小池徹平、休日は子供たちと海や山へドライブ 「家族でどこへ行こうかな」
息子たちとの付き合いは「楽しませるというより一緒に楽しむ」2002年の俳優デビュー以来、第一線で活躍し続けている小池徹平さん。近年はミュージカル俳優としてのキャリアも重ね、持ち前の歌唱力と演技力にますます磨きがかかっています。この夏は、韓国で熱狂的な話題を集めたミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』に日本初演キャストとして出演。「グラムロックスター」という初の役どころが控えている一方、休日は2人のお子さんのパパとして大奮闘しているようです。
趣味はスキューバダイビング
「沖縄の海が一番!」
――アウトドアな趣味をたくさんお持ちだそうですが、特に思い入れが強いものは?
スキューバダイビングです。始めたのは20代になってからだったかな。友達に誘われたのがきっかけでダイビングライセンスを取得しました。沖縄で取ったんですけど、沖縄の海のあまりの美しさにビックリ、感動したことをいまだに覚えています。それからはハワイやモルディブ、日本でも熱海などで潜りましたが、やっぱり初めて潜った海というインパクトもあり、ダイビングするなら沖縄の海が一番だと思っています。
――最近も潜られていますか。
子供ができてから、しばらく潜ってないんです。未就学児の息子が2人いるので、彼らがもうちょっと大きくなったら一緒に潜りたいですね。生き物が好きみたいなので水族館にもよく連れて行くんですけど、いつかは水槽越しではない、上下左右に広がる海の中に自分の身を置いて、そこに生息する生き物たちを体感してほしいんですよ。自然の中では予定どおりにいかないこともありますから、そういった感覚も養ってほしくて。今の段階でシュノーケリングは楽しめているようなので、おそらくダイビングも好きになってくれるはず……! 一緒に潜れる日が今から待ち遠しいです。
――ドライブもお好きですか?
運転するのは好きです。今は子供たちの送迎がメインで趣味とは言い難いのですが(笑)、ハンドルはほぼ毎日握っていますね。週末になったら、ちょっと遠出して遊びに行くことも。海だったら千葉や静岡、あとは横浜や軽井沢のほうへ行ったりもしています。
――道中はどんなふうに過ごしているのでしょう。
子供たちの好きな音楽をかけて一緒に歌ったり、言葉遊びゲームをしたり、かなりにぎやかに過ごしています(笑)。みんなで会話を楽しみたいので、無言になりがちなタブレットPCは持たせないようにしてるんです。この前はタケノコ掘りに行ったんですけど、「向こうに着いたらどれぐらい大きなタケノコを取りたい?」とか、「近くの川では何をして遊びたい?」なんて話をたくさんして、ワクワクを高めていく時間にしました。
――小池さんのおすすめドライブスポットは?
定番ですが、鎌倉かな。海沿いを走っているだけで気分がいいですし、着いたらすぐに観光気分が味わえる。子供たちは海で遊ぶのが好きなんですけど、神社仏閣もあればおしゃれなカフェもあって、大人も子供も退屈しません。何より日帰りで行けるっていうのがいいですね。
休日の計画は「先手必勝!」
予定を立て始めたときからワクワクが始まる
――休日の計画は、前もって決めるタイプですか?
かなり早い段階から決めます。そうじゃないと当日、絶対グダグダになりますからね(笑)。それに週末や祝日、夏休みのような大型連休など子供たちの休みに合わせたスケジュールプランは先手先手で予約しておかないと、どこもあっという間にいっぱいになっちゃうんです。そういう失敗をたくさんしてきたので(笑)、休みが決まったらすぐ作戦会議。まずは子供たちに「今度は何がしたい?」って聞いて、やりたいことを決めたら「それなら場所はここにしよう」っていう感じで計画を立てていきます。
――最近はAIに旅行プランを立ててもらうのもはやっているようですが、人力派ということですね。
遊びの計画って、立て始めたときからワクワクが広がっていくような感じがして楽しいじゃないですか。もちろん情報収集や予約にはネットを活用していますよ。僕もするんですけど、妻の検索能力がすごいんです。「どういう検索ワードを入れたら、そこにたどり着けるの!?」と感心することがよくあって。うちはまだまだ人力で予定を立てていけそうです(笑)。
――近々計画している休日の予定は?
いつも季節に合わせた体験をさせてあげるようにしているんですよ。それでこの前はタケノコ掘りに行きました。夏と言ったら、やっぱり川遊びとバーベキューですかね。釣りにも行きたいなぁ。釣りは僕が子供の頃からの趣味なんです。
――休日の専任ドライバーはパパですか?
