クルマで出発する直前に鳴り響くスマートフォン
問題制作・監修=長 信一/イラスト=若林 夏

ドライブ中は急な連絡に備えて、スマートフォンの呼び出し音を鳴らすように設定するといい?

ドライブ前の点検や運転中に注意すべきことについて、初心者もベテランも、学科試験問題で学び直し!
長 信一

今回の学科試験予備校の出題テーマは「ドライブ前の点検と運転中の注意点」です。楽しいドライブに備えて事前に準備しておくことや、運転中に避けるべき行為など、ここで出題される学科試験の〇×クイズで、安全運転に必要な知識をブラッシュアップしましょう。

目次

今回の学科試験クイズは、「ドライブ前の点検と運転中の注意点」について5問を出題

この学科試験予備校で出題される試験問題は、自動車運転免許研究所の長 信一先生が実際の学科試験問題と同様の基準に従って独自に制作したものです。

参考=「交通の方法に関する教則」

問題1: 長距離運転するときは、自分の運転技能と車の性能に合った運転計画を立て、あらかじめ運転コース、所要時間、休息場所、駐車場所などについて調べておく。

正解 〇

あらかじめ運転コース、所要時間、休息場所、駐車場所などの運転計画を立てるようにしましょう。

問題2: 冷却水を点検するときは、エンジンをかけてからリザーバータンクで調べたり、ラジエーターキャップを外して行う。

正解 ✕

冷却水の点検は、エンジンをかける前に行います。リザーバータンクで液量を調べ、ラジエーターキャップは外さずに行います。

問題3: スマートフォンなど携帯電話は、運転中の急な連絡に備えて、電源は切らずに呼び出し音が鳴るようにしておくのがよい。

正解 ✕

運転中に呼び出し音が鳴ると、運転に対する注意が散漫になり大変危険です。スマートフォンなど携帯電話は、運転する前に電源を切ったりドライブモードに設定したりするなどして、呼び出し音が鳴らないようにしておきましょう。

問題4: 運転中に眠気を感じたときは、速度を上げて緊張感を高めるとよい。

正解 ✕

運転中に眠気を感じたら速やかに安全な場所で休息をとり、眠気を覚ましてから運転しましょう。

問題5: 炎天下に車のエンジンを止めて駐車すると、車内が高温になり熱中症になるおそれがあるので、車内に子供や高齢者、ペットなどを残さないようにする。

正解 〇

炎天下に車を駐車するときは、子供や高齢者、ペットなどを車内に残さないようにします。

【3分チャレンジ!】出題テーマの別問題をオンライン形式で受験できます

今回の学科試験出題テーマの「ドライブ前の点検と運転中の注意点」について、オンライン(Googleフォーム)で追加の問題を5問用意しました。
制限時間は3分が目安で、正解は解答後すぐに表示されます。もっと学科試験にチャレンジしたい! という方は、ぜひ下記「オンライン試験はこちら」から受験してください。

  • Googleフォームが開きます

【長先生の解説コラム】楽しいドライブの前に、しっかりとした運転計画と安全対策を!

8月は夏休みを利用して、家族や友達などと一緒にドライブを楽しむ機会が増える季節です。

運転免許の学科試験に出題される「交通の方法に関する教則」では、交通ルールのほかに安全運転に関する基礎知識があります。

今回は夏場のレジャー対策として、運転に必要な問題を集めました。ぜひ挑戦してみてください。

【運転計画を立てること】
・長距離運転のときはもちろん、短区間を運転するときにも、自分の運転技能と車の性能に合った運転計画を立てることが必要です。
・あらかじめ、運転コース、所要時間、休息場所、駐車場所などについて計画を立てておきましょう。
・長時間にわたって運転するときは、2時間に1回は休息をとりましょう。
・眠気を感じたら、速やかに休息をとって眠気を覚ましてから運転しましょう。

【運転姿勢と携帯電話】
・ひじを窓わくに載せて運転するのはやめましょう。安全なハンドル操作ができなくなります。
・走行中にスマートフォンなどの携帯電話などを使用したり、カーナビゲーション装置などに表示された画像を注視したりすることにより、周囲の交通の状況などに対する注意が不十分になると大変危険です。
・スマートフォンなどの携帯電話については、運転する前に電源を切ったり、ドライブモードに設定したりするなどして呼び出し音が鳴らないようにしましょう。

【坂道や山道での注意】
・上り坂で前の車に続いて停車するときは、あまり接近し過ぎないようにしましょう。前の車が後退して衝突することがあります。
・下り坂では低速のギアを用い、オートマチック車ではチェンジレバーを2(または1)かL(またはB)に入れ、エンジンブレーキを活用しましょう。長い下り坂で、フットブレーキをひんぱんに使い過ぎると、急にブレーキが効かなくなることがあり危険です。

【高速道路に入る前の心得】
・長時間連続して高速運転をすることは危険です。適当な休息時間を織り込んだゆとりのある運転計画を立てましょう。
・高速道路に入る前には、ラジオの交通情報を聞いたりJARTIC(日本道路交通情報センター) の渋滞予測をチェックしたりするなど、道路や交通の状況を確認しましょう。

【駐車時の注意】
・炎天下では短時間でも車内温度が危険なレベルまで上昇するため、エアコンの有無にかかわらず、子供や高齢者、ペットを車内に残してはいけません。
・春先から秋にかけても駐車中の車内温度は高くなるため、熱中症には注意が必要です。

【交通公害、地球温暖化の防止など】
・自動車の排出ガスや騒音、振動によって、被害を受けている住民は少なくありません。道路を通行するときは、最高速度や積載制限などの規制を守り、不必要な急発進や急ブレーキ、空ぶかしを避けるなど交通公害を少なくするよう努めましょう。
・大気汚染により、光化学スモッグが発生したときや発生するおそれのあるときは、自動車の使用を控えましょう。

前回のオンライン試験で多くのベテランドライバーが間違えた問題をおさらい

2026年7月のオンライン試験の結果は、平均点60点となりました。出題された5問中、特に正答率の低かった問題はこちら。

【正答率23%】図の標識のあるところでは、自転車は矢印の示す方向に通行できるが自動車は通行できない。

正解 ✕

「特定小型原動機付自転車・自転車一方通行」を表します。自動車は、規制の対象外なので通行できます。自転車は、矢印の示す方向には通行できますが、矢印の示す反対方向には通行できません。

長 信一

ちょう・しんいち 1962年生まれ。1983年、都内の自動車教習所に入社し、学科や実技の指導員に。24歳のとき、全種類の運転免許証を完全取得。教習生への親身な指導をモットーに普通免許、自動二輪免許、第二種免許など数多くの合格者を送り出した。現在は自動車運転免許研究所の所長として運転免許関連の書籍を執筆。その数、実に200冊以上。
2026年3月には最新刊「これだけで合格! 普通免許 要点整理&問題集」(成美堂出版)を出版。
https://www.seibidoshuppan.co.jp/product/9784415241340

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