四国地方(香川・徳島・愛媛・高知)のお土産写真
文=白鳥紀久子

四国地方(香川・徳島・愛媛・高知)のもらって嬉しいお土産ランキング20選

四国地方(香川・徳島・愛媛・高知)のおいしい銘菓、JAF会員プレゼントもあり!

全国のJAF会員へのアンケートを基に、都道府県別に地元の人々が教えてくれた名物お土産をご紹介する「ご当地お土産ランキング」。第16回目は、四国地方(香川・徳島・愛媛・高知)エリア。地域の歴史を感じる伝統菓子から、ご当地ならではの調味料まで紹介します。まずは、各県のランキングの1~3位からご紹介します。

※2025年6月現在の情報です。内容は変更になる可能性があります。

四国地方(香川・徳島・愛媛・高知)でおすすめのご当地お土産ベスト10

<香川>

<徳島>

<愛媛>

<高知>

<JAF会員限定プレゼント>

<香川>でおすすめのご当地お土産

1位 塩釜をかたどった香川名物「名物かまど」

名物かまど

名物かまど 「名物かまど」 9個入 960円

香川県は伝統的に塩製造業が盛んな地域。その塩を炊くかまどをかたどったのが「名物かまど」で、1936年(昭和11年)に誕生した香川名物として知られるお菓子です。小麦粉と卵の生地で手亡豆(白いんげん豆)と卵黄で作った黄身餡を包んだやさしい味わいの饅頭です。

「名物かまど」のほか、「かまどパイ」も人気。バターが全体に染み渡り、しっかりとした食べ応えのある洋風焼き菓子です。

2位 しっとりなめらかな食感のとりこに「観音寺」

白栄堂「観音寺」

白栄堂 「観音寺」 10個(箱入) 1,300円

香川県の観音寺市と言えば、江戸時代の銭貨・寛永通宝をかたどった巨大な砂絵が有名。この寛永通宝に由来した焼き印が押された饅頭が「観音寺」です。地元では別名の「観音寺饅頭」を略して「観饅(かんまん)」と呼んでいます。

生地はやわらかいスポンジ風の食感。中の黄身餡は上質の練り切りのようななめらかさ。食べるとしっとりとしているのに、口の中でホロホロと広がり、素朴な甘さながら、贅沢な味わいです。

3位 形も堅さも武骨さが魅力「瓦せんべい」

宗家くつわ堂「瓦せんべい(中)」 8枚入 1,296円

宗家くつわ堂 「瓦せんべい(中)」 8枚入 1,296円

JR高松駅前にある高松城は、かつては玉藻城(たまもじょう)と呼ばれ、城周辺は城下町として栄えていました。この地で1877(明治10)年に創業したのがくつわ堂です。

創業時、さぬきの三盆白として有名な最高級の砂糖を使い、玉藻城の瓦にあやかり創製したのが「瓦せんべい」です。以来、代々焼き継がれ、今も昔も変わらない素朴な味わいが自慢です。形も堅さも瓦のイメージそのままの武骨さもまた魅力のひとつ。せんべいのサイズは、小、中、特大、特特大の4種類。中が定番サイズで、インパクト大の特特大は冠婚葬祭の引き出物などにすると喜ばれます。

香川県のご当地調味料 讃岐うどんに欠かせない「だし醤油」

鎌田醤油「だし醤油」 200mL ●●円、800mL ●●円

鎌田醤油 「だし醤油」 500mL 518円、200mL 270円 ※500mLは2本入から、200mLは3本入から販売

香川県民が愛してやまない讃岐うどんの代表的な食べ方が釜玉うどん。その釜玉うどんに欠かせないのがだし醤油です。

創業寛政元(1789)年。230年以上の歴史を持つ鎌田醤油は、香川県の代表的な醤油メーカー。看板商品「だし醤油」は、本醸造醤油に、さば節・かつお節・昆布の一番だしをブレンドした万能醤油。うどん以外にも、刺身や冷やっこ、また煮炊きものの調味料としても重宝しますよ。

<徳島>でおすすめのご当地お土産

1位 チョコと白あんでたぬきをイメージ「金長まんじゅう」

ハレルヤ「金長まんじゅう」

ハレルヤ 「金長まんじゅう」1個 140円

「金長まんじゅう」はほろ苦いチョコ風味の皮であっさりした白あんを包んだ饅頭。金長とは、阿波狸合戦という徳島県の民話に出てくるヒーロー的存在の狸の名前。「金長まんじゅう」は、その狸をたたえ、1937(昭和12)年、当時はハイカラなチョコレートを用いて、茶色い皮と白あんで狸のお腹をイメージして作られました。

