微笑む本仮屋ユイカさんのインタビューカット
取材・文=瀬尾水穂/撮影=秋倉康介/スタイリング=ゴウダアツコ/ヘアメイク=今井美知子

本仮屋ユイカ「乗るたびに“ただいま”と言っています」 愛車SUVと楽しむ休日ドライブ

「運転歴3年」も、甥姪とのドライブが上達のきっかけに

子役としてデビューして以来、話題のドラマやNHK朝ドラのヒロインを演じながら、人気情報番組の司会を務めるなど、多彩な魅力で輝き続ける本仮屋ユイカさん。11月28日から東京・博品館劇場で開幕する『昭和歌謡劇 歌の銀座パラダイス♪』の主演も控えた本仮屋さんに、休日の過ごし方を伺いました。忙しい日々の中で楽しみにしていることとは……。

目次

かわいい甥っ子&姪っ子のおかげで
「ドライビングテクニックが上がったかも!」

本棚の前に腰かける本仮屋ユイカさん

笑顔を見せる本仮屋ユイカさん

ーー休日はどんなことをしていますか?

思い付いたどこかにパッと出かけられたらいいのですが、じつは基本的にインドアタイプなんです。

「今度の休みはあそこに行けたらいいな」とか「次に旅行するならここがいいかな」みたいなことを日々ボンヤリと考えてはいるものの、朝起きて「今日は天気がいいから出かけよう!」という機動力はゼロ!

何もすることがない日は、平気で夕方5時ぐらいまで寝ている人間なんです(笑)。強いて言うなら、最近家庭菜園にハマっているので、苗や土を調達しにクルマでホームセンターへ出かけたりしています。

ーー運転歴はどれぐらいですか?

免許を取得したのは19歳の頃。身分証明書の代わりに取りました(笑)。真剣に運転を始めたのは、ここ3年くらい。本当に最近です。

ーーきっかけがあったのでしょうか?

やはりコロナ禍で移動手段が限られてしまったことが大きかったですね。必要に迫られて乗るようになったんです。

それが今では、クルマに乗る目的が大きく変わりまして。私の妹・(本仮屋)リイナの子供たちである9歳の甥っ子と7歳の姪っ子を、遊びに連れて行くのがとっても楽しくて!

ただ、私は決して運転上手なわけではないので、大事な2人を乗せるとなったらいつも以上に運転に集中しています。

ーーそれは当然だと思います!

集中すると、どうしても無口になるじゃないですか。そしたら甥っ子と姪っ子が、「今、ユイちゃんは大変だから、しゃべりかけないようにしようね。しりとりはふたりでやろう」って話し合っていたんです。

大の大人が小学生2人に気を使わせてしまって(笑)、本当にごめん……! と心の中でつぶやきました。

ーーとても優しい甥っ子さんと姪っ子さんですね。

本当に! でも最近わりと世間話を続けられているので、もしかして私のドライビングテクニックが上がっているのかも……(笑)?

以前、一緒に映画『私がビーバーになる時』を観に行ったんですけど、ストーリーにとても感動したと言っていて。きっと帰り道は「あのシーンが良かった、かわいかった!」とワイワイはしゃぐものだと思っていたら、2人ともずっと無口だったんですね。頭の中で映画を思い出しながら、感動を噛み締めていたんですって。

小学生になるとこういう反応ができるようになるんだなぁと、映画にも、映画を観た2人にも感動してしまいました。

旅は「積極的な受け身」
「どこか行きたくなったら私を誘って!」

椅子に手を置く本仮屋ユイカさん

ーーお一人で出かけるときは、ハンドルを握る気持ちが変わりますか?

全然違いますね。一人のときは自分の好きなラジオやPodcastを流しながら運転してます。何かしらのトークテーマで話しているパーソナリティーの方のおしゃべりに、「あ〜、わかるわかる」と相槌を打ったり、「いやいや、それはないですって」とツッコミを入れたり、勝手に参加しているつもりになって楽しんでいます(笑)。

クルマの中で聞くラジオって、自宅やイヤホンで聞くのとはまた違った感覚になれるんですよね。

ーーお買い物以外でドライブすることは?

