甲信越(山梨・長野・新潟)のもらって嬉しいお土産ランキング15選
甲信越(山梨・長野・新潟)のご当地パン、激レアお土産もピックアップ甲信越(山梨・長野・新潟)の人気お土産ランキング。全国のJAF会員によるアンケートで、山梨県の「桔梗信玄餅」、長野県の「雷鳥の里」、新潟県の「笹だんご」などの他に各地で人気のご当地パンもご紹介。全国的に知られている銘菓がズラリそろっています。
JAF Mate Onlineでは、都道府県別に地元の人々が推す名物お土産を紹介しています。第7回目は、甲信越(山梨・長野・新潟)エリア。全国的にも有名な銘菓から、知る人ぞ知る隠れた逸品、ご当地パンや最近話題のお土産も紹介します。まずは、各県のランキングの1~3位からCheck!
※2024年11月現在の情報です。内容は変更になる可能性があります。
甲信越(山梨・長野・新潟)でおすすめのご当地お土産ベスト10
<山梨>
- 1位 桔梗屋「桔梗信玄餅」
- 2位 澤田屋「くろ玉」
- 3位 清月「イタリアンロール」
- 4位 金精軒(きんせいけん)製菓「極上生信玄餅」
5位 大輝物産「月の雫(しずく)」
6位 栄昇堂「身延(みのぶ)饅頭」
7位 松月堂「栗せんべい」
8位 竹屋あさかわ「かりんとう饅頭」
9位 「紅梅焼き」
10位 栄月製菓「厚焼 木の実煎餅」 - 山梨県のご当地パン 丸十山梨製パン 「レモンパン」
- 注目のお菓子 パティスリー ザ・エレン「エレンバウム『時のなる木』ハードタイプ」
<長野>
- 1位 雷鳥の里本舗 田中屋「雷鳥の里」
- 2位 小布施堂「栗鹿ノ子」
- 3位 みすゞ飴本舗 飯島商店「みすゞ飴」
- 4位 「塩羊羹」
5位 マサムラ洋菓子店「天守石垣サブレ」
6位 開運堂「どらやき」
7位 竹風堂「栗ようかん」
8位 信州菓子処いと忠「巣ごもり」
9位 大社煎餅「ピーナッツ煎餅」
10位 二葉堂「りんご小径」 - 長野県のご当地パン 小林製菓舗「牛乳パン」
- 注目のお菓子 八幡屋礒五郎「スパイス・マカロン」
<新潟>
- 1位 田中屋本店「笹だんご」
- 2位 浪花屋製菓「元祖柿の種」
- 3位 亀田製菓「サラダホープ」
- 4位 かなざわ総本舗「出陣餅」
5位 大阪屋「万代太鼓」
6位 ガトウ専科「夏花火パイ」
7位 大阪屋「流れ梅」
8位 菜菓亭(さいかてい)「河川蒸気」
9位 瑞花(ずいか)「おかきミックス」
10位 「ぽっぽ焼き」 - 新潟県のご当地パン 小竹製菓「小竹のサンドパン」
- 注目のお菓子 百花園「幻の洋梨タルト」
山梨でおすすめのご当地お土産
1位 山梨土産ならコレ!「桔梗信玄餅」
桔梗屋「桔梗信玄餅」 6個布袋入 1,296円
桔梗屋ウェブサイト
山梨県の1位は、全国的にもメジャーな「桔梗信玄餅(ききょうしんげんもち)」。発売開始は昭和43(1968)年で、昔から山梨県でお盆の時期に食べられていたあべかわ餅をヒントに開発されたんだとか。
小さな容器に3切れのお餅ときな粉がたっぷり入った「桔梗信玄餅」。別添えの黒蜜をたっぷりかけていただきます。「桔梗信玄餅」のシンボルとも言える風呂敷状の包装は、食べるときにあふれてしまうきな粉を受け止める役割も。近年は、桔梗信玄餅アイスや桔梗信玄生プリンなど、姉妹商品も続々登場しています。
2位 輝く羊羹の中にうぐいす餡が入った「くろ玉」
澤田屋「くろ玉」 8個入 1,382円
澤田屋ウェブサイト
青えんどう豆で作ったうぐいす餡(あん)に黒糖羊羹(ようかん)をまとわせた「くろ玉」は、創業明治44(1911)年の老舗・澤田屋の看板商品。薄い膜を張るように餡にまとわせた羊羹は、ひとつひとつ、熟練の職人たちの手作業のたまものだとか。