家族のためにできることって限られるじゃないですか。なので率先して運転しています。「パパが運転するってことは、今日は遠くへ遊びに行くんだ!」っていう、いい印象を子供たちに植え付けたいという下心もあるんですけどね(笑)。
――ちなみに今、乗られているクルマは?
1年ちょっと前に新しくしたのですが、僕はレクサスのNXにずっと乗り続けています。もちろん見た目も乗り心地もベストだからなんですけど、一番の理由は燃費の良さ。あとは都内の一般パーキングに止めやすい大きさっていうのも、すごく大事で。めっちゃ現実的な理由ばかりですけど(笑)、これらを全部クリアして、家族4人とみんなの荷物を悠々と乗せてくれるのがレクサスなんです。生活スタイルに合ったものが、やっぱり一番! サポートも含め、安心感があります。
――今、おひとりでドライブを楽しむことはありますか?
ひとりでクルマに乗るタイミングって、子供を保育園に送り届けた帰り道ぐらいじゃないかな。あとは、夜になって「ちょっと整体に行ってくる」みたいなときぐらい。その時は自分が好きな曲を大きめの音量で流したりしています。今はドライブミュージックの選曲も子供たちのリクエストが優先ですからね(笑)。
――独身時代はひとりで出かけることも多かった?
いや~、そう言われるとないかも? 昔から休みになると友達を誘って温泉に行ったりするタイプだったんです。もともと一人で行動するよりも、みんなでワイワイしたい派。だから今も休みができたら、すぐ「家族でどこへ行こうかな」って考えちゃいます。
――そんな小池さんを見て育ったお子さんたちも、アクティブになっていく可能性が高いですね。
子供の成長は最大の喜びですが、「いつかは自立して、パパとドライブすることもなくなるのかな……」なんて考えて、寂しくなることがあるんですよ。早すぎますよね(笑)。
――息子さんの運転で出かけるようになるかもしれませんよ。
うわ~、想像するとちょっと怖いな!? その時は「パパを練習台にするつもりだな!?」って言ってしまいそう(笑)。
ギラギラ衣装でグラムロックスターに大変身
最初は「この役、僕で大丈夫?」と不安に…
――この夏は、ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』でグラムロックスター役に挑まれる小池さん。2024年に韓国で誕生し、「まるでロックコンサート!」と観客を熱狂の渦に巻き込んだ話題作です。
ありがたいことに日本初上演のオリジナルキャストを務めさせていただくことになりました。登場する役者は3人のみ。1960年代の伝説的グラムロックスター「ブルードット」と、1枚のレコードを通してブルードットと出会う現代を生きる孤独なシンガー「カイパー」。そして、その2人が生きる過去と現在をつなぐ神秘的な存在「マーマー」。僕はブルードットを演じます。
――韓国公演を観に行かれたそうですね。
『ETERNITY』が生まれた韓国で早くも再演されているということで、今年の1月に演出家の河原雅彦さんとソウルへ観劇に行きました。ステージング自体はとてもシンプルで、ライブバンドの生演奏にのせて歌うナンバーがめちゃくちゃカッコいい! 8割ほどが歌唱パートだったんですが、音楽に想像を超えた力強さがあって、照明の演出も日本ではまだ見たことがないぞと感じるほど印象的でした。
――現地公演のセリフはすべて韓国語?
