すべての3連休が適用外となり出費が増える!? 2025年4月以降のETC休日割引が変更に!
2025年度の高速道路休日割引適用除外日が発表された2024年度からゴールデンウィーク(GW)をはじめ、お盆、年末年始そしてシルバーウィークが適用除外日となった高速道路のETC休日割引。これによる渋滞緩和の効果が現れたので、2025年度以降は新たに3連休についてもETC休日割引を適用しないことが発表された。
ガソリン価格の高騰に続きユーザーには厳しい出費増に!
2025年3月14日、2025年度の高速道路のETC休日割引適用除外日が発表され、3連休はすべて休日割引を適用しないこととなった。
東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)、中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)、西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)、本州四国連絡高速道路株式会社および宮城県道路公社は、観光需要平準化や交通分散のため、交通混雑期などにおいて全国を対象としたETC休日割引を適用しないことにしている。
2024年度から、GWをはじめ、お盆、年末年始そしてシルバーウィークについても休日割引を適用しないことで、渋滞量が減少する傾向が見られた。その一方で、ほかの3連休については、連休後の土日と比較して交通集中による渋滞が発生している。
これを踏まえて国土交通省と検討した結果、2025年度以降は新たに3連休についても休日割引を適用にしないことを決定し、さらなる観光需要の平準化などを目指す。
●2025年度の休日割引適用除外日(×=適用除外日)
2025年4月
2025年5月
2025年6月
2025年7月
2025年8月
2025年9月
2025年10月
2025年11月
2025年12月
2026年1月
2026年2月
2026年3月
出かけるタイミングを変えて深夜割引を適用するのもお得な手段
割引適用後の料金例を挙げると、東京~名古屋間は通常料金は7,320円だが、休日割引だと5,400円と1,920円お得になる。また練馬~渋川伊香保間は通常3,150円だが、休日割引だと2,590円と560円お得となる。こうした割引が受けられなくなるのは、利用者にとっては厳しいところ。ただし、休日割引適用除外日でも、深夜割引や休日割引以外の適用においてはこれまでと変更はないという。
また、観光需要の平準化などに向けた取り組みとして、周遊パスの割引を拡充している。これは周遊エリア内の高速道路が定額で乗り降り自由になる割引商品で、だいたい2日間もしくは3日間エリア乗り降り自由となる。また宿泊やレンタカーとセットにしたプランもありこちらは4日間となる。このようなプランを積極的に利用したい。
GWやお盆の季節など人が多く出かけるタイミングは渋滞も長くなるし、高速道路の休日割引もない。それならば、そういったタイミングを外して旅行などに出かけたほうがストレスなくしかもリーズナブルに楽しめるということになる。
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