クルマで歩道を横切るときは急いで通過しないと追突される?
クルマを運転中に必要な歩行者の保護について、初心者もベテランも、学科試験問題で学び直し!今回の学科試験予備校の出題テーマは「運転中の歩行者保護」です。子供や高齢者をはじめ、歩行者のそばをクルマで通行する際に注意すべきことなど、ここで出題される学科試験の〇×クイズで、安全運転に必要な知識をブラッシュアップしましょう。
- 問題1: 歩行者のそばを通るとき、車は必ず一時停止しなければならない。
- 問題2: 道路に面した場所に出入りするため歩道や路側帯を横切る場合、車はその直前で一時停止をして、歩行者の通行を妨げないようにする。
- 問題3: 歩行に支障のある高齢者が通行している場合、車は一時停止か徐行をして、安全に通れるようにしなければならない。
- 問題4: 図の標識のあるところでは、子供が突然飛び出してくることがあるので、注意が必要である。
- 問題5: 盲導犬を連れた人が歩いている場合、車は一時停止か徐行をして安全に通れるようにするが、白や黄のつえを持った人が歩いている場合は、そのまま通行してよい。
- 【3分チャレンジ!】出題テーマの別問題をオンライン形式で受験できます
- 【長先生の解説コラム】歩行者の保護はドライバーが守るべきルール
- 【正答率77%】四輪車のファンベルトの張り具合は、ベルトの中央部分を手で押したとき、少したわむ程度が適当である。
今回の学科試験クイズは、「運転中の歩行者保護」について5問を出題
この学科試験予備校で出題される試験問題は、自動車運転免許研究所の長 信一先生が実際の学科試験問題と同様の基準に従って独自に制作したものです。
参考=「交通の方法に関する教則」
問題1: 歩行者のそばを通るとき、車は必ず一時停止しなければならない。
-
正解 ✕
必ずしも一時停止する必要はありません。車は歩行者との間に安全な間隔を空けるか、徐行をして通行することができます。
問題2: 道路に面した場所に出入りするため歩道や路側帯を横切る場合、車はその直前で一時停止をして、歩行者の通行を妨げないようにする。
-
正解 〇
設問の場合、車はその直前で一時停止をするとともに、歩行者の通行を妨げないようにしなければなりません。
問題3: 歩行に支障のある高齢者が通行している場合、車は一時停止か徐行をして、安全に通れるようにしなければならない。
-
正解 〇
設問の場合、車は一時停止か徐行をして、安全に通れるようにしなければなりません。このほか、つえを持って歩いていたり、歩行補助車を使っていたりする場合も同様です。
問題4: 図の標識のあるところでは、子供が突然飛び出してくることがあるので、注意が必要である。
-
正解 〇
「学校、幼稚園、保育所などあり」の警戒標識です。こうした施設の付近や通学路の標識のあるところでは、子供が突然飛び出してくることがあるので、特に注意が必要です。
問題5: 盲導犬を連れた人が歩いている場合、車は一時停止か徐行をして安全に通れるようにするが、白や黄のつえを持った人が歩いている場合は、そのまま通行してよい。
-
正解 ✕
白や黄のつえを持った人が歩いている場合も、車は一時停止か徐行をして安全に通れるようにしなければなりません。白や黄色のつえは、視覚に障がいがある方が自身の安全を確保し、周囲に視覚障がい者であることを知らせるためのものです。
【3分チャレンジ!】出題テーマの別問題をオンライン形式で受験できます
今回の学科試験出題テーマの「運転中の歩行者保護」について、オンライン(Googleフォーム)で追加の問題を5問用意しました。
制限時間は3分が目安で、正解は解答後すぐに表示されます。もっと学科試験にチャレンジしたい! という方は、ぜひ下記「オンライン試験はこちら」から受験してください。
- ※Googleフォームが開きます
【長先生の解説コラム】歩行者の保護はドライバーが守るべきルール
車のドライバーは、常に歩行者を保護して運転しなければなりません。道路には、子供や身体の不自由な人、通行に支障のある高齢者なども歩いています。どんな歩行者に対しても、ドライバーは直ちに危険を回避して思いやりのある運転行動をとることが求められています。
