日本の絶景ドライブルート

弥彦山スカイライン(新潟県)。美しい眺望で知られる新潟県の弥彦山の頂上へ

絶景写真の専門家が、厳選したドライブコースをお届け

須藤英一
2023.08.27
2023.08.27
1年点検を受けると、だれにでもチャンス

四季折々で輝く絶景に出会えるドライブコースを、日本の隅々まで走り尽くした写真家の須藤英一さんが紹介。
今回は、美しい眺望で知られる新潟県の弥彦山(やひこやま)の頂上を目指す、弥彦山スカイラインを走ります。

東は越後平野、西は日本海と360度のパノラマが魅力

越後平野の西にあり日本海に面した弥彦山は標高634m。東京スカイツリーと同じ高さということでも話題になった。平野部にあるため新潟県内の広い地域から見ることができ、頂上には彌彦(やひこ)神社の奥宮が、古くから人々の崇敬を集めている。ここの尾根を走るのが延長13.7kmの弥彦山スカイラインだ。スカイラインの名前に恥じない展望ロードで、東には稲穂が実る越後平野が広がる。西を眺めると青い日本海の向こうには佐渡島の島影。南西には遠く妙高山や北アルプスも浮かぶ。

夕日が沈む日本海。夜になると漁火をつけた漁船が点々と浮かぶ。

夕日が沈む日本海。夜になると漁火(いさりび)をつけた漁船が点々と浮かぶ。

日本海の漁火を見下ろすのも楽しい

上り始めはヘアピンコーナーが続くが、標高が高くなるにつれて日本海が見える展望ロードとなり、青い海とともに走るような爽快感が楽しめる。弥彦山9合目には弥彦山頂公園があり、高さ100mの回転昇降展望塔「パノラマタワー」やレストランもある。ここからは眼下に沈む日本海の夕日も堪能でき、夜になれば海に浮かぶ漁火から出雲崎の街並みまでの雄大な夜景も楽しめる。そのために夜もドライブに来る人が意外と多い。

天候によっては、日本海越しに妙高山や北アルプスも望める。

天候によっては、日本海越しに妙高山や北アルプスも望める。

北側の間瀬ゲートから入るとヘアピンカーブが続く沿線最大の難所「だいろ坂」になる。このヘアピンカーブを越えると日本海が見える展望ロードとなり、日本海を眺めながら気持ちの良い走りが楽しめる。

また麓の彌彦神社をお参りしてから南側の猿ヶ馬場ゲート経由で山頂公園に向かうというルートも楽しい。


ドライブルート 弥彦山スカイライン(新潟県)

弥彦山スカイラインは新潟県道561号弥彦岩室線が正式名称で、1970年の開通当初は有料道路だった。午後11時から翌朝5時までは夜間通行止めになる。原動付自転車(50cc以下)、自動二輪車、大型貨物車は通行禁止。道路凍結のため冬季は通行止めになるので注意。北陸道・三条燕ICからは、県道68号、374号などを経由して約13km。

本内容は、須藤氏が撮影したときの情報を基に編集しています。詳細については、お出かけ前に最新の情報をご確認ください。

仕様:A4判・136ページ 定価:2,200円(税込み)
発行:JAFメディアワークス

地元の知る人ぞ知る国宝級の絶景景観を眺めながら泊まれる全国のキャンプ地を、エリア別に130か所以上紹介します。

「絶景」を著名カメラマン・キャンパー・インフルエンサーによる質の高い写真で彩りながら、絶景を天空・湖畔・岩壁・草原・山・離島・ビル群(夜景)などさまざまな見立てと、キャンプ地の魅力を季節・時間帯・視点等でまったく違う装いを見せる写真も同時に掲載しました。各キャンプ場の設備データに加え、300カットを超えるボリューム感と「いつか行きたい」と思わせる質の高い写真で構成。写真集やエリア・キャンプ情報誌として書棚に飾りたい1冊です。

お買い求めは、全国の書店、ネット通販サイトをご利用ください。

須藤英一

1956年東京生まれ。アバコ撮影スタジオを経て1981年フリーカメラマンに。1985年から雑誌『アウトライダー』でツーリング写真の撮影を開始。以来、日本の道や風景をテーマにした写真を撮り続けている。『秋冬色の風景ドライブ―絶景の道を求めて』(2009年/JAF出版社)、『新・日本百名道』(2014年/大泉書店)など著書多数。

日本の絶景・Japan Beautiful Landscape

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