愛車エリミネーターと写る、若月佑美さんのインタビューカット
取材・文=辻内史佳/撮影=秋倉康介/スタイリング=大友洸介(Sedona)/ヘア&メイク=日高 咲(ilumini) 撮影協力=横浜赤レンガ倉庫 https://www.yokohama-akarenga.jp/ 

若月佑美、普通二輪免許取得から1年。愛車エリミネーターで広がったツーリングの世界

湘南、江の島、横須賀へ。「バイク選びは完全に沼でした」

乃木坂46の第1期生として活躍し、2018年のグループ卒業後もモデル・女優として幅広く活動中の若月佑美さん。二科展に9回入選し、特選賞受賞を果たすなどアートの才能に加え、昨年普通二輪免許を取得すると、「MotoGP™日本グランプリ公式PR大使」に就任。プライベートでも、さまざまな場所にツーリングに出かけ、新たな出会いを楽しんでいるそうです。

目次

教習所での日々は青春!
「バイク選びは悩みすぎて“沼”でした」

若月佑美さんと愛車エリミネーター。横浜赤レンガ倉庫をバックに

愛車エリミネーターと、こちらを見てほほ笑む若月佑美さん

――今日はご自身のバイクと一緒に“横浜赤レンガ倉庫”での撮影でしたが、いかがでしたか?

楽しかったです! バイクの免許を取りたてのときも来ましたし、最近クルマの免許を取った友達とも一緒に来ました。都内からの距離が絶妙で、練習にちょうどいいんですよ(笑)。海も横浜中華街も近くて楽しいので、お気に入りの場所ですね。

――昨年2月にバイクの免許を取得されたと伺いました。

そうなんです。教習所では何回も転んで、空を見上げました(笑)。でも、諦めずに頑張るって、大人になってからなかなかないことなので、すごくいい経験でした。

「もう1回お願いします!」と教習所の先生に言ったときは、体育会系の部活動のような懐かしい感覚になりましたね。楽しさと同時に、バイクの難しさも知ったので、世の中のライダーさんってすごいんだなと改めて思いました。

――ちょうど1年前の8月にバイクを購入されたそうですが、決め手は?

もともとバイクに関しては無知だったんですけど、街で見かけて印象的だったのがカワサキさんのバイクで。初心者なので性能的にも身の丈に合ったものがいいと思い、探しはじめたんです。そしたらカッコいいバイクがたくさんあって、それぞれに良さが違うので沼でした(笑)。

最終的に選んだ「エリミネーター(カワサキ・エリミネーター プラザエディション)」は、足付きもいいし女性も乗りやすくて、性能も初心者にわかりやすいタイプ。最初なので自分で理解しやすいほうがいいと思ったのと、見た目も好きだったので決めました。

――赤と黒の色合いが素敵ですよね。

そうなんですよ、バイクを探していたタイミングでちょうど発売されて。教習所に入るとき、先にヘルメットを購入しないといけなかったんですけど、私は赤のヘルメットを選んでいたんです。バイクにも赤が入っていたらいいなと思っていたら、ちょうど赤×黒のエリミネーターが発売されたので、「これだ!」と思って。

――実際に購入してみて、乗り心地はいかがですか?

すごく優しいバイクですね。繊細なアクセルワークが必要なバイクだと、エンストを起こしてしまったり、バランスを崩してしまったりと大変な部分があるんですけど、エリミネーターはスムーズに助けてくれるというか。タイヤが滑って転倒につながるリスクがないように調整もしてくれて助かっています。

――購入後にカスタムした部分は?

マフラーを替えました。でも理由は音ではなくて、自宅の駐車場が狭くてマフラーをこすりそうだったから(笑)。しっかり車検も通るタイプで、見た目も好きなモリワキ(エンジニアリング)さんのものに。あとは、つい最近サイドバッグを付けました。

それまで、バイクで出かけるときの悩みが、お土産を買えないことだったんです。リュックで背負うにも限界があるし、お買い物やお友達の家に行ったときも、買った物やいただき物を入れる場所がなくて。サイドバッグを付けたことで、だいぶ便利になりました。ヘルメットをかぶると髪の毛がぺったんこになってしまうので、脱いだ後にかぶるキャップもサイドバッグに入れています。

――今後、カスタムしてみたい部分はありますか?

