東京ゲートブリッジ(東京都)。東京湾を渡る巨大なトラス橋は別名「恐竜橋」とも呼ばれる
絶景写真の専門家が、厳選したドライブコースをお届け
東京湾を渡る巨大なトラス橋・東京ゲートブリッジ(東京都)を走ります。四季折々で輝く絶景に出会えるドライブコースを、日本の隅々まで走り尽くした写真家の須藤英一さんが紹介。
東京湾を走り抜ける快走路・東京港臨海道路の東京ゲートブリッジ
東京港の江東区若洲と大田区城南島を結ぶ約8kmの東京港臨海道路は、信号も少なく一気に東京湾を走り抜ける快走路。直線の道路で見通しもよい。本来は東京港の物流促進のために作られた道路で、湾岸エリアの混雑緩和に役立っている。この一部で中央防波堤と若洲を結ぶのが東京ゲートブリッジで、2012(平成24)年2月12日に開通した。
写真2 トラス構造の東京ゲートブリッジは別名「恐竜橋」とも呼ばれる(撮影エリアは地図2を参照)
この東京ゲートブリッジは東京国際空港(羽田空港)の飛行ルート上にあるために高さに制限があり、一方で東京港に入る大型船舶が航行できるよう橋桁の下は高く設定しなければならなかった。そのため吊り橋や斜張橋ではなく、鋼材を三角形に組み合わせたトラス構造となっている。その姿が、恐竜が向かい合っているように見えることから「恐竜橋」とも呼ばれる。長さがレインボーブリッジの約3倍、高さが90m近くある橋からは、湾岸沿いの東京の眺めが楽しめる。
写真3 夜になるとライトアップされる東京ゲートブリッジ(撮影エリアは地図3を参照)
海の上からは360度のパノラマで都会の景色が楽しめる
海の上からの眺めはとても気持ちよく、お台場方面から東京タワーやスカイツリーまで、東京の中心部がほぼ360度のパノラマで楽しめる。夜になると大都会の美しい夜景も楽しめるが、橋自体もライトアップされ美しい姿を見せてくれる。若洲海浜公園に車を止めるとこの橋の面白い形を間近に見ることができ、日によっては、橋上にある歩道部を歩くこともできる。
東京ゲートブリッジ(東京都)データ
若洲と大田区の海の森公園付近を繋ぐ全長2,618mの橋。大型客船も通る東京の海の玄関でもある。東京湾を一望できる人気スポットでもあり、多くの人々がドライブや散歩などに訪れる。夜には東京ゲートブリッジ自体も美しくライトアップされ、若洲公園や海の森公園から美しい景観を楽しむことができる。東京ゲートブリッジからレインボーブリッジを通るドライブコースはロマンチックな夜景を楽しめ、デートスポットとしても好評だ。首都高速湾岸線・新木場ICより約4km。一般道路なので特に料金はかからず、車での通行はいつでも利用可能。徒歩での散歩は通行時間制限がある(公式ウェブサイトを参照)。徒歩での散歩をするには昇降設備付近にある若洲公園の駐車場を利用するのが便利。1回500円とリーズナブルな価格で、安心して利用できる。
本内容は、須藤氏が撮影したときの情報を基に編集しています。詳細については、お出かけ前に最新の情報をご確認ください。

須藤英一
1956年東京生まれ。アバコ撮影スタジオを経て1981年フリーカメラマンに。1985年から雑誌『アウトライダー』でツーリング写真の撮影を開始。以来、日本の道や風景をテーマにした写真を撮り続けている。『秋冬色の風景ドライブ―絶景の道を求めて』(2009年/JAF出版社)、『新・日本百名道』(2014年/大泉書店)など著書多数。 日本の絶景・Japan Beautiful Landscape
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