卵と練乳の肌色の生地に黄身餡を包んだ「金長ゴールド」と「金長まんじゅう」の詰め合わせが定番土産として重宝されています。

2位 小豆で鹿の子模様を表した雅な菓子

小男鹿本舗富士屋「小男鹿(さおしか)」

小男鹿本舗富士屋 「小男鹿(さおしか)」 1棹1本入り 2,160円

「小男鹿」は、しっとりした舌触りが特徴の蒸し菓子です。カステラのような見た目ですが、カステラよりもきめ細かくて、食べると口の中でつくね芋と小豆の香りが広がる、上品な味わいの和菓子です。

小男鹿本舗富士屋は1870(明治3)年に徳島市二軒屋の地で創業。「小男鹿」は明治中期から作られていて、古歌にも詠まれた牡の鹿が「小男鹿」の由来。散りばめられた小豆が小鹿の毛並みのように見えることから命名された、徳島県民が愛するご当地お土産です。

3位 お母さんを思い出すやさしい味わい「マンマローザ」

イルローザ「マンマローザ」

イルローザ 「マンマローザ」 5個入 1,080円

イタリア語でお母さんを意味する「マンマ」と店名をかけ合わせた「マンマローザ」。国産小麦と徳島産牛乳を使って作られたミルク餡がたっぷり詰まった乳菓です。しっとりした食感と甘さが特徴で、お母さんのふくよかさ、あたたかさをイメージしたぽってりとした形をイメージしています。

イルローザは、創業者である夫婦二人で起こした飲食店のデザート部門が独立発展する形で昭和61(1986)年に創業。今や徳島県を代表する洋菓子メーカーとして、みなさん、おなじみですよね。

徳島県のご当地調味料 毎年6月中旬から予約開始「激辛薬味みまから」

徳島県「激辛薬味みまから」

美馬交流館 「激辛薬味みまから」 1瓶 933円

徳島県美馬市に古くから伝わる青唐辛子・みまから唐辛子を丁寧に輪切りし、ごま油で炒めて、醤油やかつお節などを加えた激辛調味料が「みまから」。みまから唐辛子は辛みが強いだけでなく、糖度が高いため、うまみもたっぷり。そのままごはんにのせて食べたり、マヨネーズと和えてトーストに塗ったりしても最高!

毎年6月中旬から予約を開始し、なくなり次第販売終了になる人気商品です。気になる人は即チェック!

<愛媛>でおすすめのご当地お土産

1位 柚子の風味豊かな「一六タルト」

一六本舗「一六タルト 柚子」

一六本舗 「一六タルト 柚子」 1本(11切れ) 1,058円

やわらかな生地で柚子(ゆず)を加えたこし餡を「の」の字に巻いた和菓子「タルト」は、愛媛県で昔から親しまれているお菓子。発祥は江戸時代にさかのぼり、久松家初代松山藩主・松平定行公がポルトガル人から製法を教わったと伝わっています。断面が「の」の字になっているのが特徴で、愛媛県内の多くの菓子店で作られています。

一六本舗は1883(明治16)年創業。しっとりやわらかなカステラ生地と柚子の香りが際立つこし餡のバランスが絶妙。柚子以外に定番商品の「宇治抹茶」をはじめ、「塩レモン」「甘夏みかん」など、季節限定の一六タルトも人気です。

2位 愛媛県民の定番土産「母恵夢」

「母恵夢」

母恵夢 「母恵夢」 袋6個入 810円

「母恵夢」と書いてポエムと読む、愛媛県人なら誰でも知っているお菓子です。しっとり軽い生地は、バターをたっぷり使用。中に詰まっているのは、丁寧に炊き上げた白餡に卵黄を練り込んだ黄味餡です。手に取るとずっしり重くて、結構大ぶりなことに驚くはず。ミルクのやさしい香りとまろやかな甘みに思わずほっこり!

母恵夢よりひと回り小さい「ベビー母恵夢」や生地に鳴門金時芋、アーモンドペーストを加えた「生母恵夢」など種類が豊富なので、コンプリートしたくなりますね!