デザインがかわいいヘッドライトガードを買ったので、いつか付けたいと思っています。車検対応のものなんですけど、ライトの光源を遮断しないようにしないといけないので、いろいろ調べているところです。

バイクは「足りないところを補ったり、不便を楽しむもの」と先輩から聞いていて、カスタムにも終わりがないんですよね。今後もカスタムしながら楽しみたいですし、いつかは自分でバイクのデザインができたらいいなという夢もできました。

ツーリングで広がった友達の輪
次なる目標は“熱海ビーチライン&房総”

横浜をそぞろ歩く若月佑美さんの後ろ姿

若月佑美さんと愛車エリミネーター

――お仕事も忙しいなか、どのぐらいの頻度で乗られていますか?


なるべく間を空けずに乗らないと感覚を忘れてしまうと思ったので、購入してからは週1ぐらいで短めの距離から始めて、徐々に延ばしていった感じです。納車されたのがかなり暑い時期だったんですけど、負けずに乗り続けました(笑)。

――ツーリング仲間もできました?

最初は本当に誰もいなくて(笑)。でも私が免許を取ったあと、マネージャーさんとヘアメイクさんも免許を取ってくれたので、一緒に出かけることもあります。ほかには、ラジオ番組で共演しているNovelbrightのねぎさんと横須賀に行ったり、ツーリングで出会ったお友達もできました。

あとは、元乃木坂46で同期だった樋口日奈ちゃんは私より先にバイクの免許を持っていて。たまたま一緒に食事をする機会があったときに、「免許を取ったから乗ろうよ!」って言ったら、本当に今年バイクを購入してくれたんです。一緒に納車に行って、ヘルメットも買いました!

――バイク仲間の輪が広がっているんですね。

そうなんです。日奈ちゃんは、同じカワサキに乗っているので、いろいろ話もできて楽しいですし、先日も一緒にツーリングに行きました。彼女が乗っている“メグロS1”というバイクは、私もすごく気になっていて、買うときにかなり迷ったんですよ。だからいつも、かわいいなと思いながら眺めています(笑)。

――お気に入りのツーリングスポットはありますか?

湘南や江の島はよく行きますね。バイクの駐車場もあるし、都内からの距離もちょうど良くて、おいしい海鮮も食べられるので最高です! 曲がり角が少なくて海沿いをずっと走ることができるのも気持ちいい。

特に江の島は、鎌倉を抜けていくと街並みがいろいろ変わるので、通るだけでも楽しいんですよ。途中でちょっとカフェに寄って休憩したりして。日奈ちゃんとも行ったことがあります。

――ツーリングをきっかけに、新たな発見もありそうですね。

バイク好きのカメラマンさんが教えてくれた「西湘パーキングエリア(下り)」は、海が見えて素敵な場所でした。レストランやお土産ものを売っているお店とかはないんですけど、奇麗な景色を見ながら休憩できてかなり良かったです。

――今後、行ってみたい場所はありますか?

千葉方面に行きたいですね。海ほたるがすごく混むって聞くのと、風が強いらしいのでまだ勇気が出ないんですけど、館山あたりに行ってみたいと思っています。あと、いつか絶対にバイクで行きたいのが熱海のビーチライン。海沿いを走れるので、バイクなら全身で風を感じられて気持ちいいだろうなと思います。

バイクが大好きな愛犬に
いつか愛車で登場してサプライズしたい

海辺で愛車に腰掛け微笑む若月佑美さん

若月佑美さんが横浜の海を眺める姿

――若月さんの理想の休日の過ごし方は?