うぐいす餡には、4日間蜜煮したかのこ豆も入っていて、やさしい甘さがアクセントになっています。そのまま食べるのはもちろん、600Wの電子レンジで20秒加熱すると羊羹がとろけて、うぐいす餡もホクホクになっておいしいですよ。
3位 ペロリと1本食べ切れちゃう「イタリアンロール」
清月「イタリアンロール プレーン」 1本 2,380円
清月ウェブサイト
清月は昭和6(1931)年創業の老舗の和洋菓子店。「イタリアンロール」は1986年の発売以来、山梨県民に愛され続けているご当地スイーツです。
「イタリアンロール」は、外側のシュー皮が特徴的なのですが、このシュー皮がやわらかくてしっとりなめらか。フワッフワのスポンジと口溶けのよいクリームとシュー生地のバランスがとにかく絶妙なんです。1本が太く大きいのですが、軽くて口どけがいいので食べる手が止まらない! プレーン、チョコ、マロンの3種類がありますが、まずはプレーンでおいしさを確かめてみて。
山梨県のご当地パン パン酵母ベーカリーの元祖が作る「レモンパン」
丸十(まるじゅう)山梨製パン「レモンパン(クラシック)」 1個 181円
丸十山梨製パンウェブサイト
山梨県で創業103年。パン酵母の元祖老舗ベーカリーが作る「レモンパン」が、山梨県民のソウルフード。ドーム型のパンに小麦粉とマーガリンのビスケット生地をのせて焼いたパンで、レモンの皮に似ていることからレモンパンと命名されました。ほのかな甘さなので、食事パンとしても重宝されています。
甲府駅から徒歩5分にある本店は朝6時30分オープン。朝食用に焼き立てパンを買いに行けるなんて嬉しいですね。レモンパンも焼き立てが並んでいますよ。
長野でおすすめのご当地お土産
1位 ザクッと少し堅めの食感が心地よい「雷鳥の里」
雷鳥の里本舗 田中屋「雷鳥の里」 16個入り 1,188円
雷鳥の里本舗 田中屋ウェブサイト
「雷鳥の里」は長野銘菓として50年以上前から愛されるロングセラー商品。ザクッと少し堅めの欧風せんべいにまろやかな味わいのクリームを挟んだ欧風焼き菓子で、緑茶やコーヒーなどと相性抜群。食感のバランスがなんとも心地よく、何度食べても飽きないおいしさなんですよね。
パッケージに描かれているのが、雷鳥。3,000m級の北アルプスに生息する高山鳥で、日本の特別天然記念物に指定されています。北アルプスの登山土産としても「雷鳥の里」は欠かせません。
2位 栗の名産地・小布施町の逸品「栗鹿ノ子」
小布施堂「栗鹿ノ子」 ミニ594円、 小1,728円、 大2,614円
小布施堂ウェブサイト
良質な栗の産地として知られる長野県小布施(おぶせ)町に構える小布施堂は、約100年以上前から栗菓子を作り続けている老舗です。
「栗鹿ノ子」は、栗と砂糖だけで練り上げた栗餡に大粒の栗の実を入れた栗きんとん。毎年、秋に収穫された栗を鮮度のいい状態で素早く仕込むことで、栗の風味が生きた、なめらかな栗餡が出来上がるんだとか。「栗鹿ノ子」は、栗の実が3個入っているのが「ミニ」、8個入っているのが「小」、12個入っているのが「大」とサイズ展開が細やかなことも、お土産に最適なゆえんです。
3位 信州の幸がギュッと詰まった「みすゞ飴」
みすゞ飴本舗 飯島商店「みすゞ飴セロファン包装型」 角袋入19粒 630円
みすゞ飴本舗 飯島商店ウェブサイト
「みすゞ飴」は100年以上の歴史がある、寒天・グラニュー糖・水飴と国産果物の果汁で作るゼリー菓子。寒天特有のもっちりとした食感とジャムのような濃厚な風味に魅了されたファンが全国各地にたくさんいます。
「みすゞ」とは、信濃の国(今の長野)の枕ことば「みすゞかる」に由来。長野はフルーツ王国であり、実は寒天も長野の名産品。みすゞ飴は地産地消にこだわった本物志向のお菓子として、昔から愛されているのです。