3位 入手困難の幻のスイーツ「霧の森大福」

霧の森菓子工房「霧の森大福」

霧の森菓子工房 「霧の森大福」 8個入 1,296円

店頭では週末には大行列、ネット通販は100倍越えの抽選倍率。入手困難の幻のスイーツ、と呼ばれているのが「霧の森大福」。愛媛県のご当地茶葉で農薬に頼らず栽培されている新宮茶(しんぐうちゃ)を贅沢に使ったスイーツです。

上品なこし餡&生クリームを抹茶を練り込んだ餅で包み、さらに抹茶をたっぷりまぶした四重構造の贅沢な大福で、霧の森菓子工房の新宮本店と松山店などで販売しています。

愛媛県のご当地調味料 甘くて滋味深い「伊予のみそ」

ギノー味噌「伊予のみそ」

ギノーみそ 「伊予のみそ」 600g 540円

愛媛県のご当地味噌といえば、麦味噌です。大豆に麦麹と塩を加えて作る香りも甘みも強い味噌です。1953(昭和28)年創業のギノーみそが作る「伊予のみそ」は、麦味噌の中でも類を見ない麹歩合の高さと独特なまろやかな甘みと滋味が特徴。非加熱なので酵母菌は生きたままの状態なんですよ。

ギノーみそは、正式名称を義農味噌と言います。その名は、享保の大飢饉(だいききん)の際に地域農業を救ったとされる愛媛県松前町の農民・義農作兵衛翁に由来しているんだとか。幼稚園・保育所・小学校などで手作りみそ教室を開催したり、 愛媛の麦みそ食文化の伝承に力を入れている企業なんですよ。

<高知>でおすすめのご当地お土産

1位 原材料&製法にこだわった「特撰芋けんぴ」

芋屋金次郎 「特選芋けんぴ」

芋屋金次郎 「箱入り特撰芋けんぴ」 375g×2 2,500円

細長く切ったさつまいもを油で揚げ、糖蜜を絡めた芋けんぴは全国的にメジャーなお菓子ですが、元々は高知県の郷土菓子。高知県では江戸時代から小麦粉を棒状に焼き固めて作った干菓子のことを「けんぴ」と呼んでいたため、芋で作った細長い菓子を芋けんぴと呼ぶようになったとか。

芋屋金次郎は、芋けんぴの国内シェア50%を占める高知県の老舗メーカー・澁谷食品のオリジナルブランド。さつまいも、揚げ油、糖蜜など、原材料にこだわったワンランク上の芋けんぴが評判です。全国に8店舗ある直営店は揚げ工房を併設しているので、揚げたての芋けんぴが味わえるんですよ。

2位 しっとりホイルで焼き上げた「かんざし」

浜幸「かんざし」

菓舗浜幸 「かんざし」 4個入 648円

1952(昭和27)年創業の菓舗浜幸の「かんざし」は、高知県民謡・よさこい節にうたわれている悲恋の物語にちなんだお菓子です。パッケージを開けると、ホイルに包まれた状態なのでびっくりするけれど、これはホイルに包んで蒸し焼きにしているから。

ホイルを開けると、かんざしの模様の焼き印が。食べてみると、しっとりとしたマドレーヌ風の生地の中に、ゆず風味の白餡が入っていてコーヒーにも合いそうな和洋折衷の味わいです。素朴な甘さながら贅沢な味わいで、長年のファンが多いのも納得です。

3位 特製そぼろの食感が楽しいひと口和菓子「土左日記」

青柳「土左日記」

菓子処青柳 「土左日記」 15個入 1,944円

「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり」の書き出しで知られる『土佐日記』。日本最初の日記文学で紀貫之が土佐から京に帰る道中に起きた出来事が書かれています。

1936(昭和11)年創業の菓子処青柳の「土左日記」は、紀貫之をしのんで作られた土佐名菓。和綴じの古書を思わせる趣のあるパッケージの中には、小ぶりの餅菓子が。厳選した小豆のこし餡を求肥(ぎゅうひ)でくるみ、ホロホロッとした食感のそぼろをまぶした、ひと口サイズの和菓子です。2025年春には「土左日記 ゆず」を発売。高知県産ゆず果汁とゆず皮で炊き上げたゆずあんを包んだ新作です。

高知県のご当地調味料 酢と同じように使える柚子果汁「ゆず酢」

土佐山マルシェ 「土佐山果実山育ち柚子果汁 塩なし」

土佐山マルシェ 「土佐山果実山育ち柚子果汁 塩なし」300ml 1,296円

高知県では柚子を絞ったものを「ゆず酢」と言いますが、酢は入っておらず、柚子のしぼり汁100%。甘さを加えて柚子ドリンクとして楽しむのはもちろんですが、一般的な酢と同じように寿司や刺し身、サラダなどに香りづけ、風味づけとして使われます。

土佐山マルシェの「土佐山果実山育ち柚子果汁 塩なし」は、高知県土佐山地域で育てている栽培期間中無農薬柚子のしぼり汁で作られています。保存のための塩なども添加されていない天然果汁100%なので、消費期限は製造日から半年です。

