ALT 日本海を背景に満開の桜が咲き、展望所付近から海と桜が同時に見える風景。
写真1 展望所から望む日本海と桜の木。高台ならではの眺望が楽しめる絶景ポイント

チェリーロード(島根県)。日本海を望む700本の桜並木がつくる絶景ドライブコース

絶景写真の専門家が、厳選したドライブコースをお届け
須藤英一

島根県の日本海側に位置する島根町にある「チェリーロード」は、700本近い桜が5kmにわたり続く春の絶景ロードです。カーブのたびに新しい桜のトンネルが現れるワクワク感に満ちています。
四季折々で輝く絶景に出会えるドライブコースを、日本の隅々まで走り尽くした写真家の須藤英一さんが紹介。

目次

県道37号から続く桜のトンネルへ

ALT 野波側から続く桜のトンネル状の並木道。桜の枝が道路を覆う春の光景。

写真2 野波側入り口に続く桜のアーチ。春には道全体が桜色に包まれる

島根県の、日本海に面した松江市島根町にチェリーロードと呼ばれる道がある。昭和39年春にソメイヨシノ500本が当時の町内有志によって植えられたのがきっかけで、その後「チェリーロード」と呼ばれるようになった。今では約5kmの区間に700本近い桜が咲き、桜の名所となっている。1994(平成6)年には「新・日本街路樹百景」に選ばれた。

カーブのたびに広がる桜のアーチ

道路沿いに並ぶ桜と「チェリーロード」案内標識が写る、入り口付近の春の道路風景。

写真3 チェリーロードの案内看板と桜並木が迎える、ルートの入り口付近の景色

県道37号を加賀から野波へ向かって走るとトンネルの手前にチェリーロードの案内がある。ここを左折して進むとすぐに桜が目の前に現れる。道は狭く小さなカーブの連続でスピードを出すことはできないが、桜並木なのでのんびりと走ったほうが桜を楽しめるだろう。カーブを曲がるたびに現れる、新たな桜のトンネルにはわくわくする。

展望スペースから楽しむ海と桜の絶景

海から離れたかなり高い場所を走るので日本海は下の方に見ることができる。日本海を見ながら日常の喧騒(けんそう)から離れ、ただただ桜並木の中をゆったりと進んでいく時間は、何物にも代えがたい贅沢なひとときだ。途中にはベンチや展望スペースもあり、クルマを止めてのんびりと景色を楽しむこともできる。青く広がる日本海と咲き誇る桜並木という島根の隠れた絶景ロードだ。


チェリーロード(島根県)データ

チェリーロードへのアクセスは、国道485号(松江だんだん道路)・川津ICから県道21号、県道37号を経由して約14km。海沿いの高台に続くチェリーロードは約5km、約20分の道のりだ。

本内容は、須藤氏が撮影したときの情報を基に編集しています。詳細については、お出かけ前に最新の情報をご確認ください。

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日本遺産 とは、文化庁が地域の歴史的魅力や特色を通して、我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として認定する制度です。

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須藤英一

1956年東京生まれ。アバコ撮影スタジオを経て1981年フリーカメラマンに。1985年から雑誌『アウトライダー』でツーリング写真の撮影を開始。以来、日本の道や風景をテーマにした写真を撮り続けている。『秋冬色の風景ドライブ―絶景の道を求めて』(2009年/JAF出版社)、『新・日本百名道』(2014年/大泉書店)など著書多数。 日本の絶景・Japan Beautiful Landscape

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