日本の絶景ドライブルート

伊勢志摩スカイライン(三重県)。空と海と山を贅沢に味わえる、絶景ワインディングロード

絶景写真の専門家が、厳選したドライブコースをお届け

須藤英一
2024.05.13

写真1 高低差や連続コーナーが楽しめる、ジェットコースターのような伊勢志摩スカイライン(撮影エリアは地図1を参照)

2024.05.13

写真1 高低差や連続コーナーが楽しめる、ジェットコースターのような伊勢志摩スカイライン(撮影エリアは地図1を参照)

空と海と山を贅沢に味わえる、絶景ワインディングロード・伊勢志摩スカイラインを走ります。四季折々で輝く絶景に出会えるドライブコースを、日本の隅々まで走り尽くした写真家の須藤英一さんが紹介。

歴史と文化で栄えた伊勢、美しい海の景観を誇る志摩

伊勢市は伊勢志摩国立公園の玄関口。日本を代表する名所のひとつ、伊勢神宮とともに栄えた歴史と文化の観光都市だ。一方、志摩市というと真珠の養殖で有名な英虞(あご)湾や御座白浜(ござしらはま)海水浴場など、美しい海の景観を誇る観光名所である。2016年には伊勢志摩サミットが行われた場所でもある。豊かな自然もあり、遊園地や水族館も点在する魅力的な観光エリアだ。

写真2 整備されたワインディングを気持ちよく駆け抜けながら、眺望が楽しめる(撮影エリアは地図2を参照)

写真2 整備されたワインディングを気持ちよく駆け抜けながら、眺望が楽しめる(撮影エリアは地図2を参照)

その伊勢神宮の内宮(ないくう)と鳥羽を結び、朝熊山(あさまやま)を越える山岳道路が伊勢志摩スカイラインだ。全線にわたって展望がよく、きれいに整備された道はカーブも多い。それでいて走りやすく、眺望が楽しめる。入り口はおかげ横丁の近くにあり、五十鈴(いすず)川を渡るとすぐに料金所がある。道は徐々に高度を上げ、眺望が良くなってくる。途中に一宇田(いちうだ)展望台があり、ここからは伊勢市街や鈴鹿山脈、そして伊勢湾の展望が楽しめる。

写真3 一宇田展望台からの眺め。天候に恵まれれば富士山まで眺望できる(撮影エリアは地図3を参照)

写真3 一宇田展望台からの眺め。天候に恵まれれば富士山まで眺望できる(撮影エリアは地図3を参照)

朝熊山の山頂で足湯に浸かり、伊勢湾を眺める

志摩半島の最高峰である朝熊山の山頂には、広い駐車場と土産物屋などがある。展望台からは北東方向の眺望がよく、鳥羽の菅島(すがしま)、答志島(とうしじま)や伊勢湾対岸に渥美半島を望むことができ、条件がよければ富士山も見える。またここにある足湯には伊勢湾を眺めながら浸かることができる。鳥羽への下りはまるで伊勢湾に飛び込むような直線で始まり、その後も気持ちよく走りながら周辺の島々を眺められる。


伊勢志摩スカイライン(三重県)データ

伊勢志摩スカイラインは伊勢と鳥羽を結ぶ約16.3kmのドライブウェイで、1964年に開通した。道中には高所ならではの展望ポイントがいくつもあり、天空のドライブウェイとも呼ばれている。山頂広場には足湯や天空のポストがあり、観光名所としても人気がある。日没時には美しい夕景や夜景も楽しめる。有料道路なので鳥羽側と伊勢側の入り口にそれぞれ料金所が備えられている(軽・小型・普通自動車は1,270円 ※ETC不可。現金もしくはクレジットカード・電子マネーのみ可)。季節により営業時間が異なるのでウェブサイトで事前に確認しよう。
伊勢市側からのアクセスは、伊勢自動車道・伊勢西ICからは県道32号経由で約2.1km。

本内容は、須藤氏が撮影したときの情報を基に編集しています。詳細については、お出かけ前に最新の情報をご確認ください。

須藤英一

1956年東京生まれ。アバコ撮影スタジオを経て1981年フリーカメラマンに。1985年から雑誌『アウトライダー』でツーリング写真の撮影を開始。以来、日本の道や風景をテーマにした写真を撮り続けている。『秋冬色の風景ドライブ―絶景の道を求めて』(2009年/JAF出版社)、『新・日本百名道』(2014年/大泉書店)など著書多数。

日本の絶景・Japan Beautiful Landscape

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