注目の銘菓

香川の注目のお菓子 讃岐名物の和三盆がたっぷり「和三盆ぷりん」

夢菓房たから「和三盆ぷりん」 2個入 770円

夢菓房たから 「和三盆ぷりん」 2個入 770円

和三盆は香川県の名物で高級な砂糖のこと。普通の砂糖とは素材や製法が異なり、自然で上品な甘味、すっと溶ける口あたりが和三盆ならではの持ち味です。夢菓房たからの「和三盆ぷりん」は、讃岐特産の和三盆を使い、微妙なトロッと加減に焼き上げています。濃厚でクリーミーなプリンと和三盆のやさしい甘さがたまりません。

夢菓房たからは、香川県高松市に昭和11(1936)年創業。旬の果物を使った「フルーツ大福」は整理券が配られるくらいの大人気商品です。

徳島の注目のお菓子 味も見た目もおしゃれ「阿波 藍チーズラングドシャ」

ボン・アーム「阿波 藍チーズラングドシャ」

ボン・アーム「阿波 藍チーズラングドシャ」 9枚入 1,080円
藍食人ウェブサイト

徳島県の伝統産業である藍染め。染料としてだけでなく、藍の実や葉は食べ物としても親しまれていました。古くから「藍職人は病気知らず」と言われ、藍はその栄養価や機能性から、近年ではジャパンフードとして注目されています。

「阿波 藍チーズラングドシャ」は、徳島県産タデ藍乾燥葉を練り込んだ薄焼きクッキーで、ゴルゴンゾーラ入りのホワイトチョコレートを挟んだラングドシャ。ちょっとクセのある個性的な味わいで、コーヒーや紅茶だけでなく、ワインとも相性抜群!

愛媛の注目のお菓子 とろける食感がごちそう「丸ごとみかんチーズケエキ」

道後ミルクチーズケエキ「丸ごとみかんチーズケエキ」

道後ミルクチーズケエキ 「丸ごとみかんチーズケエキ」1個580円

3,000年もの歴史がある道後温泉は、兵庫の有馬温泉、和歌山の白浜温泉と並ぶ日本三古湯のひとつ。道後温泉の温泉街は、四国で最も県外からの観光客が集まる観光地と言われていますが、そこに2020年に店を構えたのが、道後ミルクチーズケエキです。

このチーズケーキは、標高1,300mの高原で育った乳牛の生乳から作る「四国カルスト高原牛乳」を使い、 そこから作られたカッテージチーズで仕上げています。一番人気なのが「丸ごとみかんチーズケエキ」。愛媛県八幡浜の温州みかんを丸ごと1個使用した愛媛らしいご当地チーズケーキで、チーズの口どけの良さと甘酸っぱいみかんのハーモニーが最高なんですよ。

高知の注目のお菓子 四万十の旬が詰まった「四万十(しまんと)ショコラシュトーレン」

カゴノオト「四万十ショコラシュトーレン」

カゴノオト 「四万十ショコラシュトーレン」 3個入 1,800円

シュトーレンはクリスマスを迎える4週間前から一切れずつ食べ始める習わしのあるドイツ発祥の伝統的なお菓子。カゴノオトは、高知県四万十市で季節ごとに採れる果物や野菜を使って、クリスマスシーズンに限らず一年中、シュトーレンを作っているお店です。

通年販売している「四万十ショコラシュトーレン」は、チョコベースの生地にいちご、金柑(きんかん)、ゆずのラム酒漬けを混ぜ込んだ濃厚な味わいが特徴。ほかにも、11~12月、3~5月、7~8月に限定販売されるシュトーレンがあり、どれも予約必須の人気商品。中でも11〜12月の限定の「1年かけた四万十の旬でつくるシュトーレン」は完売してしまうので11月までに予約しておくと安心です。

JAF会員限定 ハレルヤ「金長まんじゅう」をプレゼント

ハレルヤ「金長まんじゅう」

チョコ風味の生地で自家製白あんを包んだ徳島銘菓、「金長まんじゅう6個入り」を3名様にプレゼントします。ご希望の方は下記応募ボタンからご応募ください。


※ウェブ応募のみとなります。
※応募は1名様1回のみ可能。応募後の応募内容の変更はできません。
・応募方法:上記応募フォームをクリックしてログインIDとパスワードを入力。
※応募にあたってはJAFマイページと同じID・パスワードでのログインが必要です。
・当選者数:3名(当選者には、8月中旬までに賞品を発送いたします)
・応募締切:7月23日(水)

四国地方のご当地土産、いかがでしたか? ずっと受け継がれてきた味から、伝統と革新を感じさせる個性豊かな一品まで、幅広いラインアップでご紹介しました。ウェブで購入できるものも多いので、気になるものがあったらお試しください。

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