長野県のご当地パン レトロなパッケージも人気の「牛乳パン」
小林製菓舗「牛乳パン」 1個 298円
小林製菓舗フェイスブック
昭和30年代に誕生したと言われているのが長野県でおなじみの「牛乳パン」。ふわふわのパンに白いクリームを挟まれていて、形は長方形や丸形などさまざま。県内各地のお店で作られています。
長野市豊野町の小林製菓舗の「牛乳パン」は、生地に牛乳と砂糖を練り込んだ真四角の分厚いパンに加糖練乳入りのホイップクリームがたっぷり。パンのほのかな甘さと濃厚なクリームが絶妙にマッチして、食べ飽きないおいしさ。レトロなパッケージを印刷したTシャツやトートバッグなど、オリジナルグッズも販売していて、長野土産として人気です。
新潟でおすすめのご当地お土産
1位 約500年前からある新潟のソウルフード「笹だんご」
田中屋本店「笹だんご(つぶあん入)」 5個箱入 1,080円
田中屋本店ウェブサイト
笹だんごは、新潟県で約500年前から食べられているソウルフード。あんこ入りのだんごを笹の葉で俵型に包んだもののほか、きんぴらやおかかなど、家庭のおかずを包んだものもあります。
田中屋本店は、昭和6(1931)年創業の和菓子・餅菓子・おにぎりの専門店。笹だんごの伝統的な作り方を踏襲しつつ、新潟産米、北海道産小豆、新潟産ヨモギなど原料にこだわって作っている。笹だんごの実演販売や笹だんご作りを体験できる工房もあるので、近くに行ったときは立ち寄ってみて。
2位 ハプニングから生まれた「元祖柿の種」
浪花屋製菓「元祖柿の種」 12袋缶入り 1,404円
浪花屋製菓ウェブサイト
柿の種の元祖と言われる浪花屋(なにわや)製菓が創業したのは大正12(1923)年。もともと小判形のあられを作っていたところ、餅を切り抜く小判形の金筒を創業者の妻が誤って踏みつぶしたことで柿の種に似た形のあられが出来上がったのが1924年のこと。まさに偶然の産物なのですが、100年たった今もなお柿の種はおやつやおつまみにといろんなシーンで大活躍ですよね。
浪花屋製菓の「元祖柿の種」は、ちょっとした手土産に最適な進物缶入りが大人気。中身は個包装になっているので、オフィスなどで分けて食べるのにもピッタリです。
3位 新潟限定だからお土産にピッタリ「サラダホープ」
亀田製菓「サラダホープ」 90g 248円
亀田製菓ウェブサイト
国内米菓業界のリーディングカンパニーである亀田製菓は、昭和21(1946)年に新潟県亀田町で創業。町の名前が社名の起源なんですね。「ハッピーターン」「亀田の柿の種」「ソフトサラダ」などがおなじみですが、それらよりも歴史が古いお菓子が「サラダホープ」。
サラダ油をからめて塩をまぶしたあられ「サラダホープ」の誕生は1961年。当時はあられと言えば醤油味が定番で、塩味は珍しかったとか。また、サラダ油も高価だったので、ただの塩味よりもサラダ味としたほうが新鮮な驚きがあったんだそう。「サラダホープ」は当時から現在に至るまで、ほぼ新潟県内限定で販売。お土産にすると喜ばれますよ。
新潟県のご当地パン 昭和から愛され続ける「小竹のサンドパン」
小竹製菓「小竹のサンドパン」 1個 162円
小竹製菓ウェブサイト
新潟県のご当地パンと言えば、サンドパン! コッペパンに甘めのホワイトバタークリームを挟んだ菓子パンで昭和の時代からずっと地元民に愛されています。
今年で創業100年を迎える小竹製菓は、独自製法発酵で1日2,000個のコッペパンを焼き、サンドパンをひとつひとつ手作りしています。焼き立てを食べてもらいたいという思いから地元中心で販売していますが、北陸自動車道の名立谷浜サービスエリアにも出来立てを配達し販売しているので要チェック!