今回は、歩行者の保護をテーマに、ドライバーが守るべきルールを紹介しましょう。
【歩行者のそばを通るとき】
・歩行者のそばを通るときは、歩行者との間に安全な間隔を空けるか、徐行をしなければなりません。
・歩行者がいる安全地帯のそばを通るときは、徐行しなければなりません。
・停留所で止まっている路面電車の後方では停止し、乗り降りする人や道路を横断する人がいなくなるまで待たなければなりません。しかし、乗り降りする人がいないときで路面電車との間が1.5m以上あるときや安全地帯があるときは、徐行して進むことができます。
・ぬかるみや水たまりのあるところでは、泥や水をはねて他人に迷惑をかけないように徐行するなど注意して通らなければなりません。
・止まっている車のそばを通るときは、急にドアが開いたり、車の陰から人が飛び出したりする場合があるので注意しましょう。
【身体の不自由な人の保護】
・身体障がい者用の車いすで通行している人がいる場合や白や黄のつえを持つた人や盲導犬を連れた人が歩いている場合には、一時停止か徐行をして、これらの人が安全に通れるようにしなければなりません。
【子供の保護】
・子供が一人で歩いている場合には、一時停止か徐行をして、安全に通れるようにしなければなりません。子供は、興味をひくものに夢中になり、突然路上に飛び出したり、判断力が未熟なために、無理に道路を横断しようとしたりすることがあるので、特に注意しましょう。
・止まっている通学通園バスのそばを通るときは、徐行して安全を確かめなければなりません。
・学校、幼稚園、遊園地などの付近や通学路の標識のあるところでは、子供が突然飛び出してくることがあるので、特に注意しましょう。
【高齢者の保護】
・つえを持って歩いていたり、歩行補助車を使っていたり、歩行に支障のある高齢者が通行している場合には、一時停止か徐行をして、これらの人が安全に通れるようにしなければなりません。
・高齢者は、加齢に伴う身体の機能の変化により、個人差があるものの、一般的に歩行が遅くなったり、危険を回避するためにとっさの行動をとることが困難となったり、危険の発見や回避が遅れがちになったり、歩行が不安定になったりするので、特に注意しましょう。
・高齢歩行者の事故は、高齢者が車の直前または直後を横断しているときに多く起こっていますので、注意しましょう。
【歩行者用道路を通行するとき】
・歩行者用道路では、沿道に車庫を持つなど特に通行を認められた車だけが通行できます。この場合は、特に歩行者に注意して徐行しなければなりません。
・道路に面した場所に出入りするため歩道や路側帯を横切る場合には、その直前で一時停止をするとともに、歩行者の通行を妨げないようにしなければなりません。
前回のオンライン試験で多くのベテランドライバーが間違えた問題をおさらい
2026年8月のオンライン試験の結果は、平均点92点となりました。出題された5問中、特に正答率の低かった問題はこちら。
【正答率77%】四輪車のファンベルトの張り具合は、ベルトの中央部分を手で押したとき、少したわむ程度が適当である。
今回の出題を踏まえて挑戦!
「これって違反なの!? 道路交通法クイズ」
長 信一
ちょう・しんいち 1962年生まれ。1983年、都内の自動車教習所に入社し、学科や実技の指導員に。24歳のとき、全種類の運転免許証を完全取得。教習生への親身な指導をモットーに普通免許、自動二輪免許、第二種免許など数多くの合格者を送り出した。現在は自動車運転免許研究所の所長として運転免許関連の書籍を執筆。その数、実に200冊以上。
2026年3月には最新刊「これだけで合格! 普通免許 要点整理&問題集」(成美堂出版)を出版。
https://www.seibidoshuppan.co.jp/product/9784415241340
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