年末年始2025-2026における九州自動車道の渋滞予測

【九州道】2025~2026年の年末年始渋滞予測。1月2・3日に渋滞ピーク、広川IC付近で最大25kmの予測

九州道は広川ICで最大25km、沖縄道は中城PAで10kmの渋滞予測

九州道の2025~2026年、年末年始の交通渋滞をNEXCO西日本が発表した。九州自動車道(九州道)と沖縄自動車道(沖縄道)で、帰省やUターンラッシュに伴う激しい混雑が見込まれる。特に九州道の上りでは、1月3日に広川IC付近で最大25kmの渋滞が発生する予測だ。ドライバーは出発時間の調整や、最新の交通情報の確認を。

目次

九州道は1月2日・3日に渋滞集中|広川ICで20km、上り16回・下り8回の渋滞予測

九州道の下りでは1月2日、上りでは1月3日に渋滞が集中すると予測されている。特に広川IC付近を中心に、20km前後の長い渋滞が発生する可能性がある。

NEXCO西日本九州支社管内で5km以上の渋滞は、下りは8回、上りは16回と予測している。

九州自動車道の下り線における渋滞発生回数が計8回と予測されていることを示す図

九州道の渋滞回数は下りは計8回と予測(画像=NEXCO西日本)

九州自動車道の上り線における渋滞発生回数が計16回と予測されていることを示す図

九州道の上りは16回の渋滞予測(画像=NEXCO西日本)

九州道を利用する場合は、出発時間を早朝や夜間にずらすなど、混雑を避けた通行が必要。交通量が大幅に増えるため、目的地への到着時刻には十分な余裕を持っておこう。

【九州道】1月3日は広川IC付近で25km渋滞予測|年末年始で最長の混雑に

九州道の中で渋滞が最も長くなると予測されているのが、 1月3日昼~夜にかけて広川IC付近を先頭に発生する最大25km。福岡方面へ向かう上り線はUターンの交通が集中しやすく、広川IC周辺では例年長い渋滞が続く傾向がある。帰省ラッシュが本格化する時間帯と重なるため、午後の移動は特に大きな混雑に注意が必要だ。

下り

月 日 渋滞時間帯 渋滞発生箇所 最大渋滞長 通行所要時間
(ピーク時間)
12月27日 午前10時~正午 福岡IC⇒筑紫野IC 大宰府IC付近から10km 約30分
(午前11時がピーク) (通常+約24分)
12月28日 午前10時~正午 福岡IC⇒筑紫野IC 大宰府IC付近から10km 約30分
(午前11時がピーク) (通常+約24分)
1月2日 正午~午後2時 大宰府IC⇒鳥栖JCT 基山PA先付近から10km 約30分
(午後1時がピーク) (通常+約24分)
1月2日 午前10時~午後1時 須恵スマートIC⇒筑紫野IC 大宰府IC付近から10km 約30分
(正午がピーク) (通常+約24分)

上り

月 日 渋滞時間帯(ピーク時間) 渋滞発生箇所 最大渋滞長 通行所要時間
12月26日 午後4時~午後8時
(午後5時がピーク)
久留米IC⇒筑紫野IC 基山PA先付近から10km 約30分
(通常+約24分)
1月2日 午後3時~午後10時
(午後5時がピーク)
久留米IC⇒筑紫野IC 基山PA先付近から10km 約30分
(通常+約24分)
1月3日 午前11時~午後9時
(午後4時がピーク)
菊水IC⇒久留米IC 広川IC付近から25km 約1時間15分
(通常+約1時間)
1月3日 正午から午後9時
(午後2時がピーク)
久留米IC⇒筑紫野IC 基山PA先付近から10km 約30分
(通常+約24分)
1月3日 午後2時~午後6時
(午後4時がピーク)
福岡IC⇒若宮IC 古賀SA付近から10km 約30分
(通常+約24分)
1月4日 正午~午後8時
(午後4時がピーク)
久留米IC⇒大宰府IC 大宰府IC付近から20km 約1時間
(通常+約48分)
1月4日 午後3時~午後6時
(午後4時)
南関IC⇒広川IC 八女IC先付近から10km 約30分
(通常+約24分)

【沖縄道】12月26日に上り線で10km渋滞予測 夕方がピークに

2025年末の沖縄自動車道では、12月26日の上りで午後5~7時にかけて渋滞が発生し、ピークは午後6時になる見込み。

上り

月 日 渋滞時間帯 渋滞発生箇所 最大渋滞長 通行所要時間
(ピーク時間)
12月26日 午後5時~午後7時 沖縄北IC⇒西原IC 中城PA付近から10km 約30分
(午後6時がピーク) (通常+約22分)

九州道下り太宰府IC付近は車線変更に注意! 流入後は第1走行車線をキープ

九州自動車道の大宰府インターチェンジ付近で渋滞や事故が多く発生している状況

大宰府IC付近は渋滞・事故が多く発生している(画像=NEXCO西日本)

九州道(下り)太宰府IC付近では、交通混雑期に渋滞・事故が特に多く発生している。流入ランプがそのまま第1走行車線となる構造のため、合流直後に右側へ急に車線変更しようとすると、追突や接触事故につながりやすくなる。渋滞防止と安全確保のため、流入直後は第1走行車線のまま速度を安定させ、周囲の流れに十分に調和してから車線変更することが推奨されている。

年末年始の利用前に知っておきたいポイント|ETC休日割引と渋滞ピークまとめ

2025年12月27日から2026年1月4日は、ETC休日割引が適用されない。渋滞の激化を避けるための措置で、通常と料金体系が異なる。一方で、深夜割引は期間中も適用されるため、出発時間を深夜帯にずらすことで負担を抑えられる場合がある。

また、九州道では、2026年1月2日・3日が最も渋滞しやすいと予測されている。上りの広川IC付近では最大25km規模の渋滞が見込まれているが、早朝や夜間など交通量の少ない時間帯を選ぶことで、混雑のストレスを大きく軽減できる。

出発前にはハイウェイ交通情報「アイハイウェイ 」や「渋滞予測ガイド 」で最新の交通情報を確認しておこう。年末年始は事故や気象の影響で状況が変わりやすいため、無理のないスケジュールと安全運転を心がけたい。

山陽道や中国道など、近隣エリアの渋滞予測はこちらから

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