私にとっては、愛犬と一緒にいられることがナンバーワンに尊い時間なんです。ドッグランで遊んで、その後一緒に入れるカフェでゆっくりして、ワンちゃんのおやつを買いに行く……。そうやって過ごす時間が一番幸せを感じます。

――どんなワンちゃんですか?

“ティカ”という名前のチワワなんですけど、性格はほぼ猫です。ご自身を持っていらっしゃるというか、芯がありますね(笑)。だから「おいで!」って言ってワーッと来るタイプではないですけど、そこがすごく人間味を感じられておもしろいです。甘やかすというよりも、一緒に隣で過ごせる感じというか。それに、バイクが大好きで(笑)。

――飼い主さんに似たんでしょうか(笑)?

ですかね(笑)。原付には反応しなくて、普通二輪以上のバイクを見ると一緒に走るんですよ。散歩中、バイクが走っている道路が見える場所まで行くこともあります。いつか私がバイクでティカの前を通り過ぎて、追いついてきたら止まって「私だよ」ってびっくりさせたいですね。あとは、「モビリティリゾートもてぎ」にも連れて行ってあげたいです。ワンちゃんが入れるエリアもあるみたいなので、たくさんのバイクを見たらかなり興奮するんじゃないかな(笑)。

――普段はティカちゃんと一緒に遠出することも多いですか?

今までは自宅が大好きで、全然外出しなかったんですけど(笑)、ティカのおかげで旅行するようになりました! ティカと過ごせる時間は限られていると思うので、できる限り一緒にいろんな経験をしたり景色を見たりしたいなと。クルマでもよく出かけています。

――最近は、ドッグフレンドリーな場所も増えましたよね。

そうなんですよ! 先日は伊豆に行きました。伊豆や千葉、那須のあたりは特にドッグフレンドリーな場所が多くて。都内だと深大寺(じんだいじ)とか。ここはドッグランもあるし、一緒に行けるおそば屋さんもあってすごくいいですね。休日は混雑しますけど、平日だとゆったり過ごせる日もあるのでオススメです。

デビュー15周年への思い
アート×言葉の作品集で新たなチャレンジ

みなとみらいの港を背にした若月佑美さんと愛車エリミネーター

若月佑美さんと愛車エリミネーター

――今秋には、デビュー15周年記念の作品集『FIRST EGOISM』を発売されるそうですね。

はい。今回は写真集ではなく、“作品集”なんです。自分が今まで描いてきた絵画の作品も載っていますが、自分自身が“作品”になりたいと思って作った本です。写真集は素の若月佑美を見ていただくのがコンセプト。でも、作品集はどちらかというと、素じゃない私が多いというか。自分自身が表現したかったことを体現しています。

――では、若月さんのセルフプロデュースということですか?

そうですね。着たい衣装やコンセプト、撮影する場所など打ち合わせから参加させていただき、作り上げていきました。ゴシックロリータをテーマにしたカットもあるんですけど、ただのコンセプト写真にしたくないという思いがあって。

「その衣装を着て、いつもと違う私になりました」ではなく、衣装をセレクトした理由までちゃんと芸術として成立していないといけないと思ったので、そのあたりもこだわりました。

――見どころはどんな部分でしょう?

各作品の一番最初のページに、作品を表現するための言葉を入れているんです。私にとって言葉はアートと同じぐらいすごく大切な存在。今までも「使う言葉が独特だね」とか「感性が人と違うね」と言われることが多かったので、作品への思いを言葉にしてみました。

エッセイ集は過去に出したことがあるんですけど、今回は文章ではなくて短めのキャッチコピーのような感じ。アートと組み合わせて作品を見ていただくとまた違う印象を受けると思うので、ぜひ注目していただけたらうれしいです。

――作品展も開催予定で、その売り上げの一部を犬の保護施設などに寄付される予定だそうですね。

ワンちゃんたちが大好きなのに、自分の無力さを感じることがすごく多くて。本当はボランティアに参加したいなとも思うんですけど、定期的な参加が難しいので、ほかに何か自分にできることはないかなと……。そこで今回の作品展での売り上げの一部を、愛護施設やシェルターに寄付させていただけたらと考えたんです。

――今年でデビュー15周年を迎えられましたが、今の心境は?