どこにでもパッと行ける器用さは持っていないので(笑)、決まったコースを走ることが多いです。

レジャー的な場所で言うと、毎年春はバラ園に行くと決めています。バラは早朝、咲いた瞬間の香りがとても素晴らしいので、朝5時に起きてクルマを走らせ、バラ園の開門と同時に入る! これが年に一回の楽しみなんです。秋バラも奇麗に咲くと聞いたので、スケジュールの都合がついたら秋のバラ園にも行けたらいいですね。

ーーちなみにどんなクルマに乗られているのでしょうか。

国産のSUVです。横幅はアルファードと一緒。ビビリなのに、なんで大きなクルマに乗っているんだ! って感じなんですけど(笑)、試乗したらあまりに快適で! 運転しているときの視点の高さがそれまで乗ってきたクルマと全然違って、閉塞感もなく、「この空間が欲しい!」と初めて思ったんです。本気で惚れ込んでしまいました。

まだ1年ちょっとの付き合いですが、乗るときに「ただいま〜」とか、降りるときに「今日もありがとうね」なんて話しかけています。

ーー愛車に乗って、今度の休日に行ってみたい場所は?

海に行きたいです。以前共演した方がカツオ漁師になったんですけど、勝浦をオススメされたんです。海もいいし、温泉もあるし、おいしいお魚も食べられる。初めての場所へ大事な家族や友達を乗せて行く勇気が私にはないので(笑)、まずは先に一人で練習ですね。

でも旅先でレンタカーを借りて運転することはあるんですよ。3年ほど前、家族と宮古島に行ったのですが、私一人だけ延泊しまして。伊良部島の海が奇麗だと聞いて、どうしても行ってみたくなり、伊良部大橋をクルマで渡ってきました。それが初の一人ドライブ! すごく素敵で、「来て良かったなぁ」としみじみ感動してたんですけど、向こうについたら不思議なことがあったんです……。

ーー不思議なこと?

カーナビには「直進しろ」って出ているのに、どう考えても先に道があるように見えなかったんです。それでもナビを信じて指示通りに進んだら、やっぱり突き当たってしまって。

初心者だし、知らない道だし、レンタカーだし……って、パニックで半泣き状態になっていたら、どこからともなく“おじい”が現れたんです! 「どうした〜?」と聞いてくれたので事情を説明したら、「こっちだよ〜」って案内してくれて。おかげで初の一人ドライブが嫌な思い出にならずに成功体験として残ったので、前向きに出かけられるようになりました。

私は今でもあのおじいは、神様かキジムナー(樹木の精霊)だったのではないかと信じています(笑)。

ーー旅はお好きなんですね。


大好きです! いろんなところに行きたいんですけど、いかんせん自分から行動ができなくて。“積極的な受け身”なんです(笑)。なので、友達には「どこか行きたくなったら、私を誘って!」と伝えてあります。

ーー確かに、積極的な受け身! 最近、それが実現したことはありますか?

大学時代の親友と箱根に行ってきました。最初は、親友3人で伊豆大島に行く予定だったんです。メンバーは、超絶アクティブ女子、めっちゃインドア女子、そして虚弱な私(笑)。

ところが旅の直前、超絶アクティブ女子から「ごめん、急にブラジル出張が決まった」という連絡が……。「伊豆大島からブラジルに向かう」って言うので、「絶対に危ないからやめたほうがいい」と説得して、伊豆大島行きを諦めたんです。

そしたらインドア女子が、「都内でもいいからどこか泊まれたらな〜」と言うので、「だったら箱根に行こうよ!」と。夜中に2時間ほど温泉に入って、他愛もない話を続けていました。

まったく違った道を歩んできた友人と、大人になったこのタイミングで旅をして、学生時代のようにおしゃべりをして……、本当に楽しかったです!

ーーハプニングから転じて、素敵な思い出ができたのですね。気の置けない友人同士ならではのエピソードです。

宿に素敵なレストランがあって、おいしいものもいっぱい食べました。「次は3人で来ようね」って話したんですけど、なにせアクティブ女子が忙しくて(笑)。

じつは仲良しメンバーは5人いまして。また別の子が来月どこかに行こうと計画していると聞いたので、くっついて行くつもりです(笑)。

主演舞台は昭和の名曲が満載
「この曲知ってる!」の連発になるはず

椅子に腰かけ、こちらを見て微笑む本仮屋ユイカさん

椅子の横に立つ本仮屋ユイカさん

ーー主演舞台『昭和歌謡劇 歌の銀座パラダイス♪』のお話も聞かせてください。

歌番組の生放送中に巻き起こるノンストップ・ワンシチュエーション・コメディです。“昭和歌謡劇”とあるように、昭和のヒット曲満載でお届けするので、どの世代の方にも「あ、この曲知ってる!」と懐かしんでいただけるはず。

