【圏央道】久喜白岡JCT〜大栄JCT間の一部区間が4車線化へ! 渋滞緩和と物流効率の向上に期待
2025年8月29日午前6時から千葉・埼玉の広域移動がスムーズに!首都圏中央連絡自動車道(圏央道)では、久喜白岡JCT(埼玉県久喜市)から大栄JCT(千葉県成田市 )までの一部区間で4車線化工事が完了し、2025年8月29日(土)午前6時に開始される。
場所は、つくば牛久(うしく)IC〜牛久阿見(うしくあみ)ICの6.1km、及び阿見東(あみひがし)IC~稲敷(いなしき)ICの6kmの区間。
この開通により、ネットワークの信頼性向上、渋滞緩和、事故リスクの軽減、さらには地域経済・物流活動の活性化が見込まれる。
暫定2車線区間が残る久喜白岡JCT〜大栄JCTの一部が4車線化!
完成区間の位置図
今回、4車線化されるのは、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の久喜白岡JCT~大栄JCT間のうち、つくば牛久IC〜牛久阿見IC、及び阿見東IC~稲敷ICの一部区間だ。
この区間は、もともと上下線1車線ずつの暫定2車線で整備され、交通量の増加により慢性的な渋滞や追突事故が発生しやすい状況が続いていた。
そのため、2022年度から順次工事が進められ、路肩の拡張により車線を増設し、予定どおり2025年8月29日午前6時に完成する。
4車線化で渋滞緩和&移動時間の短縮へ
圏央道4車線化による渋滞緩和状況
4車線化により、追越しや車線変更がスムーズになり、交通の流れが大きく改善する見通しだ。
ひと足早く2025年3月に4車線化された圏央道の久喜白岡JCT〜五霞ICは、慢性的な渋滞が解消。東北道や常磐道と接続し、首都圏北東部の広域物流の中核を担っている。
今回の4車線化により、長距離トラック輸送の定時性と効率が高まるだけでなく、生活物資の安定供給や災害時の緊急輸送への寄与も期待される。
安全性が大幅に向上! 事故リスクも軽減
幸手IC~五霞IC間で総事故件数が約6割減少
4車線化により、追越しや車線変更が容易になり、走行中の接触事故や追突事故の発生リスクが低減すると期待される。
故障車が発生しても、十分な車線幅と路肩が確保されており、安全に停車できる。これにより、後続車との接触や車両の立ち往生による通行止めや大規模な渋滞の発生も抑えられる。
災害や事故の際には、従来よりもスムーズな進入・通行が可能となり、救急活動や復旧対応が強化される。
今後の整備計画にも注目! 圏央道全体の4車線化が進行中
残る茨城県・千葉県区間の運用開始のために事業を進行中
今後、五霧IC~境古河IC間や常総IC〜つくば中央IC間などの4車線化工事も順次進められ、最終的に久喜白岡JCT~大栄JCT間が全線4車線化される予定だ。
工事が完了すれば、圏央道は全国の高速道路網において、より高い信頼性を持つ幹線道路として機能する。通行量の増加に対応し、慢性的な渋滞リスクの低減や物流、移動の円滑化が期待される。
また、災害時には緊急輸送路や復旧支援ルートとしての役割が強化され、地域や経済活動を支える基盤として一層重要な存在となる。
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