首都圏の2024年ゴールデンウィークは最大45kmの渋滞予測!東北道・関越道・中央道・東名は分散利用で渋滞回避を
NEXCO東日本は、2024年ゴールデンウィーク(GW)における首都圏の渋滞予測について、最大で45km渋滞する見込みだと発表した。特に、関越道や中央道、東名高速、東北道では多くの箇所で30km以上の渋滞が発生する可能性が高く、事前の情報収集と迂回ルートの検討が必要だ。
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最長35km以上が予想される首都圏の主な渋滞箇所は?
2024年のゴールデンウィークは、前半3連休(4月27日〜4月29日)+後半4連休(5月3日〜5月6日)となり、あいだの平日も休みを取れば10連休になる。
昨年は荒天のため、外出を控えた方が多かったが、今年は天気に恵まれれば昨年以上に車で出かける人が増え、渋滞回数も増加する可能性が高い。35km以上の長い渋滞が予測される箇所は、以下のとおり。また、渋滞箇所と長さのほかに、渋滞のピーク時間も確認しておきたい。なお、下り方面は午前6時〜8時頃、上り方面は午後4時〜6時頃にピークを迎えると予測される。
【下り方面】
・東北道(羽生PA付近)
5月3日最大40km
5月4日最大35km
・東名(秦野中井IC付近)
5月3日最大45km(前日20時~17時)
・中央道(相模湖IC付近)
5月3日・5月4日最大45km(5時~14時)
【上り方面】
・関越道(高坂SA付近)
5月4日最大35km、5月5日最大40km
下りは5月3日~4日、上りのUターンは5月4日~5日がピークに。
東京から行楽地に向かう下り方面では、5月3日・5月4日に渋滞箇所が多くなると予測されている。この2日間は、30km以上渋滞する可能性があるため注意が必要だ。下り方面の高速道路を利用する際は、5月2日や5月5日、5月6日を利用するとよいだろう。そのほかに、4月27日・4月28日も10km渋滞する回数が多くなると予測されている。
一方、行楽地から東京方面に戻る上り線では、5月4日・5月5日に渋滞回数が多くなる見込みだ。また、上り方面は、東京方面への行楽の車も増えるため、10km以上の渋滞が多く、ゴールデンウィーク前半の4月28日と4月29日の利用にも注意が必要だろう。上り方面の利用は、混雑のピークが過ぎた5月6日以降を検討するとよさそうだ。
当日はリアルタイムの渋滞情報もチェックして、計画的なお出かけを実現しよう。
東京方面ー羽田空港は羽田線「空港西出口」の利用がおすすめ
ゴールデンウィーク期間中に羽田空港を利用する予定の方は、東京湾アクアライン(下り方面)から首都高湾岸線までの渋滞に注意が必要だ。
アクアラインでは10km以上の渋滞が見込まれており、空港中央出口までかなりの時間を要すると予想される。東京方面から羽田空港を利用する際は、羽田線「空港西出口」の利用を検討するとよいだろう。
GW期間中、ETC休日割引は適応されないので注意!
なお、GW期間中は渋滞の激化を考慮してETCの休日割引は適応されないため注意が必要だ。ETCの休日割引除外日は、GW前半の3日間(4月27日~4月29日)と後半の4日間(5月3日〜5月6日)が該当する。
お出かけをする際は連休の間の平日3日間や早朝・深夜の移動がねらい目だ。