今まではいろいろなことに臆病になりがちだったんですけど、30歳を超えたあたりから、その怖さを取っ払いたい気持ちが強くなってきて。人生という限られた時間の中で、他人の目を気にせず自分が挑戦したいことをして、それが結果的に誰かの助けになったらいいなと。

今回の作品集を作るときに、いろいろな方とお話ししてアイデアが生まれていく瞬間が最高に楽しかったので、今後も新しいことに挑戦していけたらと思っています。

若月佑美さんと愛車エリミネーター、横浜赤レンガ倉庫で

【バイクのお気に入りポイント】

若月佑美さんの愛車エリミネーター。赤と黒のコントラストがかっこいい

“ELIMINATOR”の文字は、昔のロゴをそのまま現代風にしたデザインになっているんです。継承されつつ名残が感じられるこだわりも、いいなと思ったポイントですね。

”ELIMINATOR”のロゴを紹介する若月佑美さん

“安心安全で丁寧な運転”を一番大事にしている私にとって、いろいろなリスクを軽減してくれるエンジンスライダーは必須。ただ、結構出っ張って目立つものも多いんですよね。役割をきちんと果たしながらも、かわいいデザインになっているところがお気に入りです。

コンパクトなエンジンガード

【若月佑美さんがドライブで聴きたい5曲】

  • SHISHAMO「ドライブ」…歌詞に“免許取る取る詐欺常習犯の君”というフレーズがあったりして、ポップで楽しい一曲(笑)。ノリも良くて、ドライブにぴったりなんです。
  • 米津玄師「IRIS OUT」…疾走感がある曲なので、バイクに乗るときにも合います。主題歌になったアニメ(劇場版『チェンソーマン レゼ篇』)も好きです。
  • めいちゃん「ズルい幻」…川谷絵音さんが作詞&作曲&サウンドプロデュースを手がけた、ポップで明るい曲。気分が上がって、「今から行くぞ!」っていう気持ちになれます。
  • アンティック-珈琲店- 「流星ロケット」…ヴィジュアル系が好きでよく聴くんですけど、その中でもすごくポップで、打ち込みの音もかわいいのでリピートして聴いています。
  • 椎名林檎「NIPPON」…クラップ音がすごく好きです! バイクでもクルマでも、長距離を運転するときは応援歌のように背中を押してもらっています。

(クリックすると、音楽配信サービスSpotifyで楽曲の一部を試聴できます。)

JAF会員限定 若月佑美さん直筆サインプレゼント

直筆サインを持つ若月佑美さん

若月佑美さん直筆の「休日、どこ行く?」特製サイン色紙を、抽選で3名様にプレゼントします。
・プレゼント内容:若月佑美さん特製サイン色紙

・当選者数:3名(発表は発送をもって代えさせていただきます)

・応募締切:2026年9月25日

【プロフィール】

わかつき・ゆみ 1994年6月27日、静岡県生まれ。俳優・モデル。
2011年から乃木坂46の1期生として活動し、2018年にグループを卒業。その後は、ドラマ『今日から俺は!!』『救い、巣喰われ』、NHK連続テレビ小説『おむすび』、映画『桜のような僕の恋人』『ブラックナイトパレード』など多数の作品に出演。現在、ニッポン放送「若月佑美とNovelbright ねぎのオフタイム・レコーズ」でパーソナリティを務めている。
https://wakatsuki-yumi.com/

【information】

若月佑美作品集『FIRST EGOISM』
2026.9.18発売/¥4,400(税込)/ヘリテージ

若月佑美作品集『FIRST EGOISM』ビジュアル

若月佑美作品集『FIRST EGOISM』ビジュアル

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