【圏央道】つくば中央IC~つくばJCT間が4車線化! 暫定2車線の解消で渋滞緩和と安全性向上へ
2026年2月27日午前6時から4車線運用開始NEXCO東日本関東支社は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)のつくば中央IC~つくばJCT間(約4.3km)について、2026年2月27日午前6時から4車線での運用を開始すると発表した。これまで暫定2車線で供用され、交通のボトルネックとなっていた同区間が4車線化されることで、慢性的な渋滞の緩和と走行環境の劇的な改善が期待される。
渋滞緩和と走行安定化に期待! 常磐道との接続部で効果を発揮
4車線での運用が開始するつくば中央IC~つくばJCT区間(画像=NEXCO東日本)
圏央道のつくば中央IC~つくばJCT間は、常磐道との接続点にあたり、首都圏東部の広域移動や物流の動線として利用が多い区間だ。暫定2車線では追い越し車線がなく、低速車両の混在により交通の流れが滞りやすい状況が続いていた。
今回の4車線化により、追い越しや車線変更がしやすくなることで、交通の円滑化が期待されている。実際に、つくば牛久IC~牛久阿見IC間では、内回りで65回発生していた渋滞が、4車線化後には7回まで減少した。また、交通量についても約3~5%増加しており、交通容量の拡大と走行安定化の効果が確認されている。こうした実績から、今回の運用開始区間でも、渋滞緩和や走行時間の安定化が見込まれる。
中央分離帯の整備で安全性を向上し事故リスクを低減
中央分離帯突破事故が解消し総事故件数が3割減(画像=NEXCO東日本)
4車線化にともない中央分離帯が整備されることから、対向車線へのはみ出し事故のリスク低減が期待される。暫定2車線では、事故や故障車が発生した際に通行止めや大規模渋滞につながるケースも少なくなかった。
先行して4車線化された区間では、中央分離帯の設置により対向車線への逸脱事故が解消され、全体の事故件数が約3割減少した。事故発生時でも車線を確保しやすくなるため、通行止めリスクが抑えられ、道路ネットワークとしての信頼性向上にもつながる。特に大型車の通行が多い時間帯では、安全性向上の効果がより顕著だ。
圏央道全体の4車線化は2026年度内完成を目指す! 段階的な整備が進む
圏央道4車線化工事の状況(画像=NEXCO東日本)
圏央道では、久喜白岡JCT~大栄JCT間の延長約92.2kmにわたって4車線化工事が段階的に進められている。今回のつくば中央IC~つくばJCT間も、その一環だ。これまでに、久喜白岡JCT~幸手ICや幸手IC~五霞IC、境古河IC~坂東ICのほか、つくば牛久IC~牛久阿見IC、阿見東IC~稲敷ICといった区間で工事が完了し、渋滞緩和や走行安定化の効果が確認されている。
今後は、五霞IC~境古河IC、坂東IC~つくば中央IC、牛久阿見IC~阿見東IC、稲敷IC~大栄JCTについて順次工事が進められる見通し。圏央道全体の4車線化は、2026年度内の全線完成を目標としている。すべての区間がつながることで、首都圏を取り囲む環状道路としての基盤が強化され、広域移動や物流の遅延回避、災害時の代替路確保など、多方面での効果が期待される。
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