて判断しよう。

中国道では、1月2日・3日に宝塚トンネル付近を先頭とした10kmの渋滞予測。上りは午後のピークで所要時間が大きく増加する見込み。帰省とUターンの時間帯が重なるため、移動時間の調整が効果的だ。

山陽道では、12月29日〜30日の下りと1月2日・3日の上りに渋滞が集中している。二子トンネル・八本松トンネル・高山トンネルなどを先頭に最大10kmの渋滞が複数発生すると予測。上りは、玉島IC〜岡山JCT・広島東IC〜西条IC・三木JCT〜神戸JCTなどで午後を中心に所要時間が大きく増える見込み。

山陽道の広島IC〜河内IC（上り）は空港アクセス区間で、年末年始は10km以上の渋滞が予測され、通常より20分ほど所要時間が延びる可能性がある。過去には20km・2時間の事故渋滞も発生しているため注意が必要。

広島岩国道路の上り線では、1月2日に玖波第二トンネル付近を先頭とした10km前後の渋滞が予測されている。

第二神明道路の上り線では、年末年始期間中の1月2・3日に渋滞が集中する見込み。明石西ICから伊川谷JCTにかけて、午前11時前後をピークに最大10kmの渋滞が予測されている。

2025年12月27〜2026年1月4日はETC休日割引が適用されない。渋滞ピークの1月2日・3日は通常料金となる。一方で、深夜割引は期間中も適用されるため、出発時間を深夜帯にずらすことで負担を抑えられる場合がある。iHighway で最新情報を確認する、中国道も含めてルートを柔軟に変更するなど、事前の備えが快適な移動につながる。