私が生まれる前の曲もあるんですけど、なぜか知っているんですよね。きっと両親が聴いたり、歌ってくれたりしていたんだろうな。晴れやかな気持ちで劇場を後にできる、楽しい作品になると思います。帰り道に口ずさんだり、「カラオケ行っちゃう?」なんてことになるかもしれません(笑)。

ーー稽古が楽しみですね。

舞台のお仕事のとき、私はついつい自分自身を必要以上に追い込んでしまう傾向がありまして……。お稽古に向かうときも、必要以上のプレッシャーに苛(さいな)まれてしまうんです。

でも今回は、昭和歌謡を流し、ノリノリで歌いながら楽しい気持ちで稽古場に行けるのではないかと期待しています!

ーー稽古や公演中のリフレッシュ方法はありますか?

公演中は体力維持を意識するので、食事がワンパターンになってしまいがちで。そうすると何もかもが繰り返しの日々になり、体力は続いても脳が活性化しなくなって、些細なミスが生まれてしまう……ということがあるんです。

なので、毎日ほんの少しだけ新しいことをするように心がけています。すごく単純なことでいいんです。いつもは右の道を通るけど、今日は左から帰ろうとか。小さい変化をなるべく探して、頭のリフレッシュを図るようにしています。あとは上質な入浴剤を入れたお風呂で体を温めることですね。

ーー本仮屋さんのお好きな昭和ヒットナンバーは?

松田聖子さん、松任谷由実さんの楽曲が大好きです! 歌の中に物語があって、聴くだけで情景が浮かび、物語の主人公になれるような気がするんです。

今度の舞台でも歌えたらいいな〜と思っていますが、素晴らしい共演者の皆様の歌声で聴けることも楽しみ! 銀座という素敵な街にある劇場で、皆様をお待ちしております♪

可愛らしい笑顔でこちらを見る本仮屋ユイカさん

白いワンピースを纏った本仮屋ユイカさんの立ち姿

【お気に入りお出かけアイテム】

「写ルンです」にハマっています。私の学生時代は1,000円ぐらいで買えていた記憶なんですけど、今はひとつで2,900円ぐらいするんですよね。ちょっとビックリ(笑)。だから誰かと「遊びに行こう!」となったとき、特別な気持ちで買っています。現像したものが上がってくるまで、どんなふうに撮れているかがわからないところが楽しいですよね。

【本仮屋ユイカさんがドライブで聴きたい5曲】

  • 松田聖子「秘密の花園」
  • 松田聖子「小麦色のマーメイド」…小さい頃から数えきれないほど歌ってきた2曲。去年、松本隆さんの作詞活動55周年記念オフィシャル・プロジェクト『風街ぽえてぃっく2025』でも披露させていただきました。
  • 藤井 風「きらり」…曲の疾走感と窓の景色が流れていく感じにハマります。
  • 荒井由美「中央フリーウェイ」…高速道路を自信を持って走れるようになったら、この曲をかけたいです!
  • ヒグチアイ「花束」…先日ライブへお邪魔したのですが、この曲がとても心に残りました。

(クリックすると、音楽配信サービスSpotifyで楽曲の一部を試聴できます。)

JAF会員限定 本仮屋ユイカさん直筆サインプレゼント

直筆サインを持つ本仮屋ユイカさん

本仮屋ユイカさん直筆の「休日、どこ行く?」特製サイン色紙を、抽選で3名様にプレゼントします。
・プレゼント内容:本仮屋ユイカさん特製サイン色紙

・当選者数:3名(発表は発送をもって代えさせていただきます)

・応募締切:2026年10月22日

本仮屋ユイカ

もとかりや・ゆいか 1987年9月8日、東京都生まれ。俳優・歌手。
10歳で子役デビュー後、ドラマ『3年B組金八先生 第6シリーズ』、NHK連続テレビ小説『ファイト』、バラエティー『王様のブランチ』(司会)、ドラマ『私の夫は冷凍庫に眠っている』をはじめ、多数の作品に出演。近年では歌手、ラジオパーソナリティーとしても活躍。現在、日本テレビ系『シューイチ』にレギュラー出演中(隔週)。
https://www.instagram.com/yuika_motokariya_official
https://www.youtube.com/channel/UCRpz6U7uZszaWAjpdo2wZEA

【information】

本仮屋ユイカ主演
『昭和歌謡劇 歌の銀座パラダイス♪』
11月28日(土)〜12月6日(日) 博品館劇場
https://1006entertainment.com/ginpara/

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