城岱スカイライン(北海道)。雄大な自然と、函館の夜景を楽しめる景勝ルート
絶景写真の専門家が、厳選したドライブコースをお届け
雄大な自然と函館の夜景を楽しめる景勝ルート、城岱スカイラインを走ります。四季折々で輝く絶景に出会えるドライブコースを、日本の隅々まで走り尽くした写真家の須藤英一さんが紹介。
函館市街地からも近いドライブルート
北海道南西部にある函館市は、幕末の歴史を感じさせるレトロな雰囲気や洋風建築が楽しめる町である。この函館市の隣にある七飯(ななえ)町の城岱牧場の中を走る、全長約14kmの観光道路が城岱(しろたい)スカイラインである。標高550mにある城岱牧場では、放牧された牛がのんびりと草を食んでいて、展望台からは北海道駒ヶ岳、函館山、大野平野を一望する雄大な景色が眺められる。
写真2 活火山の北海道駒ヶ岳を望むポイントもある。登山コースとしても有名で、夏季のみ入山可能だ
道は七飯町中心部と大沼を結ぶ高原を走るワインディングロードで、初夏の新緑や秋の紅葉など豊かな自然を楽しむことができる。入り口は北海道縦貫自動車道・七飯本町ICにあり、ここから牧場に向かって一気に上っていく。標高が上がるに従って函館の雄大な景色が広がり始める。牧場には広い駐車場があるので、クルマを止めて眺めてみると函館山から津軽海峡、そして津軽半島や下北半島などの大パノラマが楽しめる。
城岱牧場の展望台からの眺望は一見の価値あり!
写真3 城岱牧場で放牧されている牛たちも見ることができる
城岱牧場駐車場からの眺めは夜になると宝石を散りばめたような美しい夜景となり、函館の裏夜景と呼ばれる夜景スポットとして知られ、多くの観光客が集まる。また、駐車場の近くには城岱牧場展望台もあり屋内展望台から同じ眺めが楽しめる。さらに北へ走ると日中は緑の斜面に牛の放牧風景を見ることができ、正面には雄大な北海道駒ケ岳が現れる。この駒ケ岳へ向かって走ると道は下り始め、大沼へ着く。
城岱スカイラインデータ
城岱スカイラインへのアクセスは北海道縦貫自動車道の七飯本町ICを降り、県道264号との交差点からアクセスできる。入り口には城岱スカイラインと城岱牧場展望台の看板もあるので、わかりやすい。ガソリンスタンドなどは途中にないので、注意が必要だ。
本内容は、須藤氏が撮影したときの情報を基に編集しています。詳細については、お出かけ前に最新の情報をご確認ください。
城岱スカイライン近くの日本遺産は、こちらをチェック!
日本遺産
とは、文化庁が地域の歴史的魅力や特色を通して、我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として認定する制度です。
城岱スカイラインの近くにも日本遺産があります。ドライブの続きで訪れてみてはいかがでしょうか?

須藤英一
1956年東京生まれ。アバコ撮影スタジオを経て1981年フリーカメラマンに。1985年から雑誌『アウトライダー』でツーリング写真の撮影を開始。以来、日本の道や風景をテーマにした写真を撮り続けている。『秋冬色の風景ドライブ―絶景の道を求めて』(2009年/JAF出版社)、『新・日本百名道』(2014年/大泉書店)など著書多数。 日本の絶景・Japan Beautiful Landscape
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