ロゴスの展示会場内のデリカD:5車中泊展示
編集=大森弘恵 / 写真=後藤ちり

ロゴスが車中泊ギアに本気出してきた!? 2027新製品展示会で見つけた“車内睡眠の質を上げる”新作ギア5選

テントの技術を応用したり、有名寝具メーカーとコラボしたり! 発売が待ち遠しいロゴスの車中泊系ギアをピックアップ

2026年7月上旬、アウトドアブランド「ロゴス(LOGOS)」の2027年新製品展示会「2027 Regular THE LOGOS SHOW」が開催されました。会場にはキャンプ用品だけでなく、車中泊で活躍する新作アイテムも続々登場。寝具メーカー・nishikawaとのコラボギアや、テント開発で培った遮熱技術を活用したアイテムなど、車内での快適な睡眠をサポートする注目の5製品を紹介します。

目次

ロゴスが本気で取り組んだ車中泊ギア

7月7〜10日、アウトドアブランド「ロゴス(LOGOS)」の展示会が開催されました。会場に入るとそこにはテントとともに、キャンピングカーメーカー・ダイレクトカーズとコラボした「デリカD:5アクティブキャンパーLOGOS EDITION」がどーんと展示されていて車中泊グッズがズラリ。

ロゴスではいち早くクルマと連結できるカーサイドタープやカーサイドテントを開発してきましたが、それらはあくまでキャンプに役立つもの。テントの中で眠り、クルマと行き来をしやすくするためのものです。

ところが2027年はいよいよ車内を快適にするためのギアが登場するというのですから、いやが上にも期待が高まります。

発売は2026年12月以降とちょっと先の話ですが、一足先に“車内での睡眠に役立つギア”を紹介しましょう。

遮光率100%! テントの技術を活かしたサンシェードに期待

ロゴス 車用フロントシェードの車内装着状態

「ソーラーブロックプラス カーサンシェード」(S=3,290円、M=3,490円、L=3,690円)

ロゴスには白い生地の裏側に黒い加工を施すことで遮光率100%、UVカット率99.9%を実現した「ソーラーブロック」という技術があります。日陰と日なたで最大15℃もの温度差を記録したという特殊コーティングで、長らくテントやタープで採用されてきました。猛暑対策になくてはならない技術で、今では日傘にも応用されて話題になっています。

ロゴス展示会の日傘、帽子の展示コーナー

ソーラーブロックプラス採用の日傘やキャップも発表

この技術をさらに強化し、UVカット率100%、近赤外線を99.9%カットしたのが「ソーラーブロックプラス」で、最大温度差は20℃! より熱を溜め込みにくくなっているのです。

待望の車中泊ギア第1弾、2027年2月発売予定の「ソーラーブロックプラス カーサンシェード」では「ソーラーブロックプラス」を採用し、クルマのフロントガラスから差し込む太陽光を強力にブロック。

観光地の駐車場での日差し対策はもちろん、RVパークでの朝日対策としても期待大なアイテムなのです。

ロゴス 車用フロントシェードを手で広げた全体像

ポンッと開くワイドなシェード

サイズはS、M、Lの3種類。車種別設計ではありませんが、しなやかなフレームに囲まれた2枚の面をつなぐ真ん中の生地が緩衝材となり、多少窓の幅が狭くても調節が利くようになっています。

ロゴス 車用フロントシェードの中央マジックテープ固定部

ミラーを挟み込むためのベルト。面テープでとめるので簡単・確実

ロゴス 車用フロントシェードの収納状態とステアリング部

収納ケースがハンドルカバーに!

ポップアップテントに似た構造で、2つのフレームをそれぞれ8の字にたためば丸い収納ケースに収まります。

この丸い収納ケース、ハンドルカバーになるんです。

買い物など、短時間の駐車時ではいちいちすべての窓にシェードを取り付けることはありません。フロントウインドーの太陽光を遮断しても、サイドから日差しが差し込むこともあるわけで、そんなときでもハンドルが熱くなるのを防げるというわけ。

車中泊旅はもちろん、日常的にも重宝すること間違いなし。

サイドウインドーからの日差し対策はコレ

ロゴス 車用サイドシェードの車内装着イメージ

「ソーラーブロックプラス 車窓カーテン」(M=2,790円、L=2,990円)

太陽熱を溜め込みにくく、熱を逃がしやすい特殊コーティング「ソーラーブロックプラス」を利用したもうひとつの新作が「ソーラーブロックプラス 車窓カーテン」です。

ロゴス 車用サイドシェードの裏表生地の質感

スライドドアの場合は内張に磁石を取り付けるなど工夫が必要な場合もあるが、手軽に扱えるのがイイ。※メッシュは含まれません

いわゆるマグネット内蔵カーテンで、窓枠など金属部分を利用して装着。走行中など使わないときはコンパクトにたためます。軽バンなら取り付け場所を選ばないので、サイズさえ合えばサイドウインドーでもリアウインドーでも取り付けOK。

車種別設計ではありませんが、汎用性が高く、愛車用のカーテンをレンタカーにも取り付けられるのが便利です。2027年2月発売予定。

ちょっぴり短いスペースでも調整しやすいエアマット

ロゴス コット用エアーマットとコットの設置比較

「エアウェーブマット」(5,490円)

