蒜山大山スカイライン(岡山県)。幻想的な雲海が現れる高原ルート
絶景写真の専門家が、厳選したドライブコースをお届け
幻想的な雲海が現れる高原ルートの、蒜山大山スカイライン(岡山県)を走ります。四季折々で輝く絶景に出会えるドライブコースを、日本の隅々まで走り尽くした写真家の須藤英一さんが紹介。
日本百名山を間近で感じる快走路
岡山県北部の蒜山(ひるぜん)高原は標高約500mにあり、西日本を代表するリゾート地の一つで、日本最大級のジャージー牛の産地としても有名である。大山(だいせん)は鳥取県にある標高1,729mの山で、日本百名山や日本百景にも選定されている鳥取県のシンボルである。この蒜山と大山を結ぶ観光道路が蒜山大山スカイラインである。周辺は大山隠岐(だいせんおき)国立公園に指定されている。
写真2 天気や時間が合えば、雲海を見ることもできる
ジャージー牛たちがのんびりと草を食む牧歌的な風景の蒜山高原から進むと、しばらくは森の中を走るが、少しずつ空が開けてくる。昔は有料道路だったため、道は整備されていて急なカーブも少なくとても走りやすい。蒜山高原の中、緩やかな上り坂を快走していると大きなヘアピンカーブに来る。ここにこの道の最大の観光ポイント「鬼女台(きめんだい)展望休憩所」がある。
道中の展望台は絶景のパノラマビューだ
写真3 蒜山大山スカイラインの岡山側の入り口には石碑が設置されている
標高900mの高台にある鬼女台展望休憩所は絶景パノラマが楽しめるビュースポットとして人気がある。北には雄大にそびえる名峰大山を眺め、東には蒜山の緑の高原地帯が広がり、町並みが一望できる。日の出や夕焼けを楽しむ展望台でもあり、時には日の出とともに幻想的な雲海が広がることもある。さらに大山へ向かって走ると、見返(みかえり)峠を越えて大山環状道路に出て道は終わる。ここを左へ行くと大山が目の前にそびえ立つ鍵掛峠展望台に着く。
蒜山大山スカイライン(岡山県)データ
蒜山大山スカイラインへは、米子自動車道の蒜山ICから道続きに進む。右手に大山・鏡ヶ成方面の看板を左折するとアクセス可能だ。冬季は通行禁止になるので、道路状況などは道路交通情報関連のウェブサイトで確認が必要だ。
本内容は、須藤氏が撮影したときの情報を基に編集しています。詳細については、お出かけ前に最新の情報をご確認ください。
蒜山大山スカイライン近くの日本遺産は、こちらをチェック!
【テンプレ】
日本遺産
とは、文化庁が地域の歴史的魅力や特色を通して、我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として認定する制度です。
蒜山大山スカイラインが走る岡山県にも日本遺産があります。ドライブの続きで訪れてみてはいかがでしょうか?

須藤英一
1956年東京生まれ。アバコ撮影スタジオを経て1981年フリーカメラマンに。1985年から雑誌『アウトライダー』でツーリング写真の撮影を開始。以来、日本の道や風景をテーマにした写真を撮り続けている。『秋冬色の風景ドライブ―絶景の道を求めて』(2009年/JAF出版社)、『新・日本百名道』(2014年/大泉書店)など著書多数。 日本の絶景・Japan Beautiful Landscape
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