<注目の甲信越お菓子>
山梨の注目のお菓子
3度も日本一を獲得! 「エレンバウム『時のなる木』ハードタイプ」
パティスリー ザ・エレン「エレンバウム『時のなる木』ハードタイプ」 Mサイズ(紙箱入)1,620円
パティスリー ザ・エレン ウェブサイト
全国のご当地バウムクーヘンの頂点を決める博覧会で過去3度の日本一に輝いているのが、こちらのバウムクーヘン「エレンバウム『時のなる木』ハードタイプ」。古くからドイツに伝わる伝統的なバウムクーヘンの原型のような焼き菓子です。
外はカリッと中はもっちりと、噛めば噛むほど香ばしいバターの香りがたまらない新感覚のバウムクーヘンに注目!
長野の注目のお菓子
七味唐辛子でおなじみの八幡屋礒五郎が作る「スパイス・マカロン」
八幡屋礒五郎「Kongen Sweetsスパイス・マカロン」 1,652円
Kongen Sweetsウェブサイト
最強のパワースポットとしても知られる長野市善光寺の門前で、参拝客でにぎわう七味唐辛子専門店が八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう)。創業元文元(1736)年の老舗です。その八幡屋礒五郎の手作りお菓子ブランド「Kongen Sweets」はご存じですか?
Kongen Sweetsは、七味唐辛子に由来する素材を使用したチョコレートや焼き菓子などの手作りお菓子のブランド。七味唐辛子に使われている素材と言えば、唐辛子、麻種(おたね)、紫蘇(しそ)、生姜、山椒、胡麻、陳皮(ちんぴ)。どれも主張を強く感じますが、独自の配合で程よくスパイシーでおいしいお菓子に仕上げています。おすすめは「スパイス・マカロン」。7つの味を食べ比べて、自分の好みを見つけてみて。
新潟の注目のお菓子
希少な新潟産ル・レクチェが堪能できる「幻の洋梨タルト」
百花園「幻の洋梨タルト」1個 324円
百花園ウェブサイト
新潟市の古町エリアに本店を構える百花園は、明治15(1882)年創業の和洋菓子店。歴史ある老舗ながらも、意欲的に新しいことを取り入れ、ここでしか食べられない個性豊かなお菓子を生み出し続けています。
ご当地土産におすすめなのが、新潟産の希少な洋梨ル・レクチェをのせた贅沢なお菓子。麦こがしと呼ばれる「はったい粉」を使って香ばしく焼いたクッキー生地、アーモンドとバターがたっぷりのタルト生地が土台となっていますが、洋梨の風味を生かすように甘さ控えめなのが嬉しい。大人の方に喜ばれるお菓子です。
甲信越のご当地土産は全国的に有名なものが多いですね! これを買えば間違いない、という銘菓が多いのは心強いばかり。お土産選びには、このランキングをぜひ参考にしてください。
ご当地お土産ランキング全国マップ