アウトドアメーカーにはいろいろなマットがありますが、幅と厚みは選択肢が豊富なのに全長は190〜200cmが主流。クルマによってはスペースが全長180cmしか取れない場合もあるわけです。

2027年1月発売予定の「エアウェーブマット」は車中泊専用というわけではありませんが、ウェーブ状のチューブが横方向に伸びているので端っこをクルッと丸めることができ、無理なくショート丈にできるので車中泊で非常に重宝するマット。

丸めた部分は枕にしてもいいし、足首をちょっと上げてむくみ対策とするもよし。

ロゴス エアーマット本体と付属の収納袋

ポンプ機能付きの収納袋が付属

じつは「エアウェーブマット」は、かつて販売していた「テントフィットウェーブマット」の進化版。

「テントフィットウェーブマット」との大きな違いはバルブで、イマドキ仕様になりました。これにより付属の収納袋で空気を入れられるほか、手持ちのエアポンプで空気の吸入・排出ができるようになったのです。これまで以上に扱いやすくなったというわけ。

寝具のプロフェッショナル、nishikawaとコラボしたマット

ロゴス 車中泊・キャンプ用マットレスの全体展開状態

「LOGOS×nishikawa エアーサイクロン」(2万2000円)

96%の空気層と特殊な織り技術を用いたnishikawa(西川)の「エアーサイクロン」は、イヤなムレを軽減し、全身をしっかり支えて快適な寝心地を実現してくれるアイテムです。

その「エアーサイクロン」が来期、ロゴスとのダブルネームモデルとして登場。2027年2月、「LOGOS×nishikawa エアーサイクロン」が発売予定です。

ロゴスとnishikawaのダブルネームのタグアップ

ロゴスとnishikawaのダブルネーム

nishikawaオリジナルの「エアーサイクロン」は家庭用ベッドのサイズに合わせていて、最もコンパクトなものでも幅97cm。一方、「LOGOS×nishikawa エアーサイクロン」は幅が約65cmで、車中泊やキャンプに持ち出しやすいサイズを採用しています。

ロゴス 車中泊用マットレスをコンパクトに丸めて持つ様子

ロゴスとのコラボ製品は幅が抑えられて持ち出しやすい。軽さも魅力

単体でも使用できますが、手持ちのインフレーターマットの上に重ねれば、さらに快適な寝心地が期待できます。

というのも、インフレーターマットは内蔵フォームに熱がこもりやすく、夏はムレが気になることも。「LOGOS×nishikawa エアーサイクロン」を重ねれば、高い通気性により背中のムレ対策にもなるんです。

薄くても体圧が分散されるので腰痛対策にもよさそう。シャワーで丸洗いできるので、マットの手入れも楽になります。

背中の熱と湿気を静かに低減するファン付きパッド

ロゴス 車中泊用ポータブルファン付きシートの展示状態

「LOGOS×nishikawa エアブリーズマット」(1万9800円)

もうひとつ、nishikawaとコラボした製品があります。それがファン付きのパッド、「LOGOS×nishikawa エアブリーズマット」!

ロゴス ファン付きシートの展示状態

内蔵ファンでマット内部に空気を送る

夏は背中が蒸し暑くて寝付きが悪くなることがありますが、風によって背中部分の湿気と熱を逃がして心地よく眠れるようにするというコンパクトなパッドです。

扇風機のように直接背中に風を当てるわけではありませんが、実験ではこのパッドを使うと体感温度が約2℃低減したとのこと。

ロゴス ファン付きパッドの角部と裏面生地

滑り止めがついているので明け方に滑り落ちているなんてことを予防する

LOGOS×nishikawa エアブリーズマットの解説展示パネル

パッドの内部は5層構造になっている

一番下が立体的なニット生地で風をマットに送りつつ、熱を排出しやすい構造。

背中に直接風が当たらないよう中間層に防風生地が挟み込まれているのですが、横になってみると湿気がないだけでサラリと快適。それに肌面にあたる表地は接触冷感生地でひんやりしています。2027年2月発売予定。

ロゴス ファン付きパッドのファスナージッパー構造

ファンを取り外せば丸洗いできる

気になるのはファンの音ですが、静音ファンを採用しているので40dB程度(図書館程度)。よほど音に敏感な人でない限り、眠りにつきやすいのでは。

2027年も車中泊の睡眠を左右するのは暑さ対策

展示会場のロゴスブースとデリカD:5車中泊展示

2027年、厳しい暑さに備えたロゴス製品が続々登場

日本の年平均気温は年々高まっていて、気象庁の記録によると、猛暑日(最高気温35℃以上)となった日数は1910〜1939年の30年間に比べ、最近30年間(1996〜2025年)は約4.2倍になっているのだとか。

10月に本州で真夏日(最高気温30℃以上)になることは決して珍しいものではなく、暑さに備えることが快眠の第一歩。

今まで以上に暑さ対策を念頭においたロゴスの新製品は、今から待ち遠しいものばかりです!


※掲載内容は2026年7月時点の情報です

大森弘恵

おおもり・ひろえ フリーランスのライター、編集者。主なテーマはアウトドアと旅で、ときどきキャンピングカーと料理の記事も。身軽なソロキャンプ歴は約40年、愛車はヤマハ・WR250R

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