もちろん。でも言葉の意味がわからなくても、非常に見応えがありました。それぐらい音楽がパワフルだったんですよ。終演後のステージに立たせてもらうという貴重な機会もいただき、そこで劇中に登場する「スタイロフォン」という小さな電子楽器に触れさせてもらったのですが、音を出した瞬間に鳥肌が立ちました。韓国で僕が味わった興奮のすべてを、日本語で日本の皆さんにお届けできるのがうれしいし、本当に楽しみです。
――キービジュアルもかなりインパクトがありますね。
韓国版のブルードットは金髪だったんですけど、僕のビジュアル撮影で用意されていたのは赤毛のウィッグ。衣装もギラギラしたスパンコールのシャツに豹柄のジャケットという組み合わせで、一瞬「この役、僕で大丈夫かな?」と怯んでしまいましたが(笑)、スタッフさんたちが「すごくお似合いですよ!」と気持ちを盛り上げてくださって。堂々と撮影に臨ませていただくことができました。
――ブルードット(小池徹平、小西遼生)も、ブルードットに憧れるカイパー(小野田龍之介、伊藤あさひ)もWキャスト。それぞれにタイプが異なるキャスティングで興味深いです。
あんなにガタイの良い龍ちゃん(小野田)が、小池徹平に憧れる世界とは……? って思いますよね(笑)。でもそういう見た目のギャップを使えたら逆に面白いかもね、なんて話をビジュアル撮影のときに龍ちゃんとしました。伊藤あさひくんも、龍ちゃんとはまた違ったタイプですし、僕とWキャストの小西遼生くんが演じるブルードットも、また違ったアプローチになると思います。
――改めて作品の見どころを教えてください。
100分という上演時間があっという間に感じるほど、ミュージカルとライブのいいとこ取りだなという初めての感覚を韓国で味わいました。日本版は河原さんと、訳詞の森雪之丞さんが絶賛制作中ですので、またどういった盛り上がりになるのか、僕も楽しみにしているところです(取材は4月実施)。東京公演は「東京建物 ぴあ シアター」という新しい劇場でのこけら落とし公演になっていますので、ミュージカルが好きな方、グラムロックが好きな方、新しいものにちょっと興味あるなっていう方にも、ぜひライブを楽しむような感覚で遊びに来ていただきたいです!
――お話を伺って、小池さんは仕事も遊びも、誰かを楽しませることがお好きなのだと感じました。
単純に性格が子供なだけかもしれません(笑)。楽しませるというより、「一緒に楽しもうよ!」って感覚ですね。
――良い休日を過ごすことで、仕事への活力が湧いてくる?
気持ちはリフレッシュしますが、普通にヘトヘトになります(笑)。でも、子供の成長を感じて幸せになりますね。習い事を頑張っている姿を見ると「こんな頑張れるなんて成長してきているな。少しずつ大きくなってるんだな~」と実感して、「いっぱい頑張った分、休日は思いっきり遊んであげよう。俺も仕事、頑張ろう!」ってなるんです。そうして休日を迎え、心は健やかに、だが体には確実に疲れが残る。その繰り返しです(笑)。
――ワンステージ後の疲れとは違いますか?
それはもう全然違います! 舞台では僕が動き回ってますけど、日常では動き回る子供たちを追いかけまわす立場になるので、めちゃめちゃ腰に負担がきます(笑)。でも、今はそんな日々がとても愛おしいです。
【お気に入りお出かけアイテム】
“お気に入り”という意味合いとは違うと思うのですが(笑)、マストアイテムとして長靴と軍手は必ずクルマに積んでいます。森や山に入ったとき、子供たちが何をしだすかわからないので、汚れたりけがしたりしないように。あとは虫かご。これも彼らの手から何が飛び出してくるかわからないので、念のため(笑)。僕自身のドライブのお供はコーヒーです。家でこだわりの一杯を淹れて……とかではなく、コンビニで購入(笑)。運転前にカフェインで気合いを注入しています!
小池徹平さんがドライブで聴きたい5曲
- 久石 譲「Summer」…夏の景色を見ながら聴く「Summer」は別格! ノスタルジックな気分に浸れます。
- KANA-BOON「シルエット」…子供たちがこの曲で踊るのにハマっているので、朝イチのドライブで「盛り上げていこう!」ってかけるのにピッタリ。
- こっちのけんと「それもいいね」…これも子供たちが大好きな一曲です。遊び疲れてきたとき、もうちょっと起きていてほしいときにかけると目を覚ましてくれます(笑)。
- Mrs. GREEN APPLE「Love me, Love you」…去年観に行ったライブ(Mrs. GREEN APPLE DOME TOUR 2025 “BABEL no TOH”)では1曲目でしたが、どんなタイミングでかけてもハマりそう。
- Vaundy「踊り子」…テンションを少しクールダウンしてくれるような、帰り道に聴きたいダンスナンバーです。
(クリックすると、音楽配信サービスSpotifyで楽曲の一部を試聴できます。)
小池徹平
こいけ・てっぺい 1986年1月5日大阪府生まれ。俳優。
2002年に俳優デビューし、ウエンツ瑛士との音楽デュオ・WaTとしても活躍。最近では、歌唱力と演技力を生かし、多数の舞台作品に出演。ミュージカル界に欠かせない存在となっている。近年の主な出演作品は、ミュージカル『キンキーブーツ』、舞台『ロッキー・ホラー・ショー』『リア王』など。
https://teppei.fanmo.jp/
Information
ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』
2026年7月10日(金)~7月26日(日) 東京建物 ぴあ シアター 他
https://musical-